エンバンメイズのネタバレと感想！無料試し読みとあらすじもあり

田中一行先生の作品のエンバンメイズ。

 

最強、最悪のダーツプレイヤーが誕生した！

 

賭けダーツバトルで負けなしつねに平常心どんな状況でも
苦境であろうとも一切揺るがない主人公・烏丸徨。

 

彼は次々と難敵ダーツプレイヤーに挑み相手を追い詰めていく――！

 

通常のダーツとは一味違う常軌を逸した
多種多様のゲームルールが烏丸に襲いかかる！！

 

 

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エンバンメイズのあらすじは？

 

裏社会のダーツ賭博で活躍する負けなしのダーツプレイヤー・烏丸徨。

 

彼のもとに代打ちをやってほしいという一人の依頼者が現れます。

 

最初は道に迷っていた烏丸に声をかけてきた
親切な女子高生・・・という雰囲気でしたが
烏丸は切羽詰まった彼女の心を見抜いていたのです。

 

自身のマンションに招き入れ話を聞く烏丸。

 

その女子高生・真琴は、父の借金の形に風俗で働かされそうになっていたのです。

 

借金の一千万を返すためにその世界では有名な烏丸に相談してきたのでした。

 

エンバンメイズ

 

真琴の両親は烏丸と同じダーツプレイヤーで会社社長の神谷に
高額な借金をしたことで自殺に追い込まれており
烏丸はその神谷から賞金を奪うために試合に引きずり出そうと提案します。

 

5日後、烏丸の試合を見届けるべく
真琴は彼に言われたとおりにある場所に向かいます。

 

そこは大きなスタジアムのような場所でした。

 

ダーツ賭博の胴元である講談組の絹守一馬の案内で真琴は烏丸の試合を見守ります。

 

やがて、大勢の観客の前で烏丸対神谷の試合が始まり・・・。

 

「迷路の悪魔」という通り名で有名な天才・烏丸と
「冷血（コールドブラッド）」神谷の対決・・・勝敗はどちらに！？

 

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エンバンメイズのネタバレとその後の展開は？

 

ダーツの天才・烏丸に次々と襲いかかる強敵たち。

 

敵も申し分ないほどのダーツの腕を持っているのですが
彼らを上回るほどの才能と揺るがないメンタルを持っている烏丸は
相手の心理を見抜き弱点を突き勝利していきます。

 

最初の相手は冷酷非道のダーツプレイヤー・神谷。

 

彼は味方でさえ平気で蹴落とし人が傷ついたり
死んだりすることに何ら抵抗がないという人物。

 

通り名のとおり「冷血（コールドブラッド）」なのです。

 

烏丸に依頼してきた女子高性・真琴の両親を自殺に追い込み
なおかつ借金の形に彼女を風俗で働かせようという神谷に挑む烏丸。

 

お互いに100発百中の腕を持っているので
勝敗がつかないまま時間だけが経過していきます。

 

どちらかが負けるまで外に出ることは
許されないという状況の中、烏丸がとった行動とは・・・。

 

エンバンメイズ

 

実は神谷はある病気を持っていることが発覚します。

 

5時間ごとに薬を注射しないと命にかかわるという
神谷の病気を見抜いていた烏丸。

 

つまり試合が長引けば長引くほど相手に不利になっていくのです。

 

神谷は烏丸によって延々と試合を続けるしかない
状況に追い込まれとうとうギブアップ。

 

1億を支払い試合を終わらせる権利を買い取った神谷
これによって烏丸の勝利が確定したのでした。

 

ダーツバトルとは言ってもそのルールは様々。

 

単純に点を取り合うものから命を賭けた
毒ガスや刺さる矢、毒入りケーキなどなど・・・。

 

こんな酷くエグいルールにも動じず人並み外れた精神力で挑んでいく烏丸。

 

しかし、ただ強いだけではないエピソードも。

 

最初の依頼者の女子高生・真琴が神谷に対する憎しみのあまり
「とどめを刺して」と烏丸に叫ぶシーン。

 

ここでとどめを刺して神谷を殺してしまったら真琴も神谷と同じく
悪人になってしまう・・・「そっちは行き止まりだ」と冷静に諭すのです。

 

男気溢れる烏丸の言動も魅力的です。

 

そんな中、謎めいた烏丸の過去と彼に接触してくる謎の組織の存在も。

 

烏丸がいたという「施設」とは一体何なのか・・・？

 

非常に続きが気になる作品です。

 

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エンバンメイズの感想は？

 

ダーツ漫画なのですがダーツのルール等を知らなくても
話の本筋にまったく関係はありません。

 

なぜなら、そのダーツのルールというものが毎回ぶっ飛んでいるからです。

 

ネタバレでも少し紹介しましたがギャンブル色が強い印象で
何しろ金と命を賭けますから。

 

その中でも天才と称されるのが主人公・烏丸。

 

何事にも動じず相手の心理を見抜き次々と勝利していく
ミステリアスな部分もある半面、実は方向音痴だったり
電子機器の扱いが苦手だったりと人間らしい一面も。

 

エンバンメイズ

 

しかし相手を翻弄していく悪魔のようなダークヒーローっぷりも見どころ。

 

敵を追い詰めた時の「ここが“行き止まり”（デッドエンド）だ」という
決め台詞には読者の心も射抜かれてしまいます。

 

まだまだ謎が尽きない烏丸なので
そのあたり楽しんで読んでもらえたらと思います。

 

勝ち負けのルールなど少々難しい場面もあるかと思いますが
何度となく読み返してもれればまた違った発見があるかもしれません。

 

個性的な登場人物にも注目してご覧ください。

 

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