えすとえむ先生の作品のいいね!光源氏くん。
光源氏は日本が誇る女流文学『源氏物語』の主人公で
その姿は美しく数々の女性と浮名と流した――。
その光源氏が現代へやってきた?!
平安×平成コメディ、ここに始まります。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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いいね!光源氏くんのあらすじは?
どこにでもいる普通のOL藤原沙織27歳。
ようやく終わった金曜日、明日は休みだから
ダラダラしてやると心に決めていました。
部屋から出てきたのはアジア風の部屋にしたくて
買ってきたすだれでそのとき彼女は呟きます。
「・・・非日常が欲しい・・・」
一転して暗闇の中を歩く平安貴族の男性。
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彼は明かりを見つけその明かりが漏れていた
御簾を上げるとパック姿で寝転ぶ沙織の姿が。
乱暴する気はない道に迷っただけだという彼に対して
どう見ても不審人物でしかない男性に怯える沙織は
ドアから外へ逃げ出してしまいます。
何が起きているのか理解できない二人。
沙織は状況を打開しようと攻撃あるのみとして金属バットと
ヘルメットで武装して部屋に乗り込みました。
物の怪か?!?と驚く男性にとまどいながらも
沙織は彼を殴りつけ気絶させます。
警察を呼んでいる最中、沙織は倒れている男性が
かなりのイケメンであることに気づくのでした。
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いいね!光源氏くんのネタバレとその後の展開は?
平安貴族の恰好をした男性が目覚めると沙織と警察官が
顔を覗き込んでいて警察官は目覚めた彼に質問をします。
自分の名前や住んでいる場所、ここまで何で来たのかと
質問をされますがどこの誰かも分からない相手に名乗る必要はない
住んでいる場所は二条院で牛車と徒歩でで来たと・・・。
どう考えてもおかしな会話です。
一応、会話は成り立っていますが回答がおかしい。
ここにきて沙織は自分が金属バットで殴ったせいで
おかしくなったのではないかとあせります。
住居侵入罪で現行犯逮捕されそうな男性。
沙織はあせりながらも今までの彼の言動を思い出し
頭をフル回転させ一人の男性の名前に思い至ります。
それは彼が国語の授業で習った源氏物語の主人公
光源氏ではないかということでした。
いいね!光源氏くん
見知らぬ場所、見知らぬ人に囲まれていた光源氏は
自分を知っている人間に出会えたという
安堵感で沙織に抱きついてしまいます。
結局、警察官は痴話げんかであり
事件性はないと判断して帰っていきました。
翌朝、勢いで泊めたはいいがどうやって
帰したらいいものなのか思案にくれる沙織。
タクシーと言っても通じず牛車が呼べれば・・・
と返ってくる始末でやっぱりまだおかしいと沙織は判断。
光源氏が昨晩、自分が入ってきた御簾を上げると・・・
彼の目に飛び込んできたのは現代日本の風景!
平安京とは全くちがう風景に目眩する光源氏。
沙織は彼をなだめつつも警察に相談することを勧めますがそれに対し
どこに連れて行かれるかも分からないと言って光源氏は拒否。
そしてせめて状況がわかるまでここに置いてほしい
あなただけが頼りだと沙織にお願いしたのです。
イケメンの困った顔でお願いされて沙織は心が揺らいでしまいます。
「光源氏さん」と他人行儀で呼ぶ沙織に
「近しい者は光る君と呼ぶ」と教える光源氏。
ここで沙織の負けが確定。
「それじゃあ とりあえず、服でも買いに行きます?」
平成女子と平安貴族(イケメン)の同棲生活の始まりでした。
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いいね!光源氏くんの感想は?
タイムスリップものは古今東西多数ありますが小説の主人公が
タイムスリップ(?)してくる話はあまりありません。
平安美人の条件って白肌にしもぶくれ細目だったような・・・
という野暮なツッコミはこの際なしにしましょう。
平安貴族の生活力のなさ(?!)が
この作品の面白さをかさ上げしています。
いいね!光源氏くん
はっきり言ってほぼヒモ状態です。
平安時代の常識は平成では通じず・・・。
見ている分には面白いけど沙織の大変さは何となく分かり
同じ立場になれと言われたら絶対お断りです。
馬鹿笑いまではしなくていいけど
ちょっとだけ笑いたいときに読むのがお勧めです。
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