攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのネタバレと感想！試し読みやあらすじもあり

衣谷遊先生の作品の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX。

 

西暦2030年、「電脳化」と呼ばれる人間の脳と
コンピューターを直接つなぐ技術が一般化され
情報ネットワークが高度化した世界。

 

それにより複雑化するネット犯罪に対抗するため
内務省直属の機関として結成された「公安9課（通称・攻殻機動隊）」。

 

全身を義体化（サイボーグ化）したリーダー・草薙素子を中心に
バトー、トグサら個性的な面々の活躍を描く。

 

10年以上前に大ヒットしたアニメーションシリーズの
コミカライズ作品が登場！！

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのあらすじは？

 

あらゆるネットが眼根を巡らせ光や電子となった意思を
ある一方向に向かわせたとしても“孤人”が複合体としての
“個”になるほどには情報化されていない時代・・・。

 

時は西暦2030年、ニューポート・シティー。

 

とあるビルの屋上で一人の男が
空調機に睡眠誘発ガスを取りつけていました。

 

明らかに不審な動きで何かを狙っている様子・・・。

 

その男の動向をさらに高みから伺っている女性の姿が。

 

彼女は銃を構え足場のビルから
颯爽と飛び降りて男の背後に近づきます。

 

普通の人間なら怪我では済まされない高さから
飛び降りたとしても彼女には傷ひとつつきません。

 

それどころか彼女が降りた足元のコンクリートにヒビが入り――・・・。

 

その衝撃で男も彼女の存在に気づき銃を構えて向かってきます。

 

攻殻機動隊　STAND ALONE COMPLEX

 

彼女は銃弾を華麗にかわし大男を翻弄するように
二発、三発と蹴りを食らわします。

 

たまらず男は逃げ出しますがまたも彼女の人間離れした
射撃の腕で男の足は吹っ飛ばされてしまいました。

 

その足はまるで機械の部品のように粉々に――
そう、男は全身を義体化（サイボーグ化）した人間だったのです。

 

そして彼女もまた・・・。

 

男は世の中に不満を持ち罪を犯そうとしていたようでしたが
そんな男に彼女は言い放ちます。

 

世の中に不満があるなら自分を変えろ――と。

 

それが嫌ならと彼女が男の額に銃を突きつけた瞬間
彼女のもとへ上司である荒巻課長から
次の現場へ急行するように連絡が入ります。

 

彼女の名は草薙素子。

 

急速に進化する情報ネットワークに伴い多発する様々な犯罪。

 

それに対応するために結成された内務省直属の
独立防諜部隊「公安9課」のリーダーだったのです。

 

素子は国内で起こる様々な事件に仲間のバトーや
トグサらとともに立ち向かっていくことになりますが・・・。

 

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXのネタバレとその後の展開は？

 

情報ネットワークが進化した近未来の世界。

 

電脳化と呼ばれる脳と情報をつなぐ技術と義体化が発達し
多様化するネット社会の犯罪に対抗する
超法規的組織「公安９課」が結成されました。

 

そのリーダーである草薙素子（通称・少佐）もまた
脳と脊髄の一部を除いて義体化したサイボーグであり
冷静沈着な性格と類まれな統率力、判断力で組織を率いています。

 

少佐ら公安９課の面々はサイバー犯罪の捜査やテロの抑止
要人警護、汚職摘発などの極秘裏な任務を次々とこなしていきます。

 

少佐が荒巻課長から連絡を受け向かった先はとある高級料亭。

 

芸者ロボット達が何らかの外部操作により暴走、政府の要人らを
人質に立てこもるという事件が発生していました。

 

少佐は９課のメンバーであるバトー、トグサ、イシカワ
サイト―、パズ、ボーマらと連携しそこに突入していきます。

 

彼らの活躍により人質は無事救助され
犯人らしき男も確保されます。

 

しかしその犯人は自分で自分の記憶を消去するという行為をし
一切の情報が得られなくなってしまいます。

 

果たして９課はどのような手段で事件を解決に導くのでしょうか？
そしてそれに絡んでいるとされる「一ノ瀬レポート」とは？

 

電脳化が進んだこの世界だからこその結末が待っています。

 

攻殻機動隊　STAND ALONE COMPLEX

 

そしてその後も様々な事件が９課を襲います。

 

暴走戦車、麻薬組織、殺し屋フェム、そしてテロリスト・・・
事あるごとに難敵が９課の前に立ちはだかるのです。

 

「興国の旅団」と呼ばれるテロリストとの戦いでは
９課が沖縄沖の人工島で消息不明となった
海保所属の特殊部隊の捜査をすることになります。

 

その過程で特殊部隊がそのテロリスト集団を追っていたことが分かり
そこから彼らとの戦いへ発展していきます。

 

鍵を握るのは16年前にテロリスト集団に
誘拐されたはずの少女・戸玖良エカ。

 

彼女は誘拐当時の10歳の姿のまま現れます。

 

真相を確かめるべく潜入した少佐たちに
襲いかかる旅団のメンバーたち。

 

義体ではない生身の人間なのにも関わらず
何故か死をも恐れぬ覚悟で立ち向かってくるのです。

 

この旅団の正体は？
不老不死かと思われる年を取らない少女の謎とは？

 

潜入し行方不明となっている特殊部隊の捜索をするうち
驚愕の真相が少佐たちの前に立ちはだかるのです。

 

１エピソード完結のこの作品。

 

切ない結末もあれば驚きの結末を迎えるものもある・・・
何にしろ少佐を中心とした公安９課のチームワークが光っています。

 

アニメを見たことがないという方でも十分楽しめると思うので
気になった方はぜひ手に取ってご覧ください！

 

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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXの感想は？

 

未だ根強いファンもいるであろうこの作品は
原作漫画をもとにしたアニメーションで話題となりました。

 

そのアニメーションのコミカライズであり
世界観を忠実に再現しています。

 

最近ではハリウッドで実写映画化されると再び話題になりました。

 

政府直属の防諜機関である「公安９課」のメンバーの
活躍を描いたものですがとにかく
主人公である草薙素子がカッコ良すぎます。

 

他の面々からは「少佐」という愛称で呼ばれている彼女は
ほとんど全身を義体化したサイボーグで
自らが先頭に立ち数々の事件を解決に導いていくのです。

 

そして彼女をサポートする９課のメンバーも超個性的で好きです。

 

攻殻機動隊　STAND ALONE COMPLEX

 

特に少佐の右腕ともいえるバトーに電脳化以外は
生身で所帯持ちのトグサは９課の中心メンバーですが
彼らと少佐のやり取りがいいです。

 

心から信頼し合っているのが伝わってきて
彼らの連係プレーは見ごたえがあります。

 

アニメがちょっと難しかった・・・
と言う方には特におススメです。

 

文字がある分、理解しにくい部分も補ってくれるので
個人的に合わせて見たらわかりやすいと感じました。

 

またアニメを見たことがなくても十分楽しめる作品となっていて
近未来・SF好きな方にはたまらない世界観だと思います。

 

ぜひ読んで攻殻機動隊シリーズの
虜になっていただきたいと思います。

 

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