ワザワキリ先生の作品の不機嫌なモノノケ庵。
妖怪を信じていなかった主人公・芦屋が
自身が取り憑かれたことによって物怪庵で働くことに・・・?
貧弱な主人公と物怪庵の不機嫌な主の妖怪祓い物語が今始まります。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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不機嫌なモノノケ庵のあらすじは?
妖怪なんて所詮空想上のキャラクターだと高校に入学した
1週間前までそう思って生きてきた主人公・芦屋花繪。
今彼はモジャモジャした何かに取り憑かれていました。
そしてこの白いモジャモジャは他の人には見えず
日に日に体調が悪くなっていき絶対にこれは妖怪だと芦屋は思うのでした。
この白いモジャモジャに取り憑かれてからというもの
高校入学して連続7日間保健室登校。
今日もベットの上で悩んでいた芦屋が見つけたのは妖怪祓い大募集の張り紙。
怪しいと思いながらもつい電話した芦屋は藁にもすがる思いで
電話の主はすぐに面接をすると言うのです。
保健室のドアを開けたら分かると言われて開けてみると
そこにはないはずの茶室があり1人の男が座っていました。
彼は安倍晴齋で物怪庵の主だといいます。
バイトではなく祓って欲しいのだと芦屋が告げると
バイトだと思っていた安倍は帰れ!貧弱と言いますが
芦屋の名前を聞くと「気が変わった」と祓ってくれると・・・。
![不機嫌なモノノケ庵](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/EX147260.jpg)
不機嫌なモノノケ庵
入って来た扉ではなく小さなドアから出るとそこは何故か学校の屋上。
どんなお祓いをするのかと思えば安倍が用意したのはビーチボール。
からかっているのかと怒る芦屋に安倍は
人ではなく妖怪のために祓っているというのだった。
芦屋についていたのは動物が死んで妖怪になったもの。
無視しない芦屋に会えて嬉しくてついてきたと安倍に言われ
芦屋はそれを聞いてこの妖怪のために何かできないか?と安倍に聞くのです。
そして遊んでやることが1番だと聞いた芦屋は一緒に遊ぶことに。
5時間後、満足した妖怪は芦屋に「ありがとう」と告げて
安倍が出した扉から【隠世】と言われるところに帰っていきました。
安倍さんて本当はいい人だったんだなと思った芦屋でしたが
祓った代金100万の代わりにバイトとして働くことになって・・・?!
こうして芦屋と妖怪と借金まみれの高校生活がスタートした。
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不機嫌なモノノケ庵のネタバレとその後の展開は?
妖怪なんて空想上のキャラクターだと思っていた主人公・芦屋は
妖怪に取り憑かれそれを物怪庵の主である安倍に
お祓いしてもらうことによって物怪庵で働くことになってしまいます。
1巻の後半から2巻ではいつも不機嫌な物怪庵の主・安倍と
働くことになった芦屋はある日、現世(うつしよ)に
「笑面」(わらいめん)を取りに行くお使いを命じられ神社を訪れます。
ところが笑面は人間に取り憑いていて・・・
舞台は現世から隠世へと移ることになるのでした。
3巻では隠世を訪れた芦屋は1巻で取り憑かれていた
白いモジャモジャの妖怪・モジャと再会を果たすことができます。
しかし、モジャは芦屋をかばって傷ついてしまい
それを見た芦屋の中で何かが吹っ切れてしまう・・・。
安倍が気になった芦屋はいったいどんな力を持っているのか・・・?
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不機嫌なモノノケ庵
4巻では色々な妖怪に出会った芦屋は妖怪たちにも
それぞれの想いがあることを知ります。
そんな中、芦屋は2巻で出会った禅子と学校で再会を果たします。
以前は妖怪が見えなかったはずの禅子は
なぜか妖怪が見えるようになっていました。
何か妖怪に噛まれてから見えるようになったようなのです。
果たして妖怪の正体は?
そして物怪庵の主である安倍の過去とは・・・?!
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不機嫌なモノノケ庵の感想は?
妖怪を信じていなかった芦屋が白いモジャモジャした
モジャに取り憑かれたことによって妖怪祓いの世界に巻き込まれていきます。
芦屋が働くことになった物怪庵の主はいつも不機嫌ですが
なんだか憎めない愛らしさというか所々で出てくる
妖怪への優しさが本当はいい人なんだなと思わせます。
妖怪祓いも見所ではありますが芦屋と安倍のやりとりもなかなかに面白く
芦屋が出会う人も魅力的なキャラクターが多いです。
![不機嫌なモノノケ庵](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/EX147260.jpg)
不機嫌なモノノケ庵
妖怪という実在しないであろう存在とそれを祓う
世に言う「陰陽師」の物語といった感じの作品です。
作中で始めはまさに貧弱だった主人公芦屋が読み進めていくにつれて
どんどん頼もしく成長していく所も見所かと思います。
高校生2人組の妖怪祓いの物語。
いい意味で期待を裏切ってくれる面白い漫画です。
ぜひお手に取ってみてください。
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