よしむらかな先生のMURCIELAGO-ムルシエラゴ-。
悪を以て悪を制す――!
超法規的措置によって凶悪犯罪者の処刑人に選ばれた
元連続殺人鬼の紅守黒湖。
彼女は過去に715人もの人間を殺害したとして死刑になるはずでしたが
その無期延期と引き換えに国家公認の殺し屋となる・・・。
相棒の屠桜ひな子とともに黒湖は持ち前の運動神経と
頭脳で凶悪犯罪者に立ち向かっていく。
衝撃のバイオレンス・アクション、登場!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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MURCIELAGO(ムルシエラゴ)のあらすじは?
囚人番号1788、紅守黒子。
死刑執行の無期限延期を認められたのにはある理由がありました。
警察関係者が化け物だと評する彼女は過去に715人もの人間を殺害した罪で
死刑判決を言い渡されていましたが政府そして警察庁関係者の思惑で
更正不可能と断定された凶悪犯罪者を「処刑」する役目に任命されたのです。
MURCIELAGO -ムルシエラゴ-
そして、現在――。
とある凶悪犯罪が勃発その犯罪者の処刑を命じるメールが
黒湖の相棒の屠桜ひな子に送られてきました。
ひな子は黒湖がいるマンションへ。
ひな子から事件の詳細な資料を受け取った黒湖は
早速犯罪者の足取りを摑むため独自の捜査を始めるのです。
事件が起こったのは昨日のとある町の裏通りで
警官含む5人が殺害されたとのこと。
犯人は重度の薬物中毒で更正の余地なしと判断され
全人権をはく奪されたのち黒湖のもとへ依頼がやって来たのでした。
犯人は元プロレスラーで最初は試合に勝つために
ドーピング感覚で薬物を使用し始めたのですが次第にエスカレート。
結果対戦相手を殺すに至っています。
それ自体は事故で片付くも薬物はやめられなかったその男は
人間離れした力で次々と殺人を重ねていました。
犯人が使用していると思われる薬物をとある筋から手に入れた黒湖は早速現場へ。
路地裏の入り口で黒湖はひな子と別れ入っていきます。
現場にはそこかしこに強い力で破壊された跡があり死体も複数転がっていました。
一方の黒湖と別れたひな子は卓越したドライビングテクニックで
車を走らせ周辺で一番高いであろうビルにいました。
彼女は高所から眺めるだけで一瞬にして地理を把握するという
高度な空間認識能力を持ちその能力で黒湖の仕事をサポートしていたのです。
今日もいつものように空間を把握したひな子は車を走らせ黒湖のもとへ。
無事黒湖と合流したひな子はそのまま黒湖を乗せ人通りの多い街中へと急ぎます。
そこへ犯人である男がいるとふんだ黒湖は到着後すぐに男を発見するも
男はもうすでに人混みで殺戮を始めていました。
黒湖は男の身体に複数弾丸を撃ち込みますが
薬物による痛覚マヒや筋力向上により全く効いていません。
その挑発で男は黒湖を標的とし向かってきました。
黒湖とひな子はどうやってこの怪物を倒すのでしょうか・・・。
しかし心配はいりません。
黒湖もまた「怪物」なのですから――!
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MURCIELAGO(ムルシエラゴ)のネタバレやその後の展開は?
初回から衝撃的な展開を見せる黒湖と犯人のバトル。
一見巨漢と女性の戦いでどう見ても状況は不利に思えますが
黒湖にもこれまでの経験で培った技術がありました。
運動能力、格闘能力、頭脳にも一切の隙はなく危機回避能力もずば抜けていて
どんな苛酷な状況下でも一定の心音を保っていられるほど精神的にも優れています。
この事件でも難なく黒湖は男を路地裏の広場に誘い込み頭を銃で撃ち抜き処刑は完了。
黒湖の卓越した運動能力で至近距離からの発砲が可能になったのです。
MURCIELAGO -ムルシエラゴ-
この「力の代償」編のほかにもある老人が家族の復讐のために
次々と殺人を犯していく「殺人Party」編や元殺人鬼が幼い娘の殺人を庇うために
自ら再び殺人に手を染めていく「“DK”ドメスティックキラー」編
新興宗教による殺人を描いた「薔薇色の監獄」など
様々な事件に関わり処刑を遂行していく黒湖。
ライバルともなる謎の組織のリーダーの朽葉玲子も登場し
黒湖との戦いも見どころとなっています。
さらには政府の警察関係者との関わりも描かれ過激派組織によるテロ事件など
その規模はますます大きくなってきます。
今後黒湖たちはどうなっていくのか
予想不可能の展開が何度も楽しめる作品となっています!
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MURCIELAGO(ムルシエラゴ)の感想は?
高身長でスタイル抜群の元殺人鬼が次々と華麗に凶悪犯を退治していく本作。
タイトルにもなっている「ムルシエラゴ」とはスペイン語で
コウモリという意味らしくつまりは紅守黒子の事を現しているようです。
彼女の人相は最悪なので特に美女という設定ではありません。
MURCIELAGO -ムルシエラゴ-
しかもレズビアンでスタイルのいい女性を見ると
口説いて関係を持ったりやりたい放題です。
ストーリー自体はグロテスクな描写がある半面それを打ち消すほど
ゆるい空気感も持っている作品なのでさほど重さは感じないはず。
それどころか毎回一癖も二癖もある人間離れした
凶悪犯たちが登場するのでいい意味で現実味がなく読めます。
相棒のひな子とのタッグも見どころのひとつで
ひな子自身にも何か秘密がありそうな予感がします。
黒湖に負けず劣らずの残虐性と異常性を持っている
彼女の今後どうなっていくのか。
そして凄腕スナイパーで謎の組織のリーダーでもある玲子。
彼女も毎回のように絡んできます。
最初から衝撃的な幕開けのバイオレンス・アクションが気になった方はぜひ!
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