びっけ先生の作品の極彩の家。
色彩豊かな髪を持つ子どもたちが集められた寺院。
そこに恐ろしく希少であると言われている
黒い髪の子どもが現れます。
“烏羽”と名付けられた子は
外とはまるで違う生活に戸惑いながらも
疎ましく思っていた黒髪に対する意識が
だんだんと変わってきて・・・?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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極彩の家のあらすじは?
基本的に茶系の髪で生まれてくる国民の中に
ごくまれに鮮やかな子どもが生まれます。
そして目も眩むほど色鮮やかな髪をした
子どもたちは「国宝」として
特別な寺院に預けられるのです。
その寺院で暮らす青い髪を持つ子どもたちの中で
極上の青につけられる名前、“天藍”をつけられた子は
自分の青に誇りを持っていました。
しかしそんな中、寺院に新しい子どもが入ってきます。
現在寺院にいる子どもたちの色は
青系・赤系・黄系の3色に分けられています。
そして恐ろしく希少であるのが白と黒だったのですが
新しく入って来たその子の髪はなんと黒だったのです。
極彩の家
10年ぶりだという黒の髪の子どもは
“天藍”たちとさほど変わらぬ年頃の子どもでした。
その子は烏の羽のように艶やかな黒という意味の
“烏羽”と名付けられます。
ずっと人里から離れた家に住んでいて髪を短く刈り込み
村に降りる際には帽子をかぶっていたという“烏羽”に
僧侶たちは髪を伸ばすように言います。
実は寺院にいる子どもたちの髪は月に一度
「色奉の儀」で皆一斉に
切り落とすことになっていたのです。
そして切り落とした側から
サラサラとした顔料となった髪は奉納されます。
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極彩の家のネタバレとその後の展開は?
色奉の儀を目の当たりにした“烏羽”は
素直にきれいだったと感じます。
そんな中、代表として一番に髪を切り落としていた
“天藍”の役割を一ヶ月後の儀式でやるように
“烏羽”は言われます。
しかし次から次へ制限されることに苛立った“烏羽”は
翌朝ひどい格好で皆の前に現れます。
与えられた着物の着方が分からなかった上に
来たくて来たわけではない。
周りから好機の目を向けられることも相まって
耐えきれなくなった“烏羽”は飛び出してしまいます。
しかし美しい庭に見とれて立ち止まった“烏羽”に
赤い髪の子が声を掛けます。
年上だといったその子は“紅”と名乗り
“烏羽”に着物の着方を教えてくれます。
極彩の家
その子のおかげで教室に戻ることができた“烏羽”は
同じ教室にいる同年代の子は
儀式の後で髪が短いことに気が付きます。
同時に庭で会った“紅”の髪が
長いままだったことを思い出し
そのことを聞いてみます。
赤い髪の子の中でも特別の真紅の髪を持つ“紅”は
一度に大量の顔料が欲しい人から
「指名」が入っているのだと聞いた“烏羽”は
話の流れから儀式の色納め役を任されたことを話します。
それを聞いた“天藍”はざわつく心を抑えきれず
教室を飛び出します。
それから儀式に備え
経典を覚えようとしていた“烏羽”でしたが
そんなとき他の子たちが
話しているのを聞いてしまいます。
その言葉に触発された“烏羽”は
必死になって経典を覚えようとします。
そんな中、自分がずっと務めてきた
大役を奪われた“天藍”は“烏羽”を挑発します。
その事件のせいで“天藍”の毛先が黒く染まってしまい
短く切るしかなくなります。
“天藍”の母への想いを知り“烏羽”も自分が何故今まで
人目に触れずにきたのかを話すのですが――?
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極彩の家の感想は?
髪の色というのはよくよく見ると
一人一人違うものだなと思います。
日本人でも真っ黒の髪の人もいれば
茶色っぽい髪の人もいます。
そんな中、本作に出てくるのは
色彩豊かな髪の子どもたち。
日本にはごまんといますが
黒髪は貴重だそうです。
極彩の家
ですが周りを見てみると髪を染めている人が
多くなっているようにも感じます。
私は染めたことはまだありませんが
ちょっと茶色っぽいので希少価値はないなと
作品を見ながら思ってしまいました。
「国宝」として守られる子どもたちが
これからどういう生活を送っていき成長していくのか
みなさんも見守ってみてください!
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