愚者の皮チガヤ編（ストーリーな女たち）3話のネタバレと感想！

大ヒットとなった愚者の皮の続編の
愚者の皮チガヤ編が収録されている
ストーリーな女たち。

 

地下室に閉じ込められてしまった千茅は
誰にもすがらず生きてきたと言い
髪を引きちぎるのですがその後
どうなったのでしょうか・・・。

 

 

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愚者の皮チガヤ編（ストーリーな女たち）3話のネタバレ！

 

大雨になり土砂に埋まってしまった子どもを
女性たちと一緒に助けるセキ。

 

千茅が兄と情交たことを考え大岩をその兄と思い
憎しみを込めて力いっぱい押してどかします。

 

そして子どもたちの母親に命がけの救助に
感じ入ったことそれに引き替え千茅は
危険がないように1歩も外に出さないように
してやっているのに手遅れになるなどと
浅はかなことを口走ると言うのです。

 

その様子に母親たちは千茅に何をしたのかと問い
田舎に嫁いできて外出も禁じられては
可愛そうだと言い更には手遅れになるとは
わが身の命のことではないかと・・・。

 

母親たちから見てもわかるぐらいセキのことを
大切にしようとしていたしセキに恋をしていたと・・・。

 

愚者の皮 ―チガヤ編―

 

その恋の芽が枯れかけているから一刻も早く
恋に命があるうちに千茅の元へと言われ
やっとセキは気づくのでした。

 

千茅は自分を裏切ってたわけではなく
兄たちに力づくで凌辱されたと・・・。

 

一方の千茅はというと死んでいったウサギや鳥たちの
羽を胸に地下室から逃げ出す準備をしていました。

 

鳥籠やウサギ籠を引きちぎった髪で結び
高い台を作ったのです。

 

そして台のてっぺんから飛び跳ね鍬をさし
後は鍬に足をかければ室の蓋に手が届くと・・・。

 

しかし何日も飲まず食わずだった千茅。

 

体に力が入らずしかも台にしていた籠は壊れて
下に落ちれば串刺し状態な感じで千茅は
どうすることもできなくなりました。

 

大声で呼んだらセキは助けに来てくれるかと
一瞬考える千茅でしたがセキに助けを求めるなんて
助けてもらったらまた同じことの繰り返しだと・・・。

 

そして千茅はセキに対する想いを言いながら
力尽きて落ちてしまうのでした――。

 

そこに駆け付けたセキ。

 

でも1歩遅かったわけで・・・。

 

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愚者の皮チガヤ編（ストーリーな女たち）3話の感想！

 

町の人の言葉でやっとセキは千茅が
自分を裏切ったのではないと気づきました。

 

兄たちが無理やり凌辱したことも・・・。

 

でも千茅の気持ちはもう離れていましたね。

 

兄たちに犯された体を洗わせず
医者にも見せず暗い室に閉じ込め
そんな千茅を見て喜びを感じていると・・・。

 

愚者の皮 ―チガヤ編―

 

それでももしセキがもう少し早く
千茅の元にたどり着いていたら
違った結果を迎えていたのかもしれません。

 

少なくとも千茅があんなことには・・・。

 

きっとセキも今まで愛されたことがないから
裏切られたと思ってしまったんでしょうね。

 

あのとき兄たちが千茅を訪ねてこなければ
千茅がドアを開けたりしなければ2人は今頃
幸せな生活を送っていたのでしょうか・・・。

 

それともセキと約束した日でなくても
他の日に兄たちがやってきて千茅を
犯していたのであれば結果は今と
同じだったのでしょうか・・・。

 

愚者の皮のあよの物語のように
感動の結末が待っているのかもしれませんが
この後どうなってしまうのか気になってしまいます。

 

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