ストーリーな女たち ブラックで掲載の木元紀子先生の作品
ブスが7億円もらったら~最下層のクズ~。
親もいなく18歳で施設も出されて
貧困女子のハル。
同級生は大学生になりキラキラした生活を送り
それに比べて自分は不幸・・・。
そんなとき高校時代に憧れていた
リオウくんからの連絡。
しかしリオウくんは死ぬ気で頑張ると
闇金に借金をしようと・・・。
困っているリオウくんを助けたい
ハルが選んだのは――・・・。
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ブスが7億円もらったら 最下層のクズのあらすじは?
ピンサロでお客を出迎える女性・・・
その姿はなぜかマスクをかぶっている・・・。
マスクをしていたことでふざけるなと
お客は女性のマスクを取り顔を見ると――・・・。
1ヵ月前――。
小田島ハルは乾物屋に就職し働いていました。
お得意先を回るからサンプル商品を
車に積んで欲しいと頼まれたり
伝票をまとめておいて欲しいと頼まれると
一度にいっぱい言われてもと文句を・・・。
高校を卒業してまだ3ヵ月だし
施設育ちということもあるからと
会社では温かく見守ってくれ
みんなにも心を開いてくれたらと
ハルのことを思ってくれていました。
しかしハルは乾物屋なんでダサいと
しかも給料15万ということに
不満を感じていたのです。
そして携帯を片手に見るSNSには
高校の時の同級生が大学生になり
楽しそうな姿が映っていました。
そんな友達の姿を見てハルは
自分は親もいなくて18歳で施設も出されて
貧困女子で不幸だと思っていたのです。
またハルが高校時代に憧れていた
リオウくんの画像を見ていると
リオウくん本人から着信が・・・。
ビックリしながらも電話に出ると
なぜかリオウくんは泣いています。
話しを聞くとサークルで大きなパーティを企画したものの
予算を持ち逃げされたと言うのです。
しかも責任者のリオウくんが急きょ100万円を
作らなければいけなくなったと・・・。
久しぶりの電話なのにごめんと謝るリオウくん。
ハルの声が聞けて少し落ち着いたと
話しを聞いてくれてありがとうと言うのですが
続けてこう言うのです。
「僕 死ぬ気で頑張るね」
死ぬ気と言われたことでハルは焦ります。
どういうことかと聞いてみると
貯金とか人から借りたりして集めているけど
どうしてもあと25万たりないらしく
闇金にいくしかないと言うのです。
憧れていたリオウくんが困っていると
ハルはお金は自分が何とかすると言い出したのです。
ブスが7億円もらったら~最下層のクズ~
そしてハルが向かったのはピンサロの面接。
貯金なんかなかったハルはリオウくんのために
こうするしかないと思ったのでした。
事務室で履歴書を渡すと笑われてしまいます。
「こりゃまたひどいドブスがきたね~
そんな顔面と体型でよくオンナを売ろうと思ったね」
こう言われ更には履歴書に書いた
『キスはNG』ということも
その顔で乙女かと笑われてしまうのです。
怒ったハルは帰ろうとしますが
ブスでも使い道はあるとある物を渡されます。
ついにお客を取ることになったハルですが
お客はハルを見てびっくりします。
そう、下着姿にマスク・・・。
マスクをかぶって接客なんて絶対無理と
ハルは思っていたのですが
お客には大して関係なかった様子。
デブ専の客たちには若いカラダと
処理してくれる口があればOK。
お店の時給は3,000円で
指名が付けばプラスもう1,000円。
昼の仕事のあと働くだけでも
1日1万円以上にはなる。
毎日のように出勤すれば1ヶ月後のパーティーまでに
25万なんて余裕と思っていたハル。
しかしピンサロはとにかく客の回転が早く
早い客だと15分でフィニッシュということもあり
1日に何人も相手しないといけなく
アゴが疲れてしんどく
毎日出勤なんて無理だったのです。
ハルは週3回が限界と思いながらも
リオウくんに渡すお金のために頑張りますが
予定外のことに間に合わない状態・・・。
どうしようかと思ったとき
お客のカバンが開いていて
財布を抜き取りました。
最初はばれるかもとドキドキしながらでしたが
2万円もうまく盗めたハルは
これはイケると思い――・・・。
サイト内より【ブスが7億円もらったら】と検索。
ブスが7億円もらったら 最下層のクズのネタバレとその後の展開は?
イケると思ったハルはそれから隙を見つけて
お客たちの財布からお金を盗みまくりました。
照明は暗いしお客たちはサービスに夢中で
全然気づかない様子。
抜き過ぎないのがポイントで
2枚ぐらいがちょうどいい・・・。
しかし暗いし急いでいるから
自分にも額が見えないというのもあり
時には2,000円という結果。
でもこのペースで稼げば――。
そんなときリオウくんからハルに連絡が来て
夜に会おうと言われました。
高校卒業以来ということもあり
会うのは4ヵ月ぶり。
久々に会えるということでメイクもしてきたハル。
もちろんお金も貯まっていて
渡して喜んでもらうんだと
お客の相手をしながら
リオウくんのことを考えます。
お金は貯まっているため必要がないのですが
お小遣いとお客のかばんに手を・・・。
しかし次の瞬間、手を掴まれて
何をしているんだと殴られてしまうハル。
どうやらそのお客は以前にもハルが相手をしたお客で
おかしいと思っていたと言うのです。
ハルはお客の顔を覚えていなかったため
油断してしまったのでした・・・。
ブスが7億円もらったら~最下層のクズ~
デブと言われたことで言い返すハルですが
言い返したことで更にお客を怒らせ
殴られたあげくマスクを取られてしまうのです。
そして見られた素顔――・・・。
殴られたせいなのかメイクがくずれたからなのか
すごい顔のハルを見たお客は
どんでもないゲテモノだとびっくり!
とりあえずお店の人が謝りお客は帰りますが
見せの信用を落としたと
お店の人にも蹴られる始末・・・。
そのときバックの中のお金を見られてしまい
これは賠償だと取られてしまったのです。
リオウくんに渡すためのお金・・・。
いつもこうだと泣き出すハル。
親もいなくて貧乏でブス・・・
自分は一生このゴミ溜めから抜け出せないと
抱き崩れるハルの前に1人の女性が・・・。
「全部かなたにあげましょうか?」
ハルの前に現れた女性はトランクいっぱいのお金を
ハルに差し出したのでした――・・・。
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ブスが7億円もらったら 最下層のクズの感想は?
『ブスが7億円もらったら』というタイトルを見て
ストーリーな女たちの作品が好きな人なら
ピンときた人も多いのではないでしょうか?
木元紀子先生の作品のブスが7億円もらったら~リベンジ~。
鬼畜母に虐げられて育った入間ゆきの物語。
母親にアイロンを押し付けられた火傷の傷が顔にあり
貧しいながらも必死で平穏な暮らしをしていたのに
周りのイジメや偏見から平穏な暮らしも奪われました。
そんなゆきの前に現れたのがゆきの祖母で
復讐を誓うならと7億円を差し出しました。
そして復讐をしていったゆきですが
本作のハルの前に現れた女性はゆきでした。
ブスが7億円もらったら~最下層のクズ~
きっとこれからハルの復讐が始まるのかなと
思ったりしています。
ピンサロの店長?従業員?に
最終的にはリオウくんも・・・?
もっと過激!もっと悲惨!もっとドラマティック!
そんな女性たちの生きざまを描いた
ストーリーな女たち ブラック。
ストーリーな女たち以上に
ハマってしまいそうな作品ばかりです。
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