葦原大介先生の作品の賢い犬リリエンタール。
日野家にやってきた新しい弟の正体は・・・犬!?
研究者である両親から送られてきたのは
謎のしゃべる犬・リリエンタール。
賢い犬・リリエンタールを中心に繰り広げられる
楽しくも不思議な毎日に日野兄妹は振り回されまくり!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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賢い犬リリエンタールのあらすじは?
空港でソワソワと落ち着かない様子なのは
日野てつことその兄の二人。
彼らはこの日久しぶりに両親たちと会うことになっていたのです。
両親は勿論、兄妹・・・とくにてつこが楽しみにさせているのは
彼らからの手紙に書かれていた「弟」の存在でした。
口ではつんつんしながらも弟がきたら得意の拳法を
教えてあげるのだと楽しみにしている様子のてつこ。
しかしそんな彼らの前に現れたのは
父親たちの部下である早乙女だけでした。
事情があってこれなくなったという両親。
![賢い犬リリエンタール](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/l/RR221260.jpg)
賢い犬リリエンタール
さらに彼は弟のことも何も聞いていないと告げ
両親から渡すように言われた箱を置いて立ち去っていきます。
父さんたちのことだからこんなことだろうと思っていたと
冷めた様子のてつこですがやはり弟のことは楽しみだったようで
会いたかったな・・・と内心ではがっかりしています。
そんな彼らの周りになにやら不穏な人影が・・・
黒服姿の怪しい男たちはRD-1を追うと話をしていて・・・。
空港から離れたてつこと兄は早乙女から言付かった箱を開けると
その中から出てきたのはなにやら不気味な笑みを浮かべたぶさいくな犬。
二本足で立っておまけに挨拶までしてくるその犬こそ
実は両親たちが二人に話していた「弟」だったのです。
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賢い犬リリエンタールのネタバレとその後の展開は?
楽しみにしていた弟が犬・・・その事実に
てつこは大ショックを受けます。
順応性が高すぎる兄は受け入れている様子であるものの
普通にこだわるてつこはリリエンタールの存在を断固拒否。
しかしそんな彼女を他所に事態は動き始めているのです。
父親からの手紙にはリリエンタールを狙っている人がいるから
気を付けてという言葉通りリリエンタール・・・
もとい「RD-1」を狙う組織が現れます。
最初の窮地はリリエンタールの不思議な能力
そして日野兄妹の優れた体術と技術で事なきを得ます。
本格的にリリエンタールが狙われていることを知った彼女たちは
よそ様に迷惑がかかるといけないからと
リリエンタールをペットとして日野家に住まわせることに。
こうして二人と一匹による
不思議な日々が幕を開けることになるのです。
![賢い犬リリエンタール](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/l/RR221260.jpg)
賢い犬リリエンタール
相変わらずリリエンタールを弟だと認めたがらないてつこは
段ボールでベッドを作るなどちょっとした意地悪を繰り返します。
しかしリリエンタールは彼女が意地悪としてやった一つ一つのことに
酷く感動した様子を見せるため彼女は調子がくるってしまいます。
実はてつこは過去に「普通ではない」ことを同級生の前でしてしまったせいで
周りから避けられるようになってしまったことがあるのです。
そのため普通であることに固執し明らかに普通ではない
リリエンタールのことも最初は邪険に扱い気味。
しかし彼と過ごす不思議な生活の中で少しずつ
彼女本来の優しさも見えるようになっていきます。
優しいけれどどこか不思議でそして時には
ハラハラな事件も巻き起こす賢い犬リリエンタール。
ペット?弟?彼との生活はまだはじまったばかりです。
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賢い犬リリエンタールの感想は?
現在週刊少年ジャンプにて「ワールドトリガー」を連載している
葦原大介先生の初連載作品「賢い犬リリエンタール」。
ちなみに読み方は「かしこいいぬ」ではなく「かしこいけん」。
全4巻で打ち切りになった・・・という噂は
聞いたことがあったのですがその割には
あまり悪い評判は聞かなかったので試しい読んでみたところ
これがめちゃくちゃ面白くてびっくりしました。
これが打ち切りというのは非常にもったいない・・・!
私自身が葦原大介先生の描く世界観が好きというのも
あるかもしれませんがそのくらい魅力的な作品でした。
![賢い犬リリエンタール](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/l/RR221260.jpg)
賢い犬リリエンタール
謎の犬リリエンタールの力によって不思議な事件が起こり
それを解決する・・・という流れが基本ですが
根底にはリリエンタールの秘密や彼を狙う
謎の組織の影もあったりしてギャグテイストなんですが
ちょっとハラハラさせられる展開もあります。
そしてワートリ同様こちらもキャラクターが
非常に魅力的でいいですね。
葦原大介先生の作品は悪役もいかにも極悪非道な
悪役ですよ~!って感じのキャラクターでなくて
だけど逆にそれが強キャラ感を醸し出しているという・・・。
ジャンプ漫画っぽくないといえばジャンプ漫画っぽくはないので
打ち切りの理由はもしかしてそれですかね?
打ち切りと言ってもきちんと話自体はまとまって
終了していますのであまりそういった印象は受けませんでした。
全4巻でサクッと手軽に読めるので是非読んでみてください。
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