和田海里先生の作品の依存症の女たち~足元の奈落~。
離婚してがむしゃらに働いてきた数十年・・・。
子どもが独立して時間的に暇が
心には隙間ができました。
その隙間をあなたならいったい何で埋めますか?
彼女はあのまぶしいネオンでした――。
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依存症の女たち 足元の奈落のあらすじは?
主人公は30代で子ども2人を連れて離婚した安芸川は
様々な仕事に就いて子ども二人を育て上げました。
そして40歳のときまだ若いんだから
これからは自分のために生きなよと
子ども2人が独立して出ていきました。
がらんとした部屋を眺めながらもう自分の食べる分だけ
稼げばいいんだととても気が軽くなるのでした。
そのとき保険の外交員をしていた安芸は
もう必死でノルマ以上の仕事をしなくていいんだ
そうなるとこれからけっこう暇になる
けれどこれといった趣味もないとしみじみ思います。
そんな時仕事中お手洗いを借りようと入ったパチンコ店。
依存症の女たち~足元の奈落~
するとそこで同僚の田中さんにばったり。
勤務中にパチンコをしていた様子の田中さんは
勝った勝ったと大喜びしています。
安芸川に気づいた田中さんは焦りつつ
安芸川さんも息抜きにきたの?と。
まさかと化粧直しとトイレを借りにと答える安芸川ですが
このことが大きく人生を変えるとは思ってもみませんでした。
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依存症の女たち 足元の奈落のネタバレとその後の展開は?
マジメだと思われている安芸川に
このことはばらさないでと懇願されます。
そして数時間くらい会社には分からないから
たまには息抜きにやってみたら?と
反対に勧められてしまうのでした。
安芸川も若いころ友人に誘われ
何度かパチンコをやったことはありましたが
あまりよい思い出はありません。
そして若気のいたりで結婚生活に子育てに追われ
パチンコなどの娯楽からは遠ざかっていたのです。
田中さんと別れ担当の契約者の家を訪ねた安芸川ですが
息子が仕事をやめると言い出してと契約者。
保険のプランを変更するという話の内容でした。
手続きをしながら自分のうちのことを考えます。
独立した子どもたち。
暇になって過干渉になるのはいけないけれど
家に帰っても誰もいなくかといって
趣味もないし友達もいない・・・。
翌日、パチンコのことを黙っていたことで
田中さんにお礼を言われます。
そして今度玉をあげるから一緒にやろうと誘われます。
依存症の女たち~足元の奈落~
契約が取れないときにはけっこうな
副業になるんだとにっこり笑う田中さん・・・。
安芸川は勝ったらでしょと内心思いますが
その数日後、田中さんから電話がかかってきます。
勤務中にパチンコをしていて1時から仕事が
はいってしまったからと代打ちを頼まれるのです。
お礼もするから早く来てとにかく来てという田中さんに圧倒され
しぶしぶパチンコ店に向かった安芸川・・・。
久々にやったパチンコは綺麗な画面に音楽やアニメ・・・。
実際にやってみるとまるで夢のようで
同僚が戻って来るまであっという間でした。
そして口止め料と打ち子代として二万円渡されます。
こんなにいいの!?と驚く安芸川に
今日は7万勝ったからとニコニコの田中さん。
この事があってから安芸川も空いた時間に
パチンコの行くようになるのでした――。
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依存症の女たち 足元の奈落の結末は?
空いた時間にパチンコをするようになった安芸川は
ビギナーズラックなのか毎回数万円ずつ勝ちました。
そのためどんどんパチンコにのめり込むようになり
営業も回らずパチンコへ行くように・・・。
そのためノルマもギリギリになります。
要領よく遊ぶ田中さんに比べ初心者の安芸川は
加減が効かず馬鹿みたいにのめり込んで行くのでした。
職場には朝夕顔を出さなくてはいけないのに
朝だけ顔を出しあとは閉店までパチンコを打つ日々。
営業どころか顧客回りもしなくなります。
支店長に注意をされるもパチンコのことが頭から離れず
負けが込んでもその後の勝ちの高揚感から
すっかり中毒になってしまいました。
そしてついには職場でもヤバいと噂になり
2度目の注意をされたことをきっかけに
仕事を辞めてしまったのです。
ですがパチンコにハマりきっていた安芸川は
これでパチンコに心置き無くいけると笑顔・・・。
そしてパチンコ漬けの日々が始まったのです。
わずかな貯金も無くなり気付けば
借金をしてパチンコを打つように・・・。
負けまくり辞めようと思っても日常生活のライトなどから
パチンコ屋がフラッシュバック・・・。
その度に我慢できなくなり行ってしまうのです。
依存症の女たち~足元の奈落~
そのうち勝てない憂さ晴らしを
万引きで晴らすようになりました。
負けた分を万引きできたら
チャラだと思うと心は軽くなるのです。
ところがあるとき店の防犯ブザーがなります。
店員は間違えて同じころ店外に出た
高校生を追いかけていきました・・・。
家に帰り恐ろしくなり震える安芸川は
バレたらどうしようと子どもたちに顔向けできないと
写真立てを見た瞬間、父の遺影と目があった気がしました。
そういえば今日は父の命日。
その時安芸川はようやく目が覚めました。
それからは誘惑を振り切り
パチンコ店には行っていません。
そして今はせめてもの償いと思い
老人介護の仕事についています。
足元にあった落とし穴・・・。
これからも忘れずに生きていかなければ
いけないと思う安芸川でした。
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依存症の女たち 足元の奈落の感想は?
働くより短時間でお金が手に入るかもしれないパチンコ。
ギャンブルですが合法ですし罪悪感も薄い・・・。
負けても1日大抵数万円程度ですし毎日のように行っても
たまに大勝したりするとトータルで勝っているのか
負けているのかわからなくなってしまいます。
私もパチンコはやったことがありますが
やはり初めてやったときは勝ったような気がします。
パチンコ屋さんの戦略なんですかね(笑)
依存症の女たち~足元の奈落~
パチンコ以外でもハマりすぎて人生が
おかしくなってしまうものってたくさんあると思います。
みんな適度に楽しむことができれば
それは娯楽そうでなければ地獄・・・。
そういうものに出会わない人生って
案外幸せなのかもしれませんね。
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