友麻碧先生・原作、衣丘わこ先生・漫画の作品の
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。
妖が見える不思議な力の持ち主・葵は
美味しい手作り料理で妖を餌付けする特技を持つ女の子。
そんなある日、いつものように妖にお弁当を差し入れしたら
突然許嫁と名乗る鬼が現れて・・・?!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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かくりよの宿飯のあらすじは?
妖の見える力のある大学生・津場木葵は
先日唯一の家族である祖父を亡くしたばかり。
祖父・史郎は不思議な能力のせいで実母にすら気味悪がられ
孤独だった幼少の葵を救い出してくれた恩人です。
葵と同じ能力の持ち主だった祖父の葬儀には
たくさんの恨みを持ちつつ全国から集まった人々
そして百鬼夜行かというほどの列をなした妖たち・・・。
改めて、祖父の偉大さを感じる葵でした。
妖の見える葵は妖に絡まれたら食べ物でおもてなしし
危険を回避することにしています。
この日も通学途中、腹が減ったとつぶやく鬼とすれ違い
自分のお弁当を差し出します。
するとびっくり!
空の弁当箱に添えられていた手ぬぐいに吸い込まれ
妖の世界に連れていかれてしまったのです!
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。
待っていたのは先ほどの鬼・鬼神の大旦那。
「ようこそかくりよへ、僕の花嫁殿。」
鬼の面を取った顔は美しい顔、赤い瞳、とがった角・・・
祖父の持っていたセピア色の写真の中にあった姿そのまま。
そして連れてこられた宿・天神屋で
大旦那からとんでもないことを聞きます。
祖父は昔、この宿で豪遊したお代として
自分の孫娘を嫁として
差し出すと約束していたというのです!
そんなこと言われても納得できない!
葵は断固拒否し嫁になる代わりに
労働で借金返済することを申し出ます。
大旦那から言い渡されたのは働くなら天神屋の中でのみ
そして働き口は自分で探すこと。
人間である葵を嫌う妖ばかりの中
葵はなかなか働き口を見つけられません。
そして天神屋の離れの茶屋で小さな料理処を始めたい・・・
そう思うようになりますが・・・?!
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かくりよの宿飯のネタバレとその後の展開は?
天神屋の妖の中で唯一の葵の味方・九尾の狐の銀次の助けを借りて
葵は離れで食事処を開きたいと思うようになります。
主人である大旦那は許可を出していませんが
期せずしてそのお客第一号の
天狗のご隠居様・松葉が離れに舞い込んできます。
天神屋でトラブルを起こしたご隠居様を
葵は介抱し手料理でもてなします。
祖父の知人でもあったご隠居様は
葵と葵の料理を気に入り
天神屋との諍いを水に流した上
お礼にと天狗の団扇を授けたのです。
天狗一族との諍いを解いた功績として
大旦那は葵を宙船でデートに誘います。
そこで痛いほどわかった大旦那と祖父の名声の高さ!
その2人に関わりのある葵は一夜にして
「天神屋の鬼嫁」として噂されることとなったのです。
その後、葵を毛嫌いしていた若女将で
雪女の涼を介抱することで仲良くなったり
番頭の妹・鈴蘭を助けたり
徐々に心許せる仲間を増やしていきます。
そこで役に立ったのはやはり祖父に教わった妖好みの料理。
どうやら葵の作る料理は妖にとって
霊力を回復する効果があるようです。
そしてただの冷徹な男と思ってた大旦那が
実は情に厚く様々な人々が彼に助けられて
恩情を感じて側にいることを知ります。
また祖父も同様。
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。
番頭と鈴蘭の兄妹を現世で拾いかくりよへ導いたのも祖父で
特に鈴蘭は祖父に特に恩情を感じていたのです。
鈴蘭は番頭と大喧嘩した挙句
祖父の墓のそばで暮らしたいと現世へ渡ることを決めます。
それを見送るために葵と番頭は2人で祖父の想い出の味
水餃子を作って鈴蘭にふるまいます。
祖父の味に懐かしいと感じる葵と番頭、そして葵・・・。
鈴蘭が現世へ向かうその日
葵は大旦那に送り届け役を任されます。
無事任務が終わったら離れで
食事処を開いてもよいという条件付きで。
鈴蘭を送り届け持ってきていたお弁当を祖父に供え
自分が現世にもう何も未練がないことを改めて気づきます。
せっかく鬼神が与えてくれた現世に戻るチャンスを蹴り
カレーの材料を買って鬼神と初めて会った場所に向かった葵。
そこには鬼神が待っていました。
いよいよオープンする食事処で葵はカレーを出す気満々!
そんな葵にかくりよへきて来るのかい?と
少し意外そうな顔で鬼神。
そして葵は何度目かの質問をまた鬼神にします。
「ねえ大旦那様、大旦那様の一番の好物はなに?」
その答えにやはりにやりと笑うだけの大旦那。
手ごわい・・・!
でも料理を続けていく限り
大旦那の好物も突き止められるかもしれない!
増々意欲がわく葵なのでした。
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かくりよの宿飯の感想は?
一見、最近流行りのグルメメインの
ゆる系マンガ?と思ったら意外や意外!
しっかりしたストーリーでわきを固めたグルメ漫画で
いい意味の驚きでした。
妖の見える女の子が突然、妖の許嫁が出てきて
お料理で妖を癒して仲良くなる・・・
そう言ってしまえばとても軽くていかにもな内容ですよね?
でも実は主人公の葵の親がネグレクトで
満足に食事を与えられてなかったところを助けたのが妖だとか
結構これからの展開にワクワクするような
伏線がたくさん潜んでいて
どうしてもその続きが気になってしまうあたり
上手い具合に書かれているなぁと感動します。
かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。
葵の作る料理は妖向けの料理ながら
人間界でも普通に作れる料理ばかりです。
特におじいちゃんの思い出の水餃子は
ちょっと試してみようかな?!って思うこと必須!
お料理好きな方やイケメンモンスターがお好きな方
ファンタジーがお好きな女子の方
そして綺麗な作画が好きな方におすすめの作品です。
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