榎宮祐先生と暇奈椿先生・原作、茨乃先生・キャラクター原案
そしてクロ先生・漫画の作品のクロックワーク・プラネット。
一度死んだ地球が歯車だけで再構築された近未来。
機械オタクの少年・ナオトは学校でも家でも
ひたすら機械いじりを行う日々を送っています。
そんなある日、彼の家に謎の棺が降ってきて・・・
中にいた自動人形の少女を稼働させたことで
彼の運命は変わり始めます。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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クロックワーク・プラネットのあらすじは?
死んだ地球がある天才時計技師により
歯車だけで再構築された近未来。
そんな近未来のとある都市に住む三浦ナオトは
学校でも家でもいつも機械いじりばかりをしています。
彼は学校で浮きまくっており教師からは怒られ
他の生徒からはいじめられる日々です。
しかしナオトにはそんなことはまるで気になりません。
なぜなら彼にとっては機械いじりこそがすべてだから。
家で自作の自動人形(オートマタ)を完成させるために
日夜頑張っているナオトですがそれももう少しで完成。
しかしその日、彼の運命は動き出すことになります。
クロックワーク・プラネット
突如自宅の屋上へ落ちてきた謎のコンテナ
その中に入っていた棺には
美しい少女の自動人形が眠っていました。
ゼンマイは動いているにもかかわらず
稼働をしていない彼女を放っておけないナオトは
崩壊寸前の建物の中でその人形の修理を始めます。
自らの聴覚を頼りに的確に自動人形を修理していくナオト
しかし時間は刻一刻と迫っていました。
徐々に崩壊していく建物。
しかしすべてが決壊する直前にナオトは
自動人形を稼働させることに成功します。
上品な口調ながらもとんでもない言葉を口走る
自動人形に抱えられナオトは間一髪で崩壊する自宅から
脱出することができたのでした。
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クロックワーク・プラネットのネタバレとその後の展開は?
美しくかわいくとてつもない身体能力を誇る
自動人形の少女・リューズ。
ナオトはリューズから自分のマスターとして
登録させてほしいと請われ
よくわからないままそれを承諾してしまいます。
完璧で有能、物腰も丁寧。
しかし言っている言葉自体は
とんでもなく人を見下しているリューズ。
しかし彼女はナオトが3時間で設計図もなしに
自分を直したと知りあなたは変態だと告げます。
あくまで彼女なりの褒め言葉でありリューズはナオトのことを
他の人間より優れているときちんと認識していましたが
ナオトはいまいちそのことがピンとこないようです。
クロックワーク・プラネット
周りに言ってもわかってもらえない
気持ち悪がられるだけ・・・
これまで彼は機械の才能で誰かに褒められたことは
一度たりともありませんでした。
家無し宿無しになっていたナオトですが
リューズの手引きにより
当面の生活に心配はいらない状態に。
非日常のさなかに出会った2人が平凡な日々を満喫する中
その裏ではにわかにきな臭い事態が発生していました。
意図的に行われる都市の崩落・・・
未だ2000万人の市民が残っている都市の市民が
その巻き添えになろうとしていたのです。
その事態を止めようと奮闘する少女・マリーは
リューズを元々所持していた人物でもありました。
彼女がいれば稼働できていればこ
んな事態どうとでもできるのに・・・。
そんなことを考えるマリーの目の前に
まさに稼働をし始めたリューズ、そしてナオトが現れたとき
事態は大きく動き始めるのでした。
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クロックワーク・プラネットの感想は?
地球のすべてが時計仕掛けで再現・再構築された
近未来を舞台に繰り広げられる
バトルアドベンチャーのような作品です。
機械いじりだけが取り柄の冴えない少年が
美少女自動人形のご主人様に・・・
というラノベのテンプレ展開ですが
原作はライトノベルなんですね。
ラノベのコミカライズというと端折られたり
展開や迫力がいまいちになってしまうものも多いですが
本作はコミカライズ版も十分に楽しめるかと思います。
歯車や機械類の書き込みがかなりしっかりされており
絵面が非常に美しいです。
クロックワーク・プラネット
1巻の段階ではリューズとナオトのラブコメっぽいパートと
マリーとハルターのシリアスパートの
2つが同時進行している感じになっています。
そして最後の最後でそれが交じり合い2巻からいよいよ
本格的にバトルが始まる感じになっていきます。
1巻も面白いですが2巻からが本領発揮という感じなので
ぜひそこまでは読んでいただきたいですね。
程よくシビアな世界観ですが登場人物たちの
キャラクター性が非常にさっぱりしているため
ラノベの類にすると読みやすいかと思います。
彼らのやっていることはテロリストという扱いにはなりますが
そんな彼らが自由気ままに腐った陰謀に
立ち向かっていく姿には非常にワクワクさせられます。
ラノベのテンプレ展開が好きな方は読んで損はないでしょう。
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