おそ松さんのネタバレと感想！第2期アニメが放送スタート

昭和が誇るギャグ漫画のレジェンド・赤塚不二夫先生の代表作
『おそ松くん』がタイトルも『おそ松さん』と少しだけ改め
主人公の六つ子やその仲間たちが大人となって帰ってきました。

 

20歳となった六つ子たちは
子どもの頃の輝きをとうの昔に置き忘れ
6人揃って全員が実家で無職のニート暮らし。

 

そんな彼らの日常を面白おかしく
ハチャマチャに描いた破壊的ギャグ漫画。

 

 

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おそ松さんのあらすじ！昭和から平成へと再び活躍する六つ子たち

 

伝説の赤塚ギャグの主人公らが大人へと成長し
彼らのその後を描いた物語。

 

ごく平均的な家庭である松野家には
長男のおそ松を筆頭にカラ松、チョロ松、一松、十四松
そして末っ子のトド松という“六つ子の兄弟”が居ました。

 

ところが彼らは20歳を過ぎてもまともな定職に就かず
6人ともに親の脛を齧ったままの
いわゆる“ニート”生活を続けていたのです。

 

お金もなく、仕事もなく、さらには人望も学歴も
彼女もいない六つ子たちですがそれぞれ独特な個性で
周りを混乱と騒動の坩堝へと巻き込みます。

 

ニートで童貞。

 

そんなどうしようもない彼らでしたが
笑いとあきれのなかにも時にはやさしく
またホロリともさせてくれるそんな六つ子の魅力が
沢山つまったコミカライズ作品です。

 

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おそ松さんのネタバレ！アニメから派生した作品

 

本作は赤塚不二夫さんの作品『おそ松くん』を原作としていますが
実はアニメ版『おそ松さん』のコミカライズ作品なのです。

 

アニメ版の『おそ松さん』も『おそ松くん』を原作とした作品でしたが
その内容はかなり過激で多くの女性ファンを取り込むと同時に
世間を大きく賑わせました。

 

さらには内容も「ニート」や「ブラック工場」など
現代の“闇”などが盛り込まれており
ギャグ漫画であるのと同時に
風刺漫画の側面も垣間見せてもくれるようのです。

 

原作となった『おそ松くん』では主人公の六つ子たちの
基本設定は10歳(小学5年生)でしたが
先述したよう本作『おそ松さん』では六つ子は20歳を過ぎた
ダメな大人として描かれています。

 

この6人の性格も原作の「よくある子供」っぷりから大きく逸脱し
ダメな大人の手本とも言える具合に
おもしろ悪い方向へと成長を果たしているようです。

 

例えば長男のおそ松は小学生の心を持つ奇跡のバカっぷり。

 

次男のカラ松は傍目からも恥ずかしいほど
自分の世界に浸るカッコつけ。

 

三男のチョロ松は自意識が高いものの
実はあまり真面目ではなくズル賢い。

 

四男の一松は自分への評価が低く
内に籠もりがちなちょっとアブナイ奴。

 

五男の十四松は異常なテンションの持ち主で
なんだかわけがわからない感じ。

 

末っ子のトド松は計算高くあざといタイプ・・・なのです。

 

また六つ子以外にもトト子ちゃんやイヤミにチビ太など
『おそ松くん』に登場した個性豊かなキャラが
パワーアップし多数登場しています。

 

さらにアニメ版『おそ松さん』の
はっちゃけギャグも健在のコミカライズ作品なので
アニメからファンになった方にも安心して読める
作品なのだと巷で囁かれている作品です。

 

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おそ松さんの感想！ダメ兄弟なのになぜだかほってはおけない

 

大人になっても定職も無く
親のスネを齧るのみのニートな六つ子。

 

そのうえ6人とも「ダメンズ」揃いで
性格もそれぞれが別々な意味で難あり。

 

こんな兄弟はただの困り者の集まりでは？と
知らない人なら誰もがそう思ってしまうのでしょう。

 

ですがこの『おそ松さん』を読んでみれば
彼らが「ダメンズ」なだけではなくとんでもない魅力を持った
6人であることがわかるかと思います。

 

己の欲望のためならば兄弟であろうと
相手の邪魔や足を引っ張ることもやぶさかではない。

 

こんなどうしようもない六つ子ですが
時には相手を思いやり思わずホロリとさせられる
そんなちょっとだけズルくも素敵な兄弟なのです。

 

また時間に追われ続けあくせく働くことのみが
目的となった世の中に対しても
こんなダメな奴らでもそれなりに楽しく暮らせていると
ある意味で反面教師的な“新しい指針”と
受け取ってもいいかもしれません。

 

何よりこんな彼らの生き方、考え方に魅力を感じ
六つ子それぞれに多くの女性ファンが存在する事実こそが
それらを如実に物語っているのですから。

 

昭和の古きよきギャグ漫画が平成でその姿を変えながら
再び多くのファンを取り込んだ『おそ松さん』。

 

未読の方は是非とも新たなはっちゃけギャグの世界を
体感してみてはいかがでしょうか。

 

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