井龍一先生・原作、伊藤翔太先生・漫画の作品の、親愛なる僕へ殺意をこめて。
殺人鬼の息子という壮絶な過去を受け入れてくれた、大切な恋人・京花。
ほのかに感じていた彼女の抱えている過去も受け入れたいと思っていたエイジだったのですが、その過去は想像を絶するものでした!!
そしてエイジに隠された、とてつもない秘密とは――・・・?!
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親愛なる僕へ殺意をこめてのあらすじは?
殺人鬼の息子であるという自分のことを受け入れてくれ、こんな自分のことを好きになったと言ってくれた京花。
彼女の抱えている過去を受け入れたいと思ったエイジは、彼女の過去に直面することに。
実の母親から虐待を受けていたという彼女を救ったのは、他でもないエイジの父親であり、LL事件の犯人でした。
被害者の1人は京花の姉。
そして姉が死んだことで一家はバラバラになり、京花は自由の身となったのです。
そんな彼女の壮絶な過去を受け入れる決意をした矢先、実の父親を紹介したいと言われます。
そして父親は、京花が過ごしていたという押し入れの中で、遺体となって眠っていたのでした。
実の父親である白菱は、エイジがSKALL事件で協力した人物。
殺された葉子に最後にあったといわれている人物でもある白菱は、京花の父親でもあったのです。
親愛なる僕へ殺意をこめて
白菱は、天性のマゾヒズムでした。
命令されることを嫌いながら、どこか人から命令をされ、それに服従する自分に陶酔していました。
彼が絶対的に服従していたのは、京花を虐待していた母親でした。
そのため、父親でありながら母親の命令を聞き、虐待に加担していた白菱。
しかし、その母親が姉の死をきっかけで自殺をしてしまい、彼の人生に命令を下す人がいなくなってしまったのです。
ようやく自分の意思で生き始めた白菱の前に、成長した京花が姿を見せます。
彼女は自分の父親の性質をよく理解していました。
久しぶりの再会であるにも関わらず、食事の場面でわざとスプーンを落とし、それを犬のように口で拾わせる京花。周りの目があるため、最初は拒否をしていた白菱でしたが、京花の絶対的な物言いに従わざるを得なかったのです。
しかしそれは、彼自身が望んでいた姿でもありました。
それ以来、白菱は京花の奴隷。
無茶苦茶な命令に対しても、反発心を覚えながらも従うことに喜びを覚えていた白菱。
いつしかその命令内容はエスカレートし、彼は京花の奴隷となっていたのでした。
ブランド物を盗ませ、幼いころに住んでいた家を買い戻した2人。
着々と準備は整っていました。
そして葉子と援助交際を行わせ、サイに拉致された彼女を助け出していた2人。
そして2人は、あの忌まわしき家に葉子を監禁していました。
ここで京花は父親に最後のお願いをします。
それは、狂気に取りつかれた京花が考え付いた、あまりに恐ろしい計画――・・・。
葉子の死に隠されていた全貌とは・・・?
そして京花の狙いとは?!
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親愛なる僕へ殺意をこめてのネタバレとその後の展開は?
エイジが疑われ、そしてサイが実行犯だと思われていたLL事件の模倣犯。
その犠牲者となった葉子は、実は京花に命令された白菱による犯行でした。
えぐる、刺す、燃やす、すりつぶす・・・。
考え付く限りのあらゆる残虐な行為を生きている間にやりつくす。
信じられない告白を聞いていたエイジに、証拠だといって葉子の耳を差し出す京花。
あまりの狂気に彼女のことを抱えられないと混乱し始めるエイジを、京花はこう言って優しく抱きしめていました。
「これからあなたのことを殺す」
白菱の姿が見えないことに異変を感じた麗が、警察に相談に行き警察が動く。
そして、あの部屋に警察が踏み込むと、血だらけになって倒れている京花の前に、両手を血に染めたエイジが立ちすくんでいました。
京花を襲った犯人として逮捕されたエイジ。
しかし、彼はもうエイジではなかったのです。
面会に行き、その正体にいち早く気が付いたのは麗でした。
そこで麗は、信じられない事実を突きつけられることに――・・・。
親愛なる僕へ殺意をこめて
それは、エイジはあの事件以来、もう11日間も姿を見せていないということ。
そして、主人格が実はエイジではなくB1であるということだったのです。
LL事件の後、エイジの父親は焼身自殺をし、犯罪者の家族として世間から非難の目にさらされ続けたエイジの母親は、彼の目の前で自殺を図ってしまいました。
エイジはそれでも、父親のことを信じていたのです。
あの優しかった父親が、人を殺すはずがない。
自分の父親に罪をなすりつけ、母親を自殺に追いやった相手を、絶対に許さない。
幼い心に深く刻まれた復讐の決意。
しかし、その決意は決して人に悟られてはいけない。
そして幼いエイジの中に、無垢で純粋な新しい人格が生まれました。
これこそがエイジの生まれた理由だったのです。
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親愛なる僕へ殺意をこめての感想は?
まだまだ全てとはいわないものの、色々なピースが繋がり始めた感覚に、ぞわりとするものを覚えました。
謎の少女だった麗も、LL事件と関係があったとは・・・。
そして主人格だと思っていたエイジが、実はサブの人格であったことが私にとっては一番の驚きです。
復讐心が生み出した無垢なエイジは、もしかしたら彼が本当になりたいと望んでいた姿だったのかもしれないなと思うと、ちょっと心も痛む作品でしたが。
親愛なる僕へ殺意をこめて
でも、まさかこれで終わるわけがありません。
一体、誰が京花を襲ったのでしょうか。
底知れない怖さはまだ始まったばかりです。
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