ちょっとタイトルの意味が気になる
魚喃キリコ先生の作品の南瓜とマヨネーズ。
いつだってありふれた平凡をなくさないことは奇跡だ。
音楽での成功を夢見るバンドマンのせいちゃんと同棲し
平凡な幸せを噛み締めていたツチダは
苦しくなるほど大好きだった元カレのバギオと再会してしまい・・・?
揺れ動く心情がリアルな恋愛ストーリー。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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南瓜とマヨネーズのあらすじは?
私たちの生活や毎日の日常・・・
だけど今でもたまに思うことが。
バギオだったらなんでもしてあげるのにって・・・。
あるアパートの一室の片付けられた台所
テーブルの上に散らかったゲーム機。
ツチダは同棲中の彼氏のせいちゃんを起こしますが
せいちゃんは一向に起きずツチダは仕事に出かけます。
せいちゃんとツチダが同棲をはじめて一年半。
同棲のきっかけは大したことではなく
なんとなくいつの間にかそうしていただけ。
胸の詰まるような苦しい恋ではなく
ただなんとなくいつのまにかというのはとても楽で
情が湧くのもなんだか簡単にツチダは感じていました。
職場に到着したツチダは大きなあくびをし
ちゃんと起きてと店主である女性に注意を受けてしまいます。
夜中までゲームに付き合わされて大変だったと
そう愚痴をこぼすツチダに
店主は家庭と仕事は別だと正論を言います。
ちゃんとしないとクビにするという言葉に
クビになったらやってけないと嘆きながらも
眠さをこらえられずにいるツチダ。
南瓜とマヨネーズ
店主は話を続けこないだ言ってた
オミズの〝けん〟が友達と連絡がつき
友達の働いているお店で雇ってくれると。
ツチダは店主に礼を言いますがせいちゃんには内緒と釘を刺します。
その日の帰り疲れた足がだるいと思いながら
ツチダが改札口を抜けるとせいちゃんが待っていました。
わざわざ迎えにきてくれたのかと思うツチダでしたが
でもせいちゃんは本を買うついでに待っていただけ。
何を買ったのかと聞くとフロムエーと答えるせいちゃんに
ツチダは頑張ってと応援します。
帰り道にスーパーで買い物をしておそば屋の換気口から出る
いいにおいをかいでせいちゃんとおしゃべりをして
そうゆう小さいことが幸せと思ったりするツチダ。
そんないつの間にか過ぎていく毎日に変化が起きて・・・?
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南瓜とマヨネーズのネタバレとその後の展開は?
小さなことにも幸せだと感じていたツチダ。
せいちゃんと一緒に帰宅すると部屋の中は散らかり放題。
こんな汚い部屋やだとツチダが文句を言うと
せいちゃんはすいませんでしたと平謝り。
そのちらかった中に書きかけの曲を見つけたツチダは
曲を書いたのかとせいちゃんに聞きますが
せいちゃんはやっぱりできなかった答えます。
できなくてもがんばったならいいと
ツチダはせいちゃんを励まし台所に立ちます。
せいちゃんは音楽で成功することを目指しているバンドマンでした。
でもバンド仲間との人間関係からスランプに陥り
今は何もできずにいました。
そんなヒモ状態のせいちゃんを食べさせて行くため
ツチダは水商売を始めることにしたのです。
初めての水商売をやってみるもののツチダはやっぱり
水商売はダメだと向いてないと感じます。
そして同時にバギオのためだったら
たぶんなんでもするんだろうなと思うのです。
南瓜とマヨネーズ
バギオというのはツチダの元カレのこと。
女たらしの最低なダメ男で
ツチダは妊娠して中絶までしていました。
ですがそれでもツチダはバギオのことが物凄く大好きだったのです。
そして、別れた今でも引きずっているという状態・・・。
だめだとわかっていてもついついせいちゃんが
バギオだったらなと考えてしまうツチダは
自分のことを最低だと思いました。
最低なダメ男だったバギオに振り回されていたツチダは
せいちゃんに救ってもらったんだからと前向きに考え
あんなに好きだったバギオと同じだけ
きっとあたしはこの人を好きなのかもしれないと
半ば強引に信じ込もうとしていたのです。
散々嫌だと思っていた水商売のお店ではリカと仲良くなりました。
前に付き合ってた彼氏がダメ男で結局世の中は
お金なんだなと思って水商売を始めたというリカに
ツチダはこの子はあたしと同じだと思います。
せいちゃんを養っているツチダは貯金も切り崩し
借金までできてしまっていました。
そんなとき水商売先に現れた脂ぎったおじさんに
愛人契約を持ちかけられます。
1回10万・・・。
せいちゃんごめんねとそう思いながらも
ツチダはおじさんと関係を持つことに決めてしまったのです。
そしておじさんからもらった大金を握りしめ
ホテルから自宅で待つせいちゃんの元へと
ツチダは帰っていきました。
平凡な幸せを感じていたツチダは
徐々にその平凡な幸せを壊していってしまい・・・?!
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南瓜とマヨネーズの感想は?
音楽で成功することを夢見るせいちゃんと同棲し
平凡な幸せを噛み締めていたツチダ。
でもその平凡な幸せはとても壊れやすい・・・。
平凡な幸せがどれほど大切な物なのかがわかる物語になっています。
身近でありそうなリアル感がとても共感できて
ついストーリーにのめり込んでしまう不思議な魅力があります。
南瓜とマヨネーズ
ツチダの気持ちはとても良くわかる・・・
世の中お金と言われれば確かにそうだと思いがち。
でも大金を得るためになんでもするのとは違うの・・・?
そんなことをついつい考えながら読んでしまい
リアルな心情と平凡な幸せの大切さがよくわかる作品です。
是非一度読んでみてはいかがでしょうか?
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