御巫桃也先生の作品のカーニヴァル。
大切な人が残した腕輪を頼りに彼を探す旅をする少年・无。
その最中に出会った花礫と共に旅をすることになりますが
実は无が持っていたのは
国家防衛機関「輪(サーカス)」の身分証で・・・?
不思議な縁によって出会った
二人に待ち受けている物とは――・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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カーニヴァルのあらすじは?
「嘉禄(カロク)」という人物を探し
旅をしている少年・无。
しかしその最中に彼は捕まり
ミネという女の屋敷に捕らわれてしまいます。
无を弄ぼうとしたミネでしたが彼が腕に着けている
ブレスレットを見た瞬間に顔色を変えます。
それは无が森で一緒に住んでいた家族
嘉禄が持っていたものでした。
その腕輪を頼りに彼を探していた无でしたが
実はそれは国家防衛機関
「輪(サーカス)」の身分証だったのです。
大陸中を飛び回り犯罪者を取りしまえる
エリート集団である輪(サーカス)
ミネ自身もその一員であるとのこと。
カーニヴァル
山奥暮らしの兄弟が持っているような代物ではない
嘉禄は腕輪を盗み輪に捕まったのだと彼女は告げますが
无はその意味を理解することができません。
そんな中彼女の屋敷に窃盗団が押し入ってきます。
部屋に閉じ込められていた无でしたが
窃盗団の一員である・花礫と共に外へ行くことに。
それに気づいたミネが彼らを追ってきますが
彼女の化け物じみた姿と行動にあんなやつらが
この国を守っているのかと花礫は吐き捨てます。
その後成り行きで无の面倒をみることとなる花礫。
無垢すぎるが故に様々なトラブルを巻き起こす无を
切り捨てるか否か迷いながら
一先ずは行動を共にすることに決めます。
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カーニヴァルのネタバレとその後の展開は?
花礫と共に行動をすることになる无ですが
ひょんなことから殺人犯として指名手配される羽目に。
おまけに乗車した列車でトラブルに巻き込まれ
怪しい連中にも目をつけられてしまい・・・?
そんな中彼らが立ち寄った街では偶然にも
輪が一斉捜査のお詫びのショーを行っていました。
大ピンチという所を輪の艇闘員・與儀に
助けられた二人はそのまま輪の艇へ連れていかれます。
そこで无の無実は証明されたものの輪に无が探していた
嘉禄という人物は存在しないこと彼らが最初に対峙した
ミネという女は輪ではなかったことなど
新たな疑問が次々と浮かび上がってきます。
そしてミネは、輪が追っている犯罪者の一員でもあり
その事件にかかわった花礫は当面輪に同行させられることに。
カーニヴァル
しかし魔の手は花礫ではなく无へと伸ばされることになり
どうにか敵は退けたもののその直後无の身体に異変が・・・。
頭痛を訴えて意識を失った无は不思議な夢を見ます。
それは確かに嘉禄の声ですが彼はその人を壊したくないのなら
花礫はいらないといってあげるのがいいと无に告げて・・・。
拗れる无と花礫の関係、さらに検査の結果
无のとんでもない秘密が判明してしまいます。
なんと无は人間ではなくデータ上の数値は
「ニジ」という動物なのだというのです。
果たして无の正体は・・・
そして「嘉禄」とはいったい何者なのか・・・。
彼らの旅はまだはじまったばかりです。
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カーニヴァルの感想は?
たまたまケーブルテレビで放送されていたアニメを目にして
なかなか面白かったため原作も読んでみました。
序盤は若干无の行動に花礫と同じくイラッとしていたんですが
段々とかわいくみえてきます。
イラストも初期の方が大人っぽいような・・・?
なんだか巻を追うごとに
どんどん幼くなっていっている気がします。
イラストがとても綺麗で華やか
特にカラーイラストはとても目を引きます。
キャラクターはもちろん衣装や作品内に出てくる
マスコットキャラクター的な
動物たちもめちゃくちゃかわいいです。
ストーリー自体は根底にはシリアスな設定がありながらも
かわいいギャグちっくなパートも多いです。
特に无と與儀の二人の存在がかなり作品に
清涼感を与えているように感じます。(笑)
カーニヴァル
逆に後々この二人がちょっと辛いことになるというか
辛い部分が見える展開があるんですが・・・
その辺は読んでいてしんどかったですね。
とくに與儀の過去はだいぶ重たい・・・。
ストーリーは割とサクサク進んでいきますが次から次に
謎が出てくるためなかなか物語の根底が見えません。
未だ完結していない作品ですが現在は徐々に
終わりに向かっている感じがします。
果たして无や花礫たちは輪の人々はどうなっていくのか・・・。
どっぷりと素敵な世界に浸ることができる作品ですので
ファンタジーバトルものが好きな方には特におすすめの作品です。
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