アラクニドのネタバレと感想に無料試し読み！殺されるなら殺すしかないと殺し屋として成長する有栖

村田真哉先生・原作、いふじシンセン先生・作画の作品のアラクニド。

 

学校で虐められ家では叔父に逆らえず
有栖には落ち着ける場所がありませんでした。

 

そんな有栖はある日
殺し屋が叔父を殺しているところを目撃。

 

さらに自分も殺しの対象であることを知り
殺される前に殺すことを選び
殺し屋の世界へと身を投じていくのです。

 

 

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アラクニドのあらすじは？

 

藤井有栖は学校の虐めが原因で不登校になっています。

 

しかし世話になっている叔父は
有栖に学校に行ってもらわないと
教育補助金が支給されなくなることを懸念して
行かせようとします。

 

どうやらこの叔父は有栖の補助金で
生活をしているようです。

 

こんな叔父と生活しなくてはならなくなった
その原因は母の自殺でした。

 

頼れる大人が唯一この叔父しかおらず
好きではないのですが頼るしかありません。

 

我慢するしかない・・・
有栖はそう自分に言い聞かせます。

 

アラクニド

 

すると叔父は母親が有栖を甘やかしてしまった分
自分が躾しなおさなければならないと言い始め
そろそろ大人の女になるころだと突然、唇を奪います。

 

さらに押し倒され抵抗の言葉を口にすると
口を塞がれてしまいます。

 

殺すぞと脅されると抵抗することを止める有栖
いざ姪を食いものにしようとした矢先、呼び鈴が鳴ります。

 

逃げるなと叔父は脅しますが
行き場がなくても逃げなくては思う有栖は
窓から飛び降りることにします。

 

しかし高さがあることから
玄関から強行突破する方法に変えます。

 

そんな有栖が目にしたのは叔父が殺されているところでした。

 

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アラクニドのネタバレとその後の展開は？

 

殺し屋は有栖も標的にしており
捜す手間が省けたとばかりに手を下そうとします。

 

逃げなければ殺される・・・
有栖は殺し屋の攻撃をかわします。

 

殺されるのなら殺すしかない。

 

殺し屋の首めがけて飛び込み噛みついたのですが
反撃されてしまいます。

 

意識を失った有栖が再び目を覚ますと知らない場所に
自分を殺そうとした殺し屋とともにいました。

 

有栖は殺し屋の蜘蛛から聞かされる話を
夢のことと思っていましたが
改めて叔父が死んだことを告げられると
今まで見たことも今聞かされていることも
現実なのだと次第に受け止めはじめます。

 

有栖の叔父は闇金から借金をしていました。

 

総額1千万円以上の借金をした叔父から
取れるだけの額をしぼりとったあとに
とある組織に売ったのです。

 

その組織とは人を殺しその戸籍や
国籍を売りさばくことを生業としているのです。

 

すでに有栖の叔父の戸籍は別の誰かが使用しており
有栖の知る叔父はもういないのです。

 

そして有栖の居場所もなくなっていたのです。

 

アラクニド

 

それでも帰りたいという有栖に
蜘蛛はやってほしい仕事があると告げます。

 

さらに有栖の集中力に関し精神疾患からくるもので
自分にもそれがあると打ち明けます。

 

しかしこの疾患は制御できれば大きな力となり
その方法を学んで殺してほしい人物がいることまで
打ち明けるのです。

 

それを成し得たあとに解放することも告げます。

 

拒否をすれば今すぐ殺す・・・
蜘蛛は有栖に選択の余地はないことを付け加えました。

 

蜘蛛は有栖に利用価値があるとして
雇い主であるボスに命の保証をしてもらえるよう
話をつけるため彼女を同行させます。

 

着いた場所は男と女が乱れている場で
取り次ぎ役をしている雀蜂に有栖の素性や能力
利用価値があることを明かします。

 

蜘蛛に傷を負わせたこともあり
蜘蛛の言っていることの信憑性を感じた雀蜂は
彼の言い分を聞き入れ
ボスへ連絡を入れてくれるのでした。

 

しかしボスが出した決断は有栖を殺せという命でした。

 

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アラクニドの感想は？

 

犯罪組織が抱える殺し屋が
自身の叔父を殺害しているところを目撃してしまったことから
有栖の運命は大きく変わっていきます。

 

叔父を殺した殺し屋に殺しのテクニックを教えられ
一度は断られた組織で
殺し屋として生きていくことになります。

 

人を殺すためのテクニックなのに
それらを教えられていくうちに
有栖は精神的に成長していきます。

 

アラクニド

 

虐めにも屈することなく
嫌だった学校にも行くようになります。

 

女子高生として当たり前の生活を取り戻せたのは
殺し屋・蜘蛛との関係があったのに
その蜘蛛を手にかけなくてはならない・・・。

 

裏社会が舞台ではあるのですが
格差や環境など考えさせられる問題が取り込まれた本作は
一味違った裏社会の作品のようです。

 

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