山口ミコト先生・原作、佐藤友生先生・漫画のトモダチゲーム。
金は友情よりも重いのか。
友情さえあれば簡単なはずのそのゲームが
裏切りと疑心暗鬼の元、混沌へと飲み込まれていく・・・!
誰が裏切り者なのかトモダチじゃないのは誰か
心理戦と友情が入り乱れるサスペンスミステリー開幕!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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トモダチゲームのあらすじは?
幼い頃に母親から言われた言葉
お金より大切な物が世の中にはある、それは友達・・・。
片切友一は貧乏な高校二年生でこの日も
早朝から新聞配達のバイトに精を出しています。
それは修学旅行に行くための費用を稼ぐため
行かないという選択もできましたが友一は
友達との約束のため修学旅行に行くことを選びます。
金持ちのクラス委員長・四部誠にクラス副委員長を務める沢良宜志法
学年トップの天才である美笠天智に口数は少ないが優しい心木ゆとり。
友一を入れて男女五人はクラスでも
とりわけ絆が強い仲良しグループでした。
自分たちは友達でこの友情はずっと続く・・・
友一は心からそう思っていました。
しかしある日クラスで事件が起こります。
それは修学旅行費として集金していた200万円が
何者かに盗まれるというもの。
トモダチゲーム
志法が集金しロッカーに入れておいたものが
少し目を離したすきに何者かに盗まれてしまったのです。
志法の切実な訴えも虚しく結局犯人は名乗り出ることなかったのか
クラス委員長と副委員長の四部と志法は学校に来なくなります。
もしかするとあいつらが金を盗んだのではないのかという
噂が出回り始める中、友一の自宅に志法からの手紙が届きます。
今日の23時に校門前で待っている・・・
そう書かれていた手紙に急ぎ学校へ向かう友一を
待っていたのはいつもの仲良しグループの四人でした。
会話を交わすうちにそれぞれが同じように
しかし別の人物の名義でここへ呼び出されたことが発覚していき
嵌められたのではないのかと勘付く一同。
しかし時はすでに遅く何者かによって
彼ら五人は連れ去られてしまいます。
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トモダチゲームのネタバレとその後の展開は?
目を覚ますと友一たち五人は真っ白な閉鎖された空間にいました。
何もない奇妙な部屋、そこへ突如現れたのは
「マナブくん」と呼ばれる深夜アニメのキャラクターでした。
君たちには今から簡単なゲームをしてお金を稼いでもらう・・・
マナブくんは友一たちを謎の「トモダチゲーム」の参加者なのだと告げるのです。
おまけにこのゲームを希望したのは自分たちの中の
誰かなのだということも遠回しに言われ戸惑う一同。
しかしそんな彼らに構うことなく
第一のゲーム「コックリさんゲーム」ははじまります。
10円玉に指をのせ出される質問に「はい」か「いいえ」か
心の中で答えるただしコックリさんは少数派に味方をするため
一人でも裏切者がいると正解にはたどり着けません。
声を出すことは禁止、問題は全部で五問
一つでも正解すればゲームは終了・・・。
その他にも細かいルールを説明し最後にこのゲームの必勝法は
「トモダチを疑わないこと」だと告げノボルくんはゲームを開始します。
そうして開始されたゲーム、四部からスタートしたそれは
とても簡単な問題であり誰もがゲームのクリアを確信します。
しかし彼らの思いとは裏腹に
十円玉は間違った回答の方へ進んでいきます。
明らかに簡単で間違いようのない問題が
不正解となったことに騒然とする一同・・・
その次も簡単すぎる問題が続くも
それに反してまたしても回答は不正解。
誰かが意図的に間違えている・・・裏切者がこの中にいる!
トモダチゲーム
友一が仲間を信じたかった心は疑心暗鬼と共に
徐々に黒く染まっていきます。
そして回ってきた友一の出題順
その問題を読んだとき友一は衝撃を受けます。
紙に書かれているのは「問題は出題者が考えろ」という内容
そしてその下には「10円玉が『はい』に行けばゲームクリア
『いいえ』にいけば出題者の借金が半額になる」という文字でした。
今までの出題者の紙にも同じことが書いてあり自分の借金を
減らすために出題者自らがいいえを選択していたのだと悟る友一。
同時にこれは自分の安全を確保するだけの裏切りではないのかと憤ります。
自分の後にはゆとりがいる自分が『はい』にする必要はないが
それではゆとり一人に借金を背負わせることとなる・・・。
友一はゆとりのために『いいえ』を選ばないことを決め
彼はトモダチを取ったのです。
しかし友一の勇気をあざ笑うかのように
十円玉は無情にも『いいえ』の方へ進んでいきます。
誰かが意図的に間違えている・・・そう感じるも
時間は待ってくれずに最後の出題者である
ゆとりが問題を読み上げます。
「私たちは今でも友達である?」
疑心暗鬼に包まれた状況の中出題された
この最後の問題に対する仲間たちの答えは・・・。
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トモダチゲームの感想は?
まず表紙の絵の綺麗さに惹かれて読み始めたんですが
中の絵もとてもきれいです。
キャラクターたちがきれいにかわいく描かれていると
それだけで読むのが楽しくなりますね。
この「トモダチゲーム」ですが最初は近年流行りの
デスゲームものかなと思い読み始めたのですが
デスゲームものとはちょっと違っていましたね。
でも密室に閉じ込められた数人がそこから出るために
ゲームに挑戦してく・・・という内容なのでテイスト的には近いです。
今のところ直接人の生き死に関わるような描写はないですがそれが逆に
残酷さを引き立てる要素にもなっているところが面白いですね。
トモダチゲーム
選択を間違えたら即死!というわけではなく
徐々に徐々に疑心暗鬼と共に友達同士だった彼らの関係が
崩壊していく様子は非常に見ていてハラハラさせられます。
肉体的な死ではなく精神的な死を題材にしている感じですかね。
そう考えるとこれも一種のデスゲームもの
といえばそうなのかもしれません。
キャラクターがそれぞれとても個性的でかわいいんですが
みんな心の奥底になにやら隠し持っている雰囲気があり
それぞれ怪しくて黒幕を推理しながら読むのも楽しいです。
まだ完結していない作品なので黒幕の正体や
このゲームの目的がいつ明かされるのかこれからも楽しみです。
スリルもありつつ、どろどろとした人間関係が
入り乱れる様が見たいという人にはおすすめの作品です。
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