高橋瞳子先生の作品の依存症の女たち~親友ラプソディー~。
どうして止められないの??
初めて打ち明けられたのは小学生のとき。
それから数十年・・・
再会した親友はまだ止められていなかった。
あなたの大切な親友が何かに依存していたらどうしますか?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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依存症の女たち~親友ラプソディー~のあらすじは?
主人公の室井光葉と森崎瑠夏が出会ったのは
小学校5年生のとき。
同じクラスになって出席番号が続いていたため
話すようになりすぐに仲よくなりました。
瑠夏の家に遊びに行ったとき
かわいらしい感じの部屋や姉がいることに
うらやましいと思う光葉。
ですが瑠夏はひとりっ子の方はうらやましいと言うのです。
そしてどっちかの家に泊まろうと
お泊り会をしようと言う瑠夏。
光葉はひとりっ子だったので兄妹ができたようで
それはとても楽しいひとときでした。
そして2人で街に買い物にいったりも・・・。
依存症の女たち~親友ラプソディー~
「わーこのブローチかわいい、本物のバラで作ってるんだって!」
バラのブローチを見てほしいと思うも
かなりの値段のため無理と思い
さらにもう帰りの電車賃しかないと話す光葉・・・。
そんな光葉に瑠夏はおごるからと
ハンバーガーショップに誘います。
ハンバーガーを食べながら話す2人・・・。
「私おこづかいすぐなくなっちゃう。
瑠夏ちゃん1ヶ月後いくらもらってるの?」
すると瑠夏はパパに言えばいつでももらえると答えます。
光葉は瑠夏をごく普通の家庭の子というより
むしろ自分より恵まれていると思っていました。
ある日のこと――・・・。
学校でクラスメイトが
かわいい消しゴムを持っていました。
くまちゃんと猫ちゃんの消しゴムで
クラスメイトは選べなくて両方買っちゃったと笑います。
かわいいと光葉と瑠夏も微笑むのですが
事件が起こりました――・・・。
「あれ?あれ?」
いったい何が起こったのか?
そして瑠夏は何に依存していくのか??
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依存症の女たち~親友ラプソディー~のネタバレとその後の展開は?
あれ?という声・・・
クラスメイトがさっきの消しゴムが
なくなったと探しています。
「消しゴムなくなったみたい」
瑠夏の席に近づいた光葉ですが
瑠夏の筆箱の中にその消しゴムがあったのです。
光葉はそれに気づき手に持ちました。
「瑠夏ちゃん、これ・・・」
そこまでいうと瑠夏は光葉の手から消しゴムを奪い取り
今見つけたかのように
クラスメイトに落ちてたと手渡したのです。
(もしかして盗んだの?)
光葉は思い当たることがありました。
光葉の家でお泊まり会をしてから
お気に入りのTシャツとくつしたが
なくなっていたのです。
もしかして・・・
そんな気持ちは拭いきれませんでした。
ですが友人関係は続けていますし
仲だっていいまま・・・。
また光葉の家でのお泊まり会をしました。
夕食の後、一緒にお風呂に入る前に瑠夏は
光葉にお揃いの可愛いヘアバンドをくれます。
そしてお風呂へ・・・。
依存症の女たち~親友ラプソディー~
瑠夏はこのまま光葉の家の子になりたいと言い
笑いながらうちのお母さん怖いよと笑う光葉。
それに対しうちのママはこの間から
怒ってるんだと話を続ける瑠夏。
理由を聞くと誰にも言わないかと前置きし
瑠夏が万引きをしたため店に呼び出されたこと
それから機嫌がずっと悪いということを話します。
驚く光葉・・・。
学校での消しゴムだけでなく万引きもしていたなんて・・・。
さっきもらったヘアバンドも万引きしたものかと思い
風呂上がり光葉は瑠夏に返そうとします。
「えーなんで?もう使っちゃったじゃん。
あ、じゃあこれもあげる!!」
そう言ってバッグからリップを出す瑠夏・・・
光葉はもうなんにもいらないからと断ります。
瑠夏はごめんね、でも友達止めないで・・・
そう言いながら涙を流したのでした。
その後、2人は中学では別々のクラスになり
遊ばなくなりましたが
高校2年生のときに同じクラスになり
また遊ぶようになりました。
ある日の学校の帰りに
2人でドラッグストアに寄ったときのこと・・・。
光葉がレジにいっている間に瑠夏の姿が見えなくなりました。
外に行ったのかと出てみると
店員に捕まっている瑠夏・・・
やはり何かを万引きしたようでした。
このことがきっかけで瑠夏は高校を退学処分となりました。
光葉はそれから瑠夏と会うことはなく20歳で結婚し
22歳で長男、24歳で長女を出産しました。
そして時はたち光葉と瑠夏が30歳の頃――・・・。
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依存症の女たち~親友ラプソディー~の気になる結末は?
子どもの小学校の入学式で再会し
それからは何度も会って積もる話をしました。
昔のように微笑み合う2人・・・
まるで高校生の頃に戻ったようでした。
またお互いの家を行き来するようになった2人ですが
光葉の家に瑠夏が来ていたときのこと・・・。
瑠夏が長いため息をつきその理由とは・・・
実は万引きで捕まってしまったと言うのです。
まだそんなことやっているのかと叱る光葉。
万引きは犯罪。
犯罪者の子どもにしていいのかと瑠夏に話し
もう二度としないことを約束させます。
そうして5年は何事もなく過ぎたのですが
ある朝、瑠夏から電話があります。
「お姉ちゃん?お願いすぐうちに来てくれる?
大変なことになっちゃったの」
最初は何を言ってるのかと笑いながら返した光葉でしたが
すぐに何かあったのだと分かりました。
そして瑠夏の家に駆けつけると何台もの警察車両・・・。
家の中に入ると家宅捜索のため
立ち会ってほしいと言われます。
そして瑠夏は光葉に子どもたちのことを頼み警察署へ
光葉は姉のフリをして家宅捜索に立ち会いました。
まるでテレビドラマのような光景に動揺する光葉
でもこれが現実で瑠夏がしでかしてしまったこと・・・。
いったいどうなるんだろうと不安が募りました。
依存症の女たち~親友ラプソディー~
その夜、7時を過ぎた頃
身柄の引き取りの連絡がきました。
迎えにきた光葉を見て謝りながら泣き崩れる瑠夏・・・。
なぜこうなってしまったかを
説明しながらさらに泣き続けます。
瑠夏は本屋で美顔ローラーがついた本の
ローラーだけを盗んだのだそうです。
そしてその姿が防犯カメラに写っていたため
会員証から身元を割り出しての
家宅捜索となったというのです。
そして後日、裁判所から罰金20万円という
略式命令が送られてきました。
1回の逮捕で罰金刑なんてけっこう厳しいと
そう光葉が言うと瑠夏は実をいうと
捕まったのは初めてではないと話始めます。
最初は子どもが小さいときで考慮してもらえて不起訴
2回目は執行猶予がついていたというのです。
「バカッ!!何やってんのよ!!
次はもうないよ!今度やったら刑務所行きだよ!」
光葉の言葉に分かってると繰り返し泣き崩れる瑠夏・・・。
止めたくても止められない
普通になりたい、普通に生きたいよ・・・。
そう、瑠夏は決して万引きを
面白がってしていたわけではなく
苦しんでいたのです。
そして光葉にずっと助けを求めていたのです。
「私が見張るよ、瑠夏が悪いことしないように見張ってる!」
今度光葉は瑠夏を病院へ連れていこうと思っています。
瑠夏にだって明るい未来がある
光葉はそう信じているのです。
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依存症の女たち~親友ラプソディー~の感想は?
万引きをしてしまう人の理由は
やはり生活苦からというイメージですが
近年はまた違ってきているらしいです。
別にお金に困っているわけじゃなく
ストレスの解消だったりゲーム感覚だったり・・・。
家庭や学校での”何か”を
そこにぶつけてしまっていたり・・・。
また瑠夏もそういう人の1人なんでしょうね。
依存症の女たち~親友ラプソディー~
作品中に万引きをする
これといった理由が描かれてはいませんが
きっと潜在的な何かで
繰り返してしまっているんでしょうね。
止めたいのに止められない・・・
きっと本人も苦しんでいたんでしょう。
光葉と再会しこれからの人生が
良い方に向かうことを願います。
子どもの盗癖って両親との関係とか
寂しさが原因となることがあるって言いますが・・・
でもそれはやはり犯罪だから・・・。
瑠夏の両親が悪かったわけではないと思いますし
瑠夏自身にも瑠夏の子どものためにも
早く瑠夏がいい母親になれればと思います。
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