拷問トーナメントのネタバレと感想！秘密を守ろうとする被験者と暴こうとする拷問師による究極の心理戦

アオイセイ先生・原作、高遠由子先生・作画の作品の
拷問トーナメント。

 

平凡な高校生の俊輔は自分に瓜二つの青年が
目の前で電車に飛び込み自殺を図る現場を目撃してしまった。

 

いつの間にか手にしていた携帯・・・
そして浮かび上がる文字。

 

それは日常生活が大きく変わっていく始まりだった。

 

めくるめく拷問の世界がそこに広がる！

 

 

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拷問トーナメントのあらすじは？

 

高校生の俊輔は隠れオタクであることを隠して
生活をしていました。

 

彼はごくごく平凡な高校生であり
クラスカーストでは下層に位置しています。

 

憧れのクラスメイトはいるけれど
声をかけることもままならない。

 

そんな彼の生活が一変したのは
駅である青年の自殺を
目撃してしまったことがきっかけでした。

 

拷問トーナメント

 

死ぬ間際に見たその顔は自分に瓜二つ・・・
そして何故か身につけていた携帯電話。

 

welcome to 拷問トーナメントの画面に
指定された時間が経過すると
謎の少女が現れ突然拉致されます。

 

そして明らかとなったのは彼が目撃した自殺者が
拷問トーナメントで人気の拷問師・白の貴公子であり
亡くなった彼の代わりに俊輔が
トーナメントに出場させられているとのこと。

 

競争相手より早く与えられた被験者から
秘密を聞き出さないと命が危ない。

 

しかし目の前のキャバ嬢は一筋縄ではいきませんでした。

 

迫り来るリミットに俊輔は意を決して
彼女を拷問することに！

 

ここから始まる心理戦。

 

その結果得られた答えは真実なのか
それとも嘘なのか？

 

拷問による究極の心理戦が幕を開ける！

 

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拷問トーナメントのネタバレとその後の展開は？

 

法治国家の日本は全ての罪は法律の元で平等に裁かれます。

 

しかしかつては罪を犯したものに対して
それ相当の罰が与えられていたこともありました。

 

特に秘密を持つ罪びとの秘密を
暴くために行われていたのが拷問。

 

水、火、電気など様々な手段を凝らして
秘密が暴露されてきました。

 

その非人道的な手法は表向きは禁止されています。

 

しかし世界中の至るところで
拷問が発達していたことからも言えることですが
我々人間は心の奥底で人が痛めつけられる姿を
見たいという欲望から離れることはできないのです。

 

そして現在、拷問は1つのビジネスの形を成しています。

 

2人の拷問師と2人の被験者。

 

拷問師はあらゆる手を駆使して秘密を暴露しようとし
被験者は多額の見返りのために
何としても秘密を守ろうとするのでした。

 

そして、どちらが先に秘密を明らかにできるかを競争し
人々はそれに賭けをするのです。

 

被験者を肉体的に痛めつけるだけでなく
精神的にコントロールすることも求められる拷問で
俊輔は初戦を勝ち越すことに成功。

 

拷問トーナメント

 

本物の白の貴公子は自分の母親を拷問させられ
そのショックで自殺してしまったのでした。

 

俊輔は彼の代わりに拷問を続けなければなりません。

 

さもなくば家族に魔の手が伸びることに・・・。

 

この流れから逃げきるには
拷問師のトップに君臨し続ける以外方法はない！

 

2度目の対戦相手は転校してきた同級生。

 

そして何と被験者は密かに憧れていた
クラスメイトの森村でした。

 

学校の先生と抱き合っていた森村。

 

母子家庭の彼女の父親を暴くことが求められ
拷問の中で悲しいは秘密を暴露することに。

 

観客からしたらゲームに過ぎないその事実が
1つの家庭を壊すことにつながっていきました。

 

自分の選択が大切なクラスメイトを
傷つけることにつながった罪悪感に
押しつぶされかけていた矢先
新たな拷問師との出会いが待ち受けていて・・・？

 

転がり始めた運命は誰にも止めることができない！

 

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拷問トーナメントの感想は？

 

秘密を明らかにするために行われるのは
目を覆いたくなるような残虐な拷問。

 

しかし、そこまでして秘密を抱えている人たちは
ある意味で心理戦の方が与えられた傷が大きいこともあります。

 

それぞれの事情でそこまでして守りたい大きな秘密は
暴かれる価値があります。

 

拷問トーナメント

 

秘密が暴かれたときその人のプライドは傷つき
自尊心も引き摺り下ろされるのです。

 

秘密の内容を知ることだけでなく
その人を支配したかのような錯覚にとらわれる拷問に
熱狂するお金持ちたち。

 

そして優秀な拷問師たち。

 

そんなコンセプトで行われる拷問は
読んでいても救いようがないことばかりで
ゾッとするものばかりでした。

 

もしかしたら本当にこんなはビジネスが
成り立っているかもしれないと妙にリアリティがあり
薄気味悪い読後感に包まれました。

 

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