南塔子先生の作品のReReハロ。
幼いころ母を亡くし便利屋という
やや安定しない収入の父をもつ早川リリコ。
苦労人の少女はある日ひょんなことから
わがままな御曹司の周防湊の世話を焼くことに。
最初は父のためでしたが次第に彼に絆され
そして湊もリリコのことを気に入っていきます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ReReハロのあらすじは?
高校に入学して数日、花の女子高生の早川リリコ。
しかし幼い頃に母を亡くし父に兄、弟という
自分以外全員男の家庭で育ってきた彼女は
毎日学校へ行きながら家事をしてと大忙しです。
おまけに父は1年前に脱サラし今は便利屋という
やや安定しない収入の仕事で生活をしている状況です。
まだ若いにもかかわらず受験とそんな時期が重なり
日々神経と貯金を削られてきたリリコ。
我が家が大変なのは母がいないからではなく
父親がバカなせいだと憤っています。
そんなリリコがある日、投稿中の電車の中で見かけたのは
咳をしている女性にのど飴をあげている好青年でした。
ReReハロ
そんな光景に心癒されたのもつかの間
家に帰ったリリコに飛び込んできたのは
父が仕事中に倒れ救急車で運ばれたという知らせでした。
幸いにも過労による急性腸炎で命に別状はなかったものの
朝から父がお腹の調子が悪いと言っていたことを
聞き流してしまっていたことをリリコは悔やみます。
さらに入院することになったにもかかわらず
父親は夕方からの仕事に行かなければ便利屋としての
信用を失ってしまうと無茶をしようとします。
ずっと適当だと思っていた父親が
仕事に対して真摯に向き合っている姿に
リリコは父親の代わりに自分が依頼をこなすと
依頼主の元へ向かいます。
そこで待っていたのはなんと今朝電車で見かけた好青年で・・・。
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ReReハロのネタバレとその後の展開は?
朝方電車で見かけた好青年が依頼主だと知り
リリコは運が良かったと安堵します。
しかし実は彼は外面がいいだけで
実際は世間知らずなわがまま御曹司だったのです。
父親が心配なら帰って言うという彼でしたが
一度引き受けた以上は自分が父親の代わりになるのだと
リリコは仕事を開始します。
彼・・・湊の世間知らずのお坊ちゃんっぷりに振り回されながらも
自分と同じく母親が死んでいるという身の上や
ご飯を作ってあげれば年相応に笑う姿に
僅かにリリコの彼に対する印象が変わります。
しかし支払いをすべてカードでやりたいという彼に
そんな思いも消し飛びリリコは
さっさと仕事を切り上げ帰路へつきます。
結局タダ働きをする形になってしまったリリコ。
ReReハロ
しかし湊が頑なにカードしか使おうとしなかったのは
単におぼっちゃまだからというだけでもないようで・・・?
そんなこんなで一旦は湊のところへいくのをやめたリリコでしたが
その後奇妙な縁がありどんどん湊と会う機会が増えていきます。
しかしその一方で彼女は父親の便利屋にいる唯一の従業員の
甥っ子である久保に惹かれ始めてもいました。
あくまでリリコは湊に対して
放っておけない気持ちは抱いているものの
あくまで客として接しています。
ですが湊はどんどんリリコのことを
1人の人間として気に入り始めます。
早くも巻き起こり始めた三角関係
しかしある日久保の幼馴染の女性だという人物が現れて・・・?
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ReReハロの感想は?
ちょっと俺様気味で世間しらずなセレブ男子と
庶民感溢れる平凡女子のラブストーリーです。
最初は少女漫画にありがちな題材と思いましたが
本作は湊がリリコを気にしはじめるのがかなり早かったですね。
気づけばちゃっかり名前呼びしていたり・・・
世間知らずなところはありますが
俺様感がダラダラ続かなかったので
比較的この類の作品としては読みやすかったです。
リリコが憎めないよい子なのも好感度が高いですね。
2人の周囲の人々もみんな優しく
ほのぼのとした雰囲気で進んでいきます。
ReReハロ
あまり衝撃的な展開や辛い展開はないので読みやすくていいですね。
ただちょっとのんびりした展開なので
2人が付き合うまでに時間がかかって
そのあたりはじれじれさせられました。
ライバル的なキャラクターも登場しますが
そこまで大波乱というわけではなかったですね。
全体的にほのぼの時々キュンッという感じの漫画でした。
ですが最後まで安定したぶれない面白さがあります。
終わり方もハッピーエンドで思わずよかったね~と
そう言いたくなるような作品となっています。
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