村田真哉先生・原作、隅田かずあさ先生・漫画の作品のキリングバイツ。
冴えない弱虫な青年野本は女子高生・瞳と出会う。
瞳の案内でたどり着いた場所は
行き場のないモノ達が集まるゴミ捨て場。
ゴミや死体が捨てられている中、行われていたのは
動物のDNAを組み込まれた獣人達が闘う『牙闘』で・・・?!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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キリングバイツのあらすじは?
人間は脆弱な動物で牙は無く、爪は丸く
体毛は薄く、皮膚は弱く、感覚器官は鈍い。
有るのはただ他者を喰らい嬲り尽くしたいという欲望のみ・・・。
携帯を触りながら夜道を歩く女子高生のその背後には
ワンボックスカーが近づいていました。
「ヒャハハ成功—!女子高生ゲットー!」
女子高生の口を塞ぎ押さえつけながら興奮する男たち。
脱がせ脱がせと女子高生の制服を無理やり脱がせていき
そんな中、運転手をさせられていた野本は
ナンパしに行くとしか聞かされていなかったため
犯罪行為を一緒にしてしまったと怯えていました。
主犯の男を犯罪だからとやんわり止めるも
共犯だからと言われて決心が鈍りそうになる野本。
後ろからは女子高生の悲鳴が聞こえ
服をビリビリと破る音も聞こえてきます。
キリングバイツ
野本は意を決して急ブレーキをかけ自分はやっぱり
止めると言おうとするとカーテンで仕切られた後ろからは
女子高生が現れて止めるな早く出せと野本に言いました。
時間がないから早くしろと言う女子高生に
野本は訳がわからないながらも返事をします。
男たちはどうしたのかと女子高生に聞くと
当たり前かのように全員死んだと女子高生は答え
カーテンから後ろは見ない方がいいとも・・・。
野本の運転する車が女子高生の案内でたどり着いたのは
どこかの廃材置き場のような場所。
車内の血生臭さと恐怖で降りた途端に
嘔吐している野本に女子高生は使えねえ野郎だと
罵声を浴びせるとどこかに電話をかけました。
電話の相手は祠堂というらしく
女子高生は自らを瞳と名乗っていました。
嘔吐して落ち着いた野本が周りを見渡すとそこは死体の山。
瞳が危険だからと止めるのも聞かず
野本はその場から逃げようと走り出しました。
ガムシャラに走った先にあったのは一部分だけ
ガラクタも死体も置いてない空き地のような場所。
ここは一体・・・?!
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キリングバイツのネタバレとその後の展開は?
「ここは一体・・・」
野本の独り言に答えるかのように闘技場だと
ふいに現れた男がいいました。
ここは財閥の私有地でゴミ捨て場となっていて
行き場のない粗大ゴミや死体や人間が集められるんだと
意味深な言い回しをする男に野本は人がいた安心感から
今あったことを話して泣きつきました。
すると男はそれは『獣人』の仕業だと言います。
人間の頭脳と動物の牙を併せ持つ
人間を遥かに凌駕する戦力を有する新人類・・・。
そんな話を信じられない野本は
そんなバカなことを言ってる場合じゃなくて・・・
とその話を聞き流そうとします。
ところが『バカ』という言葉に反応した男は変貌し
獣の姿となってしまいました。
頭と腕がライオンのその男は野本に殴りかかりますが・・・
調度現れた瞳が野本をぶん投げなんとか助かりました。
瞳は男にこのままだとキリングバイツ(牙闘)が
成立しないからこいつに1千万賭けさせる・・・
と野本を指差しながら言い
なんのことだかわからない野本は戸惑います。
そんな野本に瞳はこう言い切り男と同じく
獣と人間が混ざった姿へと変身したのでした。
キリングバイツ
「私が勝ったらお前も助かる。私が負けたらお前も死ぬ」
ライオン姿の男の元へと歩み寄り挑発する瞳・・・
そしてそれを男は殴り飛ばし飛び乗り何度も殴打。
圧倒的なパワーに野本が瞳を心配しますが次の瞬間
男の指が噛みちぎられあれだけの打撃を受けながらも
ピンピンした様子で瞳が立ち上がりました。
その姿に驚く男は何者だと瞳に言い
瞳は獣戦士『ラーテル』と答えます。
ラーテルは地上最強の小型哺乳類と呼ばれていて
世界一怖いもの知らずな動物としても知られている動物。
瞳は男の横を通り過ぎる瞬間切りつけ男を倒してしまいました。
その頃ある部屋では瞳とライオン男との戦いを
モニターで見ている人々がいました。
男が勝つと思っていた観覧者達は驚き
祠堂の最高傑作であるラーテルを
会長と呼ばれる男は気に入ったようでした。
キリングバイツという謎の格闘に
巻き込まれた野本の運命は?
これから起こることとはいったい・・・?!
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キリングバイツの感想は?
獣×人間の獣人がテーマの本作。
獣の遺伝子が組み込まれた人間達が戦っていくという
テラフォーマーズに似た内容ですが
変身後はこちらの方が女の子が可愛い気がします。
そして絵が綺麗で読みやすいので
格闘系が苦手な方にもオススメです。
キリングバイツ
迫力のある戦闘シーンも見もので主人公である瞳が
ラーテルの能力を使って相手を力で
ねじ伏せていく感じも爽快感があってワクワクします。
グロテスクな表現もややありますが
そこまでハードな内容ではありませんので
よっぽどグロテスクなのが苦手という方以外は
楽しめるのではないでしょうか。
スピード感と迫力感満載の本作をぜひ読んでみてくださいね!
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