七月隆文先生の作品のぼくは明日、昨日のきみとデートする。
昨日のきみとデートするってどういうことだろう??
通学電車の中での一目ぼれって意外とありそうな
シチュエーションだけど彼女の驚くべき秘密ってなんだろう?
二人の展開を一緒に見届けてみませんか?
ぼくは明日、昨日のきみとデートするのあらすじは?
京都の美大に通う南山高寿はいつもの通学電車の中で
たまたま目の前にきた女性に一目ぼれをしてしまいます。
声をかけたいと思いつつも周りの目が気になって勇気が出ません。
でも、もし自分と同じ駅で降りたら声をかけようと心に決めていました。
しかし彼女は違う駅で降りてしまい高寿も同じ駅で降りて
彼女を追いかけ意を決して声をかけます。
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
彼女の名前は福寿愛美。
美容師の専門学校に通っている女の子でした。
いろいろ話をしていくうち時計を気にする彼女に
「また会える?」と高寿が聞くと
ポロポロと涙をこぼし高寿に抱きつきます。
悲しいことがあったという愛美でしたが
また明日ね!!と言ってその日は別れる二人でした。
ぼくは明日、昨日のきみとデートするのネタバレやその後の展開は?
高寿は愛美の連絡先を聞きそびれたことを悔やみつつ
次の日、大学のカリキュラムの関係で動物園にやってきました。
キリンの絵を描いていると後ろから「いいね」という
聞き覚えのある声がしそれは愛美でした。
大学の名前を伝えていたので動物園にいることを聞いて来たようです。
高寿のキリンの絵を見るなり教室に貼り出されるやつだと
言いながら高寿の絵を褒めます。
高寿が動物園の中を案内しながら二人は話をします。
高寿は5歳のころに大地震にあって死にかけた話をし
すごく揺れて布団が燃えてもう死んじゃうと思っていた時に
見知らぬおばさんがベランダから入ってきて助けられたと。
すると愛美も実は私も5歳のころに
死にそうになったことがあると話し二人は連絡先を交換します。
その夜、高寿は親友の上山に背中を押され
ついにデートの約束をとりつけます。
週末、映画に出かけることにした二人。
下見を兼ねて早めにデート場所にやってきた高寿でしたが
下見にあまり集中できません。
なぜなら気になることが一つあったからです。
先日、動物園で書いたキリンの絵を見たとき
愛美が言ったことを思い出したのです。
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
愛美の言った通りキリンの絵が教室に貼り出されていたのですが
デートの時に愛美に聞いてみても彼女は特に覚えてなかった様子だったので
そのまま気にせずデートの続きへ・・・。
いろいろ会話をする中、二人の気持ちが
どんどん近づいていくのがわかります。
そして二人で鴨川のカップルシートへ行き
そこで高寿は思い切って告白します。
「つきあってください」
愛美は涙を流しながら「はい」と答えるのでした。
高寿は一目ぼれした大好きな人が恋人になったことが
うれしくてたまらずずっとにやけっぱなし。
彼女と会っていても隣に彼女がいることがうれしくて
好きな人と両想いでいることが
なんて幸せな事なのだろうと痛感していました。
愛美もうれしくて涙がとまらないようです。
途中、シーンが変わり高寿が10歳のころの話になります。
サッカー教室からの帰り道、高寿は女の人に声をかけられ
彼女は高寿が5歳のころ助けてくれたおばさんでした。
そのおばさんは高寿に小さな箱を渡します。
おばさんは次に会った時に一緒にあけようといい
それまで大事に持っていてねと高寿に告げるのです。
ぼくは明日、昨日のきみとデートするの感想は?
絵のかわいさについ手にとった作品で小説をマンガ化し
映画化される作品の本作。
一目ぼれして思い切って声をかけ恋人になり・・・と
単なる甘い恋話なのかなと思いますがどうやら何か秘密があるようです。
まだ今の段階では全く展開がわかりません。
タイトルの「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」という
意味も理解できていません。
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする
5歳の時に高寿を助けてくれ10歳の時に高寿に
小さな箱を預けたおばさんはいったい何者なのか。
これから紐解かれていくのでしょうか・・・。
二人の初々しい距離感が読んでいて切なくて
私もこんな時期あったなぁなんて
思い出したりもして懐かしくなりました。
これから二人はどうなっていくのか
題名の意味は何なのか展開がとても楽しみです。