松本帆加先生の作品の暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編。
一国の城ヴァーデル城でメイドとして働いていたニーナは
その城の王セティス・エルドゥラ・ヴァーデルに見初められ
王妃としてヴァーデル城で暮らすことになった。
夫婦になるということはもちろん
体の関係があってもおかしくない。
それなのに求められない私にはもしかして魅力がないの?
メイドから王妃になったシンデレラストーリーは
思わぬ展開を見せる――・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編のあらすじは?
ニーナは親の借金を返済するために
ヴァーデル城でメイドとして働いていました。
その城の王セティスさまは冷徹で知られる王様。
アルバイト代目当てで王様の花嫁役を代行したニーナは
そのままなんと本物の花嫁になることになってしまったのです。
しかしその頃には愛情深い王様に心奪われていたニーナ。
晴れて好きな人の花嫁となり
さらには王妃にまでなってしまったニーナだったのですが
まだその実感を持つことはできなかったのです。
一緒に働いていたメイドと恋の話に花を咲かせていたニーナは
周りのメイドがそれぞれのパートナーと愛を深めていることを知ります。
一方、新婚なのにこれといってと
きめくような体験を経験していないニーナ。
思い切って王様をベッドに誘うも疲れがたまっている彼は
すやすやとそのまま眠りに落ちてしまったのです。
暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編
もしかしたら私、魅力がないのかもしれない?
大好きなセティスに喜んでもらいたいと思って
ダンスパーティに選んだドレス。
初めての社交界デビューに精一杯の笑顔を振りまくニーナですが
果たして王妃として相応しい振る舞い方ができたのでしょうか。
何も言ってくれないセティスの様子に不安ばかりが募っていく。
ニーナのそんな心の動きを読み取ることができないセティスは
無防備な彼女を大切にすることに必死になっており
彼女の可愛らしさや愛くるしい笑顔に戸惑ってしまって
自然に振る舞うことができないでいたのでした。
お互いがお互いを思っているのになかなか噛みあわない2人の心。
そんな中、ニーナを狙うクライブ王子の出現が
セティスの心を揺さぶってくる――!!
果たして2人は本当の夫婦となり
心まで結ばれることができるのでしょうか?
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暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編のネタバレとその後の展開は?
セティスのことが好きで好きで仕方がないニーナ。
しかし国王という身分である彼は多忙であり
国政を邪魔してはいけないことも分かっています。
自分の気持ちをおしこめ我慢ばかりしている彼女の心には
悲しみやストレスが溜まって行く――・・・。
一方、不器用なセティスもニーナのことを
本当に大切に思うあまり
どのように接して良いのかが分からないのです。
そんな不器用な2人には圧倒的に一緒に過ごす時間が少なく
大切な彼女のために時間を作ってくれるセティス。
不器用な2人は手探りで少しずつ距離を近づけていくのですが
策略家の幼馴染であり隣国の王女でもあるシルビアが
セティスの側室になると言って乗り込んできました。
暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編
国同士の利益を盾に迫ってくるシルビア。
しかし機転を利かせたクライブの存在で2人は以前のように
仲睦まじい関係に戻ることができたのです。
改めてニーナの大切さを認識したセティスはとうとう
大切な大切なニーナと心も体も結ばれる時を迎えます。
心から大切に思っている人との一夜はお互いにとって
筆舌に尽くしがたい大切な夜となったのでした。
しかしようやく結ばれたとはいっても2人は王子と王妃。
愛を確かめ合う時間はごく限られており
隣国との関係や一国の主としての仕事など
多忙さに負けそうになりながらも
着実に進展していく2人の仲。
そんな心温まる純愛物語が今ここに展開する――!
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暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編の感想は?
暴君と言われていた冷徹な王セティスは
その内面には強い思いを秘めた情熱的な一面も持ちます。
しかしその気持ちをどのように表現して良いのか分からず
大切なニーナを思う気持ちを持て余してしまっているのです。
一方、メイドであったニーナは素朴な女性。
大好きな人と結ばれたとはいえ身分の違いもあり
なかなか自分の気持ちを思うように伝えることができません。
暴君ヴァーデルの花嫁 初夜編
お互いがお互いのことを大切に思いながらも
なかなか進んでいかない2人の関係。
その速度にもどかしさを感じながらも時々見せる
セティスの強引なところにキュンキュンしてしまいます。
安心して読み進めることができる純愛ストーリーで
今後の2人が更に距離を近づけていくさまを期待しています!
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