山崎烏先生・原作、 要龍先生・作画の復讐教室。
イジメの標的となっていた彩菜。
いつかイジメにも慣れてしまいこのままでもいいやと
思っていた矢先、事故が起こる。
それがこの復讐劇の始まりとなった・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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復讐教室のあらすじは?
主人公である藤沢彩菜は地獄のような毎日を送っていました。
暴行・脅迫・恐喝・集団無視そして・・・
始めは全てが恐ろしくて抵抗もしていましたがいつの間にか
彩菜はおとなしくしていればはやく済むと学んでいったのです。
耐えることに慣れもうこのままでいいと
思い始めた矢先、事故は起こったのでした。
いつものように彩菜が通学路で信号待ちをしていると
何者かが後ろから彩菜を突き飛ばしたのです。
そして、彩菜は車に跳ね飛ばされた・・・。
![復讐教室](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/FUH10360.jpg)
復讐教室
事故から1週間が経ち退院した彩菜は通学路を歩いていました。
すると後ろから同じクラスの越知一真と川本大輔に声をかけられ
目の前で次のイジメはいつにするかを話し合う一真と大輔。
そこに常盤蓮がやってきて朝からギャーギャー言うなと
2人に凄みを利かせるとそのままレンは去っていきました。
教室に入ると彩菜の席には花瓶に生けられた花が置いてあり
机に酷い言葉が数多く書かれています。
ヒソヒソと周りで飛び交う罵声を背に受けながら
彩菜は確信していました。
〔クラスメイトの中にあの時私を押した誰かがいる〕
そして彩菜はクラスメイト全員への復讐を誓うのでした・・・。
全員狩るまで終わらない・・・!!
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復讐教室のネタバレとその後の展開は?
クラスメイトへの復讐を誓った彩菜が
まず1人目に選んだのは瀬尾優斗。
彼は校内一の軟派男で自他共に認めるイケメン。
しかしその本性は卑怯で下劣な女の敵でした。
彩菜は優斗の身辺を調べ上げ
ボロを出させるなら女関係だと確信していたのです。
優斗が今手を出している女は6人でその中の2年2組の池田沙知は
不良で通っている越知一真が思いを寄せている人物。
そこで彩菜はこの池田沙知をうまく使うことにしました。
次の標的となりそうな野村藍を味方に引き入れ
一真に優斗を処分させることに成功した彩菜。
![復讐教室](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/FUH10360.jpg)
復讐教室
2人目に選んだのはかつて友達だった
クラス委員である滝島結子。
彼女は一見完璧な優等生でしたが両親が厳しく
少しでも門限を遅れるようならきびしい折檻をされるという。
そんな彼女は両親から逃れるために隠れて
クラブに出入りしており彩菜はそこに目をつけたのです。
一方、結子は両親からのプレッシャーで
相談しようとしていた彩菜にあたり友達をやめると言ったことを
後悔してクラブでも相談していたのです。
「はやく仲直りしないと取り返しがつかなくなるよ。」
クラブの人達に励まされ明日になったら
ちゃんと彩菜に謝り仲直りしようと心に決めたのでした。
そんなこととは知らない彩菜はクラブに出入りする
結子の写真を撮影しそれを結子の家のポストに投函していました。
写真を見た結子の両親は帰宅した結子に怒鳴り部屋に監禁・・・。
2人目の復讐も終えた彩菜。
復讐など考えなければ戻っていたかもしれない友達をも
復讐の対象としてしまった彩菜はこれからどうなっていくのか・・・?!
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復讐教室の感想は?
イジメられることに慣れ、諦めかけていた彩菜を
振るいたたせたのが復讐という二文字。
なんともやり切れない感じのある始まり方で
きっと残酷な話になっていくんだろうとわかっていながらも
つい読み進めてしまう不思議な魅力のある作品でした。
彩菜は本当は何がしたかったのでしょう?
周りにバレないように影で復讐を進めていくのかと思いきや
途中からはもう隠すことすらしなくなってしまいます。
![復讐教室](https://haishin.ebookjapan.jp/contents/thumb/m/FUH10360.jpg)
復讐教室
友達だった結子や恵美が死んでしまってからの彩菜は
より復讐への意欲が増してしまったかのように見えました。
きっと大切な友達だった2人の死を目の前にして復讐以外のことを
考えるのを止めてしまったのではないか?と感じました。
細かい心理描写もあるのですがそれでもフォローしきれない
彩菜の気持ちが伝わってきてイジメによってどれだけ人が
変わってしまうのかを考えさせられました。
普通にホラー漫画として楽しむのも良し
イジメられた側がどれだけ追い込まれてしまうのかを
考えながら読むのもまたいいのではないかと思います。
ジェットコースターのように怒涛に流れていくストーリーをお楽しみ下さい。
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