米原秀幸先生の作品のサンセットローズ。
激道のしずくを持つサンと再び海に出たいチェリー。
2人は大切なものを奪ったキャラバンから
奪い返すことがきっかけで意気投合。
しかしそれまでの経緯はいつ死んでもおかしくない
境遇に追いやられていたのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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サンセットローズのあらすじは?
荒野にある木に吊るされた男は両手の自由を奪われ
命を繋げているのは1本のビンだけです。
ビンから片足のつま先が離れた時点で絞首
ギリギリのところで命が繋がっている状態です。
なぜこの男はこんな状況にまで
追い詰められたのでしょうか・・・
それは遡ること18時間前のことです。
とあるキャラバンに20万ゼルをもった男が
勝負を挑みにやってきます。
サンセットローズ
しかし何度挑んでも負けが嵩むばかり
銭全てを奪われた男は銭の次に大事だという
弓を賭けの代償として差し出します。
キャラバン側は勝負を渋り相手の男の袖口から
カードが顔を出していることに気づき
イカサマゲームをされていたのだと知ります。
男は呆気なく捕まり抵抗することもできずに
木に吊るされてしまいますが吊るされた男は
死んでも手に入れたいものがあります。
しかし死んでは手に入らないと気づき生きることに執着。
それから18時間もの間ずっと命をつなげてくれるビンに
つま先立ちし続けているのでした。
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サンセットローズのネタバレとその後の展開は?
移動したキャラバンが停泊し左腕を無くした男が
海に出ていた頃の話で盛り上がります。
キャラバンは子供をひとり捕まえて閉じ込めていました。
その子供は話に夢中になっている男たちの隙を見計らい
鍵を奪い閉じ込められていたところから脱出します。
気づいた男が追いかけますが子供は野生動物並みの
身体能力で無事逃げ切ってしまいます。
しかしここは荒野。
日照りの中をあてもなく歩いていたことで
喉が渇き途中でへばってしまうのです。
すると視界の中に1本のビンが・・・!
命の水にありつけたと安堵する子供ですが
そのビンの上にひとりの男が立っていることに気づきます。
それは賭けに負け吊るされたあの男です。
サンセットローズ
子供は喉が渇いて死ぬから飲ませて欲しいと頼み
男は肩を貸してくれるなら
飲んでもいいと交換条件を出します。
男は子供肩に乗りたるんだロープを
歯で嚙みちぎろうとしますが
そこに猛毒を持つサソリが登場。
焦った子供は肩に男の足を乗せていることを忘れて
その場から離れてしまい男はそのまま絞首に・・・。
ところが千切れかけていたロープは
男の体重を支え切れずに切れてしまい一命をとりとめ
これがきっかけで2人は行動を共にします。
奪われたモノを取り返すために
男は左腕のない男を捜すことになりますが
子供は一度歩いた道は絶対に忘れないから
案内をするといいます。
男はお手製の弓矢でキャラバンに引火。
隙をみて奪われた武器を取り返し
襲い掛かる男たちを1人で倒してしまいます。
子供は奪われた母の形見を取り返すことに成功。
その形見というのが激道のしずくというもので
海賊たちが血眼になって探しているお宝でした。
左腕のない男は奪い返しにきた男が
激道のしずくの存在を知っていることで
力を貸すことにします。
隠してある船をくれるという左腕のない男は
激道のしずくを知る男に名を聞きます。
子供の名はサン、男の名はチェリー・ブラッサム。
こうして2人は海に出ることになるのです。
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サンセットローズの感想は?
「フルアヘッド・ココ」の続編と言われている
米原先生の海賊漫画です。
海賊が血眼になって探している宝である激道のしずくを
偶然手にすることができたチェリーと元々の持ち主のサン。
本作はこの2人が中心となって展開していくようです。
粋な男たち、命知らずな海の男たちが
これから出てくることでしょう。
サンセットローズ
サンもチェリーも登場する前の素性が
まったく明らかになっていません。
お宝を持っていたサン、それは母の形見だといい
だとしたらサンの母は海賊縁の者なりだろうか・・・。
チェリーに関しても海に出ることにとても固執しているようで
なぜそこまで海に惹かれるのか
そして彼もまた海賊縁のなにかなのだろうか・・・。
まだ明かされない事情に先の展開が気になってしまいます。
海賊もの、男のロマンものが好きな方には
是非読んでいただきたい作品です。
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