山田南平先生の作品のオレンジチョコレート。
律と千尋は1つ違いの幼馴染で踊りの習い事をしていましたが
男の律の方が上手なので千尋はお稽古が好きではありませんでした。
それから数年後、律は16歳という若さで
女形タレントとして知名度が広がっているのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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オレンジチョコレートのあらすじは?
律と千尋を捜す声。
庭にいるはずと言われるものの
見かけてなくて困り果ててしまいます。
そろそろお稽古が始まる時間なのですが
いない2人を捜している人いる一方
当人たちは鳥居の階段を使って
「オレンジチョコレート」の真っ最中なのです。
じゃんけんをしてチョキで勝つとチョコレートなのですが
なぜか千尋はチョコレートの前にオレンジをつけます。
オレンジチョコレート
再びじゃんけんをするとグーで律が勝ってしまいます。
チョキで負けた千尋は納得がいきませんが
彼女の文句も気にせず階段を登り進んでいきます。
階段の上までたどり着くと今度は下りです。
少し休んだら行こうと誘う律ですが
千尋はお稽古が嫌なので乗り気ではありません。
なぜなら律のように上手に踊れないから。
千尋は律になりたいと願い
それを聞いた律は千尋になりたいといいますが
その理由は教えてくれませんでした。
律と千尋は1つ違いの幼馴染で
律は1つ年上でお金持ちの息子で踊り上手。
優しい兄と顔が綺麗な律が
なぜ千尋になりたいと思うのか千尋には謎でした。
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オレンジチョコレートのネタバレとその後の展開は?
月日は流れ律は16歳に。
姫野律と言えば女形タレントとして
名が知られるようになっています。
その彼のディナーショーのポスターが
生徒会掲示板に貼られたことで
ちょっとした騒ぎになっていました。
それを知らされた千尋は問題の場所へと向かいます。
カギがかかった掲示板を生徒がどうこうできるものではなく
千尋は石を投げて割るという強行手段に出ます。
生徒会掲示板を私用に使ったのは
どうやら姫野先生のようで
当の本人が姿を見せると
実弟のポスターを貼るという個人的な使い方に
問題定義を投げかける生徒が・・・。
すると先生はサラリと問題がないと笑顔を振りまきます。
理事も校長も律のファンで
保護者の中にも律のファンがいるのだとか・・・。
オレンジチョコレート
そこにもう1人やってきたのが呼水百合
千尋の姉です。
妹にラクハラ紛いなことをしている
姫野先生に軽く制裁を与えます。
3人が問題の場所から去った後
掲示板に貼られたポスターを知った律本人が
千尋を訪ねて彼女のクラスにやってきます。
千尋のクラスではおいらん王子がきたと
ちょっとした騒ぎになります。
律がわざわざ中等部の千尋を訪ねてきた理由はただ1つ
あのポスターの件で兄を探し出すためだったのです。
その後、学食で兄と百合を見つけことの真意を問いただし
止めてほしいと兄弟喧嘩に発展。
それを止めた百合は仕事があるからと
律を強引に連れ去ります。
律が女形タレントとして名が知れ渡る
きっかけをつくったのが百合でした。
そんな経緯もあり今は律の
マネージャーをやっているのです。
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オレンジチョコレートの感想は?
千尋と律の2人の兄と姉も幼馴染という関係。
律の兄は学校の先生で千尋の姉は律のマネージャーと
成長後も幼馴染という枠を超えてお付き合いがある4人。
律のお家の方にやや問題があるような伏線も置かれており
4人がどうその辺りに絡んでくるのかが楽しみな展開です。
問題は律の父親の方みたいで
父への気遣いなどもしているのに対し
兄の方は自由奔放で弟の気も知らないで・・・
という設定のようです。
オレンジチョコレート
決して頼りない兄という様子でもないようなので
兄なりになにか考えがあるのでしょうか。
その辺のところを千尋の姉が
知っているような感じもあるので
そちらの関係も気になります。
学園・芸能・日舞などが絡んだお話。
アイドルや役者といった芸能ものではないようなので
ありきたりな芸能モノに飽きた方は
女形や日舞などが出てくる本作はいかがでしょうか。
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