ウェルザード先生・原作、小倉祐也先生・漫画の作品の
命を分けたきみと、人生最後の夢をみる。
突然の交通事故で死んでしまったミナは
同じ事故に巻き込まれたヒロムと
残り１年の余命を半年ずつ分け合うことに・・・。
突然人生が残り半年になったしまった２人が
それぞれに選んだこととは・・・？！
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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命を分けたきみと、人生最後の夢をみるのあらすじは？
学校帰り友達のエリカと信号待ちをしていたミナは
信号無視をして歩道に突っ込んできた
車に跳ね飛ばされて死んでしまいました。
次に目が覚めると目の前に長い長い階段が見えます。
周りを見渡すと自分の頭の上に手で触れることができない
輪っかが乗っていました。
そして横にはさっき近くで信号待ちをしていた男の子・ヒロムがいて
急にさっき事故に遭って死んでしまったのだと実感します。
自分の人生を振り返りあの人に会えたことだけが
一番の幸せだった様な気がするとそう思ったミナ。
ふらふらと階段へと昇るミナを見て
ヒロムが昇るつもりなのかと引き止めます。
「ようこそ死後の世界へ。」
そこへ自らを天使だと名乗る人物が現れその天使が言うには
階段は天国へとつながっていますが困ったことが起きたようです。
2人が同時に死んでしまったことで
どっちのものなのか分からなくなってしまった
約１年の余命が残っていたというのです。
どちらかわからないもののあと一年生きられる・・・。
その望みをミナもヒロムも譲るわけがなく
2人は１年の余命をめぐって言い争いに。
そこで言い争いを見かねた天使は１年の余命を
半分ずつに分けたらどうかと提案。
言い争い続けるよりはと2人はその提案を受け入れますが
余命を半分ずつにするには条件が２つあるのだと言います。
命を分けたきみと、人生最後の夢をみる
その条件とは――・・・。
①余命を分け合った二人は１日に１回必ず会わなければいけないということ。
②今後の人生で幸せを感じると余命が消費されるということ
後一度だけ幸せを感じられればそれでいいと言い切るヒロム。
それを見てカッコつけちゃってとイライラしながら
ミナもその条件に納得し
2人は半分ずつの余命を天使から与えられたのです。
気が付くとミナは事故直後に戻ってきていました。
目の前には号泣してミナの名前を呼んでいるエリカの姿。
なんで泣いてるのかとミナが声をかけると
ミナが生きていたことにエリカは大喜び。
生き返ることができたと実感したミナですが
周りには死んでしまった人もいるようです。
突然、背後からヒロムの声が聞こえました。
悪い夢だと思いたかったとヒロムはそう言いながら
ミナの首元近くに表示されている数字を指さし
これが余命かと言います。
その数字はミナとヒロムにしか見えていないようです。
そして手を差し伸べるヒロムに
思ったよりいいやつじゃんと手を出したミナですが
ところがヒロムは手をさっと引きます。
ミナに１日に１回会うために
連絡先を受け取ろうとしただけだったのです。
一瞬でもいいやつだと思ってしまったミナはプルプルと怒りをこらえ
何の話をしているのかわかっていないエリカに
ヒロムと共に連れられてファミレスに向かったのでした。
一度死んで余命を分け合った二人はこの先・・・？
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命を分けたきみと、人生最後の夢をみるのネタバレとその後の展開は？
死んでからの経緯を話すと信じがたい話だけど・・・
とミナの頭の出血が治っていることから2人の話を信じてくれたエリカ。
どの程度の幸せだと寿命は減るんだろうと話し
ジュースを組みに入れようと立ち上がったミナですが
憧れの先輩・楠本にぶつかってしまいます。
楠本先輩は高校の卒業生でミナが前に好きになった相手。
好きだった相手に会えてきゅんとしたミナですが
寿命は１日減っていました・・・。
それからも話すたびに１日ずつ減っていくミナの余命。
嬉しすぎて自分では話すのをやめられないミナを見ていられず
ヒロムはミナに声をかけました。
ハッと気づいたミナは先輩に友達といるからと
話を切り上げようとしますが
ミナに会いたかったという先輩を振り切れません。
どうしようかとそう思ったそのとき
ヒロムがミナの体を引き寄せ
事故にあったばかりだからとかばってくれます。
またメールするからとやっと先輩を振り切れたミナ。
楠本先輩にはフォロー入れとくと先にエリカが帰り
ヒロムと2人で帰路につきました。
幸せを感じると余命が減ることのつらさを実感したミナは
悩んだって寿命が延びるわけじゃないけど
ただ命が尽きて死ぬなんて嫌・・・。
そう思ったミナは『自分が生まれた意味』を
見つけることにしたのです。
次の日、寿命が尽きてしまった夢を見たミナは
いやだあああと大声を上げて目を覚まし
この夢は警告かとそんなことを考えながら学校の準備。
学校へつくとエリカは寿命のことを知っていても
いつもと変わらず接してくれそれがミナの唯一の救い。
何のために生まれてきたのか？
その問いをエリカにしてみたミナでしたが
そんなのまだわからないと言われてしまいます。
同級生の小室シンにも聞いてみると
好きな人と出会うためかなと答えが返ってきました。
でもその理由にはミナは納得できず
きっとシンと私の答えは違うんだと思ったのでした。
放課後、職員室に呼び出されたミナとシン。
進路を決めろと先生に言われますが
決めても意味ないと言うミナに余命のことなど知らない先生は
この先どう生きていくのかしっかり考えなさいと怒ります。
ミナはこの先なんてない人はどうすればいいのかと涙を流し
進路なんていらないと飛び出して行ってしまいました。
こんな気持ちわかる人なんて・・・。
命を分けたきみと、人生最後の夢をみる
追いかけてくるシンを振り払い校門を走り抜けたミナは
ヒロムにぶつかりミナのことが好きなシンは
ヒロムを見て誰だこいつと剣幕です。
ヒロムの寿命を見たミナは驚きます。
ヒロムの寿命は１日しか減っていなかったのです。
シンの剣幕さからエリカの提案で
ファミレスへと向かうことになった4人。
エリカが何か考えがあるのかと思っていたミナでしたが
ただの苦し紛れでファミレスを提案しただけ。
ヒロムに執拗に詰め寄るシン。
ヒロムはシンがミナのことを好きだということを
本人の前で言い当て当てられたシンは
どさくさに紛れて告白しました。
ミナの余命を覗き見たヒロムはミナが告白によって
心を動かされていないと知り
ミナは何とも思ってないようだとシンに告げます。
それでもシンはあきあめられない
もし一週間後に死ぬと分かってても俺は告白すると
ヒロムにつかみかかりました。
「なったこともないやつが軽々しく死（それ）をくちにすんな。」
ヒロムはそう言い残して席を立ち
雨の中外へ出て行ってしまいました。
追いかけて外へと出たミナはヒロムを呼び止め
その眼には涙か雨かわからないものがきらりと光っていました。
残された余命はあと半年。
ミナとヒロムはそれぞれの
残り少ない人生をどう生きていくのか・・・？！
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命を分けたきみと、人生最後の夢をみるの感想は？
主人公が事故に遭って死んでしまうシーンから始まる本作。
衝撃的な始まり方とまさかの余命が残っていて
生き返るという展開に思わずこの先はどうなるんだろう・・・
と読み進めたくなってしまいます。
絵は少女漫画っぽい感じで人によっては
嫌いな絵ということもあるかもしれません。
命を分けたきみと、人生最後の夢をみる
主人公のミナはいろいろなことにすぐに幸せを感じて
寿命を減らしてしまうのとは反対にヒロムは冷静で
幸せを感じて寿命を減らすということが中々ありません。
そんな相対的な2人が徐々に近づいていくところは
ドキドキして気になってしまうこと間違いありません。
もしも自分がミナやヒロムのようになったら・・・
そんな風に考えながら読むのも面白くてオススメですよ！
ぜひ一度読んでみてくださいね。
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