和田海里先生の作品の洗脳された女たち~呪詛の果て~。
宗教狂信者の親戚・・・。
宗教の勧誘に謎の御札、おかしな行動や気味の悪い言動・・・
ついには家に忍び込んだりと人様に迷惑を掛けまくる!!
こんな親戚絶対いらない!
極限のファミリーホラー!!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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洗脳された女たち 呪詛の果てのあらすじは?
『富永新三郎 75歳 怨』
祖父の名前と年齢、そして赤い文字で書かれた怨の字・・・
それを見て青ざめる奈津子とその母と祖母・・・。
意識のない祖父の喉から出てきたこの紙、やったのはあの女・・・
奈津子の叔母は異常なほどの宗教狂い・・・
この作品は奈津子と家族そして叔母の話です。
叔母と言っても奈津子の実の叔母というわけではなく
父親の弟のお嫁さんで名前は清子。
見た目はごく普通の女性なのですが・・・。
洗脳された女たち~呪詛の果て~
今日もいいものを持ってきたからと
良縁の御札や数珠をバッグから取り出します。
奈津子も年頃だからと天然石だと言って
その数珠を渡そうとしますが
そんな高そうなものはもらえないと断る奈津子。
奈津子に幸せになってほしいと話す清子ですが
奈津子は困ってしまいます。
すると襖が開き祖父が得体の知らないもの持ってきてと
全部持って帰れと怒鳴り更には奈津子にも相手にするなと・・・。
清子はでも・・・と言いかけるもたじたじ・・・。
ただ迷惑な叔母さんという印象の清子ですが
これからいったいどんなことをしでかしていくのでしょうか・・・。
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洗脳された女たち 呪詛の果てのネタバレとその後の展開は?
聞いたこともないような宗教にはまり毎日のように
写経や御札などいろいろな物を持ってくる清子・・・。
勧誘するわけでもなく物を置いていくだけだったので
始めのうちは苦笑いで放置していた奈津子でした。
ところがある日――・・・。
「そろそろ入信する気になった?奈津ちゃん」
そんなつもりはないと断る奈津子に
今まで持ってきたものは
念を入れているから返すことはできない
10万円で買い取ってほしいと言うのです。
奈津子がそんな大金無理だと困っていると
祖父が出て来て一喝します。
「何ふざけたこと言ってる!!全部持って帰れ!!」
祖父の登場にたじろく清子はお金はいいわ・・・
とその時はそそくさと帰ってしまいました。
その後も祖父が追い返したり苦情を言ったりするものの
清子はあまり動じず月日はたち
奈津子は結婚しそして妊娠出産したときのことです。
入院中の奈津子の病室の壁に御札を貼る清子。
そして御札を剥がすと奈津子とお腹の子供が
不幸になると言うのです。
信じるわけでは無いのですが
自分で剥がすのも気が進まなかったので
病院側から清子に注意してもらいました。
そしてその時はブツブツ呪文のようなものを唱えながら
御札を剥がした清子でしたが
奇行はこんなものでは留まりません。
出産を終え実家に戻った奈津子が見たものは
ベビーベッドの周りの壁一面に貼られた御札!
家族に聞いてもいつやったかはわからず
清子が勝手に忍び込みやったことだと・・・。
洗脳された女たち~呪詛の果て~
今まで親戚と言うこともあり
あまり波風を立てないようにしてきたのですが
これにはきつく抗議しました。
「全部外して持って帰ってください。
頼んでもないのに勝手にやって来て・・・ 迷惑です!!二度としないで!!」
奈津子からそう言われると清子は
今まで見たこともないような形相で
不幸になれと言い放ち帰っていくのでした。
それから家には来なくなった清子ですが
噂によると乳ガンになった知人の娘に
勝手に病名を申告して病室に御札を貼ったり・・・。
その子がショックを受け余命より早く亡くなったことで
知人に怒鳴りこまれたのにケロッとしていたり・・・。
また清子には2人の子供がいるのですが
子供が小さいときから宗教狂いで
長男が交通事故に遭ったときも
救急車も呼ばずただお経を唱えていたり・・・。
まわりの人にも唱えるよう写経を渡したり
それを救急車が来るまで続けたそうです。
そんなことがあってから祖父は
清子の宗教をよく思っていなくいろいろと
注意もしてきたのですが清子は聞き耳もたず
祖母も清子を気味悪がっているのでした。
そんなとき祖父が直腸がんに冒されたのです。
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洗脳された女たち 呪詛の果ての気になる結末は?
叔父に話さないわけにはいかないが
清子に病院へは来てほしくない・・・。
叔父には清子に伝えないようにと念を押し
祖父のことを話したのですが
結局話は漏れてしまい清子がやって来ました。
そしてやはりまだ祖父には告げていなかった
病名を喋り御札を貼ろうと・・・。
祖母が止めるのを無視して御札を貼り始める清子に
祖父は好きにさせておけと言うのでした。
そんなもので病気が治るなら医者いらないと・・・。
むしろその御札には旦那を家にいつかせるようにする
効果はないのかとぴしゃり。
祖父にとっては自分の息子にあたりますが
清子の旦那は仕事ばかりで昔からロクに
清子の相手もしていなく今は単身赴任だと
何年も帰ってこない状態が続いていたようです。
「何をやっても取り返しのつかんことはある。
今までこの人はそうやって
折り合いをつけてきたんだろうからな、可哀想に」
そう呟く祖父・・・。
そんなことがあってから
清子は姿を現さなくなったのですが・・・。
ところが祖父の様態の急変で病院に駆け付けた奈津子は
恐ろしいものを目の当たりにすることになるのです。
祖父の喉から出てきたと言う小さな紙
それには祖父の名前と年齢、そして怨という文字・・・。
洗脳された女たち~呪詛の果て~
こんなことまでするのは清子しかいないと
みんなが思いそして祖父はその2日後他界。
もしかしてと家族の意向で祖父の喉を切開すると
同じ紙がたくさん出てきたのです。
結局、叔母の子供たちのことを考えて
事件にはしないまま祖父の葬儀の日を迎えました。
「この度は御愁傷様です」
何食わぬ顔で清子が現れまたもや
宗教的な本をお棺に入れさせろと騒ぎます。
みんなからは止められましたが
これで最後にすると言う言葉と奈津子の
叔父にも責任がないわけではないということで
奈津子の父親が渋々許可・・・。
本をお棺に入れ斎場までついてきた清子。
祖父には宗教のことでいろいろ言われたけど
そんな私の信仰のおかげで祖父の罪が浄化され
極楽へ行けるなんて・・・信仰って偉大だなどと
訳の分からないことを言いながら笑うのです。
ところがそこでとても不思議なことが起きました。
火葬が終わりお棺を開けたのですが
一緒に入れたはずの本だけが
全く焼けずに残っていたのです。
それを見て祖母は持っていきたくなかったんでしょ・・・とポツリ。
奈津子は清子にその本を突き返すと清子は
みるみる青ざめ本を捨て逃げ帰ってしまい
そしてそれっきり姿を見せなくなりました。
清子が何か家に恨みがあったのかどうかは
今となっては分かりません。
けれど亡き祖父に負けたのかもしれません・・・。
亡くなってからもきっと
強い気持があったのでしょう・・・。
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洗脳された女たち 呪詛の果ての感想は?
親戚って面倒くさいものですよね。
どの家も良好な関係を築けているとは限りませんし
大なり小なりあるのかもしれませんが・・・。
私の知人の親戚の奥さんも宗教にはまってしまったらしく
親戚中でかなり揉めたそうです。
なぜかというとご主人が亡くなったときの葬儀の仕方を
みんなが想像するものと全く違うものにすると言い張ったり
お墓は宗教上の理由があるとかで
すごく遠い他県に作るなどしたらしいです・・・。
まあその夫婦間のことだから口を出さなくても
いいんじゃないかと思うところもありますが・・・。
洗脳された女たち~呪詛の果て~
性格が合わないくらいならなんとかなるかも
しれませんが宗教狂いって困りますね。
でも親戚だから関わらないわけにもいかない・・・。
この作品の清子も救われたいがために
宗教にはまってしまったのかも知れません。
少し可哀想な気はしますがお祖父さんグッジョブです!
みんなが落ち着いて暮らせることを願いますね・・・。
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