池田ユキオ先生、榎本由美先生そして浅野まいこ先生の
作品が収録された棄てられた子供たち。
虐待や育児放棄により棄てられた子どもたち・・・。
そんな子供たちが児童養護施設で過ごすのですが
そこでもまた新たな苦しみがあり・・・。
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棄てられた子供たちのあらすじは?
生贄少女
児童養護施設ゆうさと園にやってきた荒井咲。
部屋を紹介される途中にはパンツ姿で
床を這っている少年の姿も・・・。
ゆうさと園は塀の中にあり咲は
もう逃げられないと思うのです。
そして案内された咲が過ごすことになる部屋。
そこには数名の女の子がいて咲の挨拶に
一瞬こちらを見るもののすぐにまた遊びだす・・・。
そんな中、加奈という少女だけは
咲に話しかけてくれるのですが
先生に呼ばれてどこかへ・・・。
加奈のそのうち慣れる大丈夫という言葉を
咲は思い出し荷物を取り出していくのですが
もちものチェックだと荷物を奪う男の子たち。
荷物を追いかけ男の子たちの部屋に行ってみると
そこにはマサルというボス的存在の男の子が・・・。
ここでは新入りの持ち物はひとつもなく
すべて自分が所有すると言うマサル。
更には咲が何を持っていいかは自分が決めると言い
差し出されたのは咲のパンツ。
竹の棒のようなものに引っかけられ手渡され
取り返そうとすると顔に命中・・・。
顔面キャッチだと笑われる中、拾おうとしていると
先生たちがそこにやってきたのです。
夕食の配膳のようでしたが咲のその様子を見ていたはずなのに
みんな見て見ぬふりをしていたのでした。
まるで咲が見えてないみたいに・・・。
それは咲の母親や父親と同じだったようで
どこへ行っても自分は要らない子なんだと
そう思っていると先生たちが止める声が・・・。
それはソファーの綿をブチブチとむしり食べていて――・・・。
棄てられた子供たち
独裁者と籠の小鳥
児童養護施設清澄園ではロッカーに閉じ込められ
反省するまで出さないと怒られている少年の姿が・・・。
少年を閉じ込めていたのはこの清澄園の延長で
清澄園に勤務する安藤梢はそれを見つけ
これは虐待で虐待され保護されてきた子供に
また同じことを繰り返すのかと言います。
梢は子どもたちを助け一緒に学ぶという
理想を持っていましたが
それは崩れそうになっていたのです。
清澄園での食事の時間。
ブザーが鳴り食事をし始める子どもたち。
清澄園での食事や入浴など日常の行動は
ブザーで知らされてそれにひたすら従うのです。
食事中の死後は禁止されていて声がけでなく
全てブザーで仕切るなんてまるで刑務所みたいだと
梢は他の先生に言うのでしたが
ここでは延長が厳しいから仕方がないと・・・。
清澄園には様々な規則があり小学校へ通う子どもたちは
全員延長の名字に統一されるため
すぐにこどもたちに園の子と知られてしまいます。
また髪は男の子は丸刈り女の子も
手入れしやすいようにおかっぱ。
そのため園で生活している女の子の中には
髪の毛を伸ばしてリボンをつけたい
そのためにお母さんに会いたいという子も・・・。
そんな清澄園の子どもたちの洋服は
地味な洋服ばかり・・・。
ある日、梢は園長先生の元に訪れると――・・・。
ホームレス村で出会った少年
ホームレスのために炊き出しなどを与える新田。
その中にホームレスの男たちとは
明らかに場違いな少年の姿が・・・。
新田はその少年にどこから来たのかと
声をかけるのですが少年は逃げてしまいました。
追いかけるも見失ってしまった新田は
子どものホームレスが居るって知ったら
騒ぎになるかもしれないと
誰にも少年のことを言いませんでした。
ボランティアが終わり家に帰る新田。
お土産に桃を買ったと荷台より出そうとすると
そこにはあの少年の姿があったのです。
少年はお腹を空かしていたようで
ハンバーグや焼肉など少年が喜びそうなものを
いろいろ作って出しました。
すると少年はよっぽどお腹が空いていたようで
ガツガツと食べ始めたのです。
少年の荷物には鈴木という名札があり
どうやら養護施設光院学園の子のようで
すぐに連絡をした新田・・・。
光院学園の清川という女性がやってきて
少年の名は柏木剛ということがわかるのですが
その女性が来たことがわかると剛の様子が――・・・。
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棄てられた子供たち 生贄少女のネタバレとその後の展開は?
ソファーの綿をむしゃむしゃと食べ笑顔になる少年。
そんなにスポンジが好きならもっと食わせてやると
マサルはトイレからかき集めたスポンジを
少年の口の中に押し込んだのでした。
死んじゃうと誰か止めてと思う咲ですが
誰も見て見ぬふりをしていて
ついに咲がやめてと止めに入るのでした。
マサルは誰に向かって口をきいているのかと
おまえもこうして欲しいのかと詰め寄られます。
するとそこに加奈が現れ二度とマサルに
反抗的な態度を取らないように言っておくから
許してくださいと謝るのです。
なんであんな奴に頭なんか下げなきゃいけないのかと
加奈に聞く咲でしたがマサルは猿山のボス猿で
決して逆らってはダメだと・・・。
マサルは力で支配していてルールも常識もなく
正義感なんて捨てた方がいいとも言うのです。
ここで生き残るためには心の電源を切ることだと――。
棄てられた子供たち
そして生き残っていつかここを出たときに
ぜんぶ忘れて本当の自分の心を取り戻せばいい
そんな日がすぐに来ると言う加奈。
更にここにいる子どもたちのことを教えてもらいます。
みんな問題を抱えていて異常行動を起こしますが
マサルへの恐怖で統一が取れているため
職員はマサルには何も言わないのだと・・・。
そして加奈と一緒にマサルを褒める咲。
マサルが施設を出てシブヤに行くと言った際には
脱走したらマサルの目を盗んで
2人だけで逃げようと加奈から言われるのです。
仲の良い感じの2人でしたが加奈と職人が
ベタベタとくっつき脱走する気がないような
そんな一面を咲は見てしまい更には
咲の大事にしていたウサギのぬいぐるみを
加奈があの綿を食べる少年に渡したのです。
そしてぬいぐるみを食べられてしまったことで
あんなところうんざりだと思う咲・・・。
そんな中マサルたちと一緒に逃げようとしたところへ
職員たちがやってきて子どもたちは捕まりました。
そこには加奈の姿はなくなんとか逃げた咲は
職員にチクったのもぬいぐるみを渡したのも
すべて加奈だと知るのでした。
マサルや咲など数名は施設から逃げ出し
自由を手に入れました。
しかしそんな中、施設では加奈がマサルに代わり仕切り
脱走した裏切り者にはお仕置きをしなくてはと言っていて――・・・。
そうとは知らないマサルはシブヤに行く途中に
マサルの家に寄ってみるのですが・・・
そこは駐車場になっていて家はなかったのです。
家もなく家族もいないことから
泣き崩れるマサル・・・。
そんな中、咲は泣き崩れるマサルを馬鹿なヤツと
一歩外に出ればただの捨てられた子どもだと思うのです。
そして自分はもう泣いたりしない
心の電源を切ったからとも――・・・。
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