渡邊ダイスケ先生の作品の外道の歌。
寂れた古書店を営むカモとトラ。
表向きはしがない本屋の店主である彼らですが
その裏の顔は殺し屋の代行でした。
憎しみが憎しみを呼ぶ終わらない悲しい連鎖を
彼らは止めることができるのでしょうか?
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外道の歌の3巻のあらすじは?
カモとトラ。
2人の生活は殺伐とした日常ですが
時にふっと息を抜く瞬間もあります。
彼らと居候をしているゲーマーの奈々子。
夜中に起き出したトラが彼女の部屋をふとのぞいて見ると
普段はゲームなどやったことのないトラには珍しいものばかり。
なんとなく彼女の隣で一緒にゲームを始めます。
日常ではそれなりにうまく殺しを進めて行くトラですが
ゲームの中ではすぐにゲームオーバー。
自分が最も選ばなさそうな選択肢を選べという
心無い奈々子のアドバイスに渋々従うと
意外にもゲームは展開して行きました。
何気ない日常が彼らにとっての非日常。
しかし、そんな毎日の中にも
こんなふとした瞬間が隠れているのです。
彼らの日常は殺しの代行。
そんな彼らには敵となる存在もまたつきもの。
そして今回彼らのことを狙い始めた存在は
とても大きな力と残忍性を秘めた存在でした。
外道の歌
それは、ある家族でした。
家族といっても血縁上のつながりはなく
皆が養子縁組で家族となった者たちです。
彼らのことを束ねていたのは
養子縁組の中心となっていたママ。
大好きなママと連絡がつかなくなり
早半年が経過しようとしていました。
もしママの身に何かあったのであれば
きっちりと落とし前をつける必要があります。
ママの養子として共に行動しているのは5人。
39歳の長女、榊奈緒子は計画の立案、洗脳
そして拷問の担当です。
47歳の長男久文は元会社役員で
奈緒子のサポートをしています。
33歳の次男哲は元詐欺師で詐欺や恐喝が担当です。
次女の華代は26歳の元プロレスラー
拉致恐喝監禁など暴力全般に長けています。
そして19歳の末の弟葉介は元引きこもり
情報収集に長けています。
彼ら兄弟の中心となっているのが奈緒子でした。
彼女は残忍で人を洗脳し簡単に人を殺してしまい
腕に特殊な刺青を入れているのがトレードマークです。
ママの目撃証言を探して行くと
最後にある家庭から2人組がママを
連れ出していたことがわかりました。
その家で暮らす温厚な夫婦に残虐な拷問を行い
情報を聞き出します。
そして、そこからたどり着いた真実には
恐ろしい結末が待ち受けていました!
果たして勝つのはどちらなのでしょうか?!
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外道の歌の3巻のネタバレとその後の展開は?
ママを連れ去った2人組の正体は不明で
2人組を呼び出したというその家庭の娘は
数ヶ月前に事故で亡くなっていました。
家を出ている長男が何か知っているかもしれないと
拷問した夫婦から聞き出した榊兄弟は兄を訪ねると
亡くなった妹は2人組の存在を
ある小学生から聞いたと話していたことを耳にします。
仕返しをしたい相手に代わりに
仕返しをしてくれる人がいると話していたという少女。
そしてその小学生の愛美を突き止めると
奈緒子が彼女に接触しました。
なかなか口を割らない愛美を見て
奈緒子は彼女の家族に近づきました。
哲を使いわざと愛美の父親の自転車に当たらせ
大怪我を装わせます。
そして大手の取り引き先の社員を装わせると
愛美の父親に示談を持ちかけます。
父親の弱みを握り華代と葉介を
彼らの家に侵入させることに成功した哲。
打ち解けた様子を示しながらも
愛美の父親を自殺に見せかけて殺してしまいます。
そして母子だけになった家に潜入し母親を捉えては
愛美に対し2人組の居場所を言わなければ
母親を殺すと脅しにかかります。
父親が亡くなったのはお前のせいだとも。
外道の歌
泣きながら古本屋のことを伝えた愛美・・・
そして榊兄弟は迅速に動きます。
しかしトラとカモは愛美から連絡を受けていました。
そして彼らは榊兄弟なんかよりも強く残忍でした。
古本屋に入っていったのは奈緒子、華代、久文の3人。
元プロボクサーの華代を相手に死闘を潜り抜けた2人
そして奈緒子が捉えられました。
いつもは拷問をする側の奈緒子が初めて味わう恐怖
目の前には久文の首が転がされています。
少しずつ体が削られて行く恐怖!
そうして愛美の復讐を果たします。
しかし、だからと言って
父親が帰ってくるわけではありません。
止まらない悲しみの連鎖の先に見えてくる景色とは
いったいどのようなものなのでしょうか。
後悔、懺悔、絶望は終わりを迎えません!
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外道の歌の3巻の感想は?
正確な言葉は違いますが物事の深淵を覗き込めば
深淵から覗き込まれるというニュアンスの言葉があります。
そして、まさにその言葉を体現しているかのような
ストーリーが展開していました。
怖いけど先を見たくなる。
外道の歌
そして悪者だとわかっていても
榊兄弟に危ないと伝えたくなるとても奥深い作品です。
愛美の言葉はこれから彼らに
どのように刺さっていくのかなと思っています。
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