やまざき貴子先生の作品の夢みる機械人形。
無実の罪で投獄されること5年。
そんな彼を脱獄させてくれたのが被害者の息子のバットでした。
カイトはロイと名を変えバットとともに
隠蔽されたその事件の証拠品を探すのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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夢みる機械人形のあらすじは?
カイト・ラバンは無実の罪で投獄させられること
5年の年月が経っていました。
冤罪を訴えるために断食をしたり錯乱したり・・・
そして5年、やっと外の世界に出ることができたのですが
冤罪を認められたわけではありません。
ある人物との約束で別人となって生きる道を選んだのです。
そう、カイト・ラバンは脱獄をしたのでした。
メイド型の機械人形のドレスの中に身を潜めて脱獄。
ただし生体反応を消さなくてはならないので
薬で仮死状態にされての脱獄成功となったのです。
仮死状態になっているカイトは5年前のことを夢見ます。
夢みる機械人形
商人の父、母と妹の4人で
偶然立ち寄った街ではお祭りで賑わっていました。
はしゃぐ妹を追いかけた18歳のカイトは
そのときすれ違う人と肩がぶつかってしまいます。
ぶつかったことを詫び
そのまま妹を追いかけようとしたときでした。
背後で悲鳴が響き思わず立ち止まり
振り向いてしまったカイトを犯人だと指さす街の人。
違うとカイトは言うのですが
刺したであろうナイフが足元にあり
そのまま罪人とされたのでした。
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夢みる機械人形のネタバレとその後の展開は?
サロンではお嬢様方が2人の若い男性の話で盛り上がっています。
1人はロイ・ダングレー、もう1人はアルゴン家のバット。
お嬢様方の間ではダングレー派と
バット派と二分されるほどの人気なのですが
実はロイ・ダングレーとは
脱獄したカイト・ラバンなのです。
そしてバットはカイトが殺したとされている人物の息子・・・
カイトは被害者の息子に助けられていたのでした。
カイトは殺していないと無実を口にしますが
バットはカイトが殺していないことを知っていると答えます。
役人に言ったものの信じてはもらえなかったと
そうバットは言います。
さらにカイトが犯人であると証言をした2人は
今は大出世をしていることも怪しさが増すというものですが
なかなか尻尾を見せないこともあり
カイトの無実を証明することも
面会もなかなか実現しなかったのです。
何か裏がある・・・。
バットはそれを探るためにカイトを脱獄させ
家の権力を使いカイトを親衛隊に入隊させます。
出世して事件の証拠品を見つけてきてほしい
それがバットの願いでした。
夢みる機械人形
カイトが入隊した親衛隊の上官は
かつて彼を捕まえた兵士でしたが
ロイがカイトであることにまったく気づきません。
運よく資料運びを手伝い倉庫に入ることができましたが
あるはずの事件に関する書類が一切存在していません。
別の場所に保管してはいない
貸し出してもいないとなると盗まれた可能性が・・・
とバットは考えます。
しかしバットは兄の手伝いもしなくてはならず
カイトだけに構っているわけにもいきません。
一旦話を切り上げ去っていくと店の外で
人が馬車に引かれるという事件が起こります。
5年前と違う街の風景。
いろいろと考え思うことがあるカイトの耳に
聞きなれた名が飛び込んできました。
ヴィルマという名・・・。
それは投獄されていた頃
上の牢に入れられていたのが彼女だったのです。
名前以外知らないものの彼女との会話は
滅入る気持ちを浮上させてくれました。
そしていつしか自分が冤罪で
投獄されたことを打ち明けていました。
ヴィルマは自分が自由になったら
カイトのことを助けると約束をし
身に着けていたアクセサリーを託したのでした。
カイトがいつも腕に付けているアクセサリーがそれなのです。
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夢みる機械人形の感想は?
外見は人と寸分も変わらない機械人形が流行っている世界。
しかしカイトがまだ家族とともに普通に暮らしていた頃には
機械人形は出回っていませんでした。
それほど投獄されていた5年という年月は長い・・・。
リアルでも5年もあればすっかり街並みが
変わってしまうこともあるでしょう・・・。
創作とはいえカイトの置かれている立場が
あまりにも不憫で序盤はしんみりです。
夢みる機械人形
1話目はカイトの事件の真相が
明らかになっていく展開と彼の淡い恋が中心です。
2話目以降はカイトの妹が中心となり
兄を捜す旅をするという展開になっています。
事件の真相はここでは触れませんが
やや後味がよくありません。
2話目以降は妹が兄であるカイトと
無事出会えるといいな・・・と
読みながら彼女の行動を応援したくなります。
機械でも感情はある。
それを信じたくなるようなシーンもあるので
ぜひ一読していただきたい作品です。
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