原作を石川考一先生が作画を光吉賢司先生が担当された
艦隊との戦いを描いた海洋漫画『蒼き鋼のアルペジオ』。
共同執筆者名“Ark Perfomance(アーク・パフォーマンス)”による作品です。
近未来の日本やその近海を舞台に少女の姿をした
潜水艦や戦艦らによるバトルアクション。
TVアニメにとどまらず劇場アニメ化もされており
多くの若いファンを虜にしている人気作。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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蒼き鋼のアルペジオのあらすじ!海の覇権を賭けた人類の戦い
物語は西暦2039年の近未来。
温暖化の影響で地上が狭まり海洋が拡大する中
突如として世界上の海では霧の向こうから
第二次世界大戦時に活躍した戦艦が出現しました。
霧とともにあらわれたそれは戦艦の形を模していながら
現代の科学力をはるかに上まったレーザーや防御壁
さらには高感度のソナーや振動兵器さえ搭載していています。
また個々の戦艦は独自の意思を持つ「メンタルモデル」として
少女の姿をとっており彼らは人類を海上から一掃してしまうと
何時しか「霧の艦隊」と呼ばれるようにもなるのでした。
それから17年経った日本。
主人公である千早群像は18歳の若く優秀な士官候補生でした。
蒼き鋼のアルペジオ
ですが2年前「潜水艦イ401」のメンタルモデル・イオナとの出会いにより
群像は日本政府の制止振り切り出奔するとイ401(イオナ)の実質的な艦長となるのです。
後に群像は同級生である仲間たちや他戦艦を集め
艦隊「蒼き鋼(蒼き艦隊)」を結成すると
謎の敵「霧の艦隊」と戦うようになるのでした。
キャッチコピーは「少女たちが世界を滅ぼす・・・」。
戦艦+少女によるSF海洋戦記。
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蒼き鋼のアルペジオのネタバレ!イオナと群像の父親
人類を脅かす謎の敵「霧の艦隊」ですが実はイオナは
その霧の艦隊から抜け出してきた潜水艇です。
強大無敵な彼らですが最初は戦艦を模した姿をしており
自己が確立されることで少女の姿をとった“メンタルモデル”を成せるのでした。
イオナは早い段階でメンタルモデルの形を成せており
それは群像の父親・翔像の分岐点に立ち会った瞬間でもあったのです。
群像の父親・翔像は元大佐の地位を持つ人物でしたが
ある時を境に人類を裏切ったのか
敵である「霧の艦隊」へと寝返ってしまいました。
蒼き鋼のアルペジオ
翔像は戦艦“ムサシ”を旗艦とした「緋色の艦隊」を率いる提督となるも
息子である群像はその人物が本物の父親かどうかの疑問を抱いているようです。
さらに「霧の艦隊」のシンボルであり総旗艦でもある
“ヤマト”にはメンタルモデルが二体ありそのうちの一体“コトノ”の外見は
翔像の幼なじみ“琴乃”の姿に酷似しているのでした。
また17年前、人類との命運を賭けた大戦にヤマトは参加をしておらず
2年前に“ヤマト”と“コトノ”2人のメンタルモデルを連れて帰還。
この日を境にして全ての“霧”の始まりなのだとされている
謎多き戦艦であり存在でもあります。
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蒼き鋼のアルペジオの感想!美しい少女の姿と、鋼の戦艦を模した姿
この『蒼き鋼のアルペジオ』に登場する戦艦や潜水艦などは
あくまで第二次世界大戦に実在した船体形状を“模した”存在です。
例えば群像に思いを寄せる“タカオ”は旧帝国軍重巡洋艦・高雄を
模してはいますが“高雄”そのものではありません。
さらにタカオには長く蒼い髪を持つ女性の姿の
メンタルモデルも存在するので霧の艦隊・タカオには
重巡洋監“高雄”を模した船の姿と
女性の姿を模した“タカオ”の2つが存在するのです。
蒼き鋼のアルペジオ
これを聞いて皆さんがふと頭に浮かべるのは
2013年から配信されている人気ソーシャルゲーム
『艦隊これくしょん』ではないでしょうか。
実は本作は『艦隊これくしょん』が配信される
4年前から発表された人気作品で
ゲーム中では期間限定のコラボも行われて話題となりました。
そうした話題性や美少女や戦艦との組み合わせ以外にも
メンタルモデルとして自我を持った彼女たちの
その魅力的な言動や深まる謎さらには迫力ある戦闘シーンなど
見所が一杯詰まった娯楽作品がこの『蒼き鋼のアルペジオ』なのです。
みなさんも先ずは1巻だけでも手に取っていただき読み進めていく中で
群像らと共に何層にも張られた謎を解いてみては如何でしょうか。
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