倉科遼先生・原作、大石知征先生・作画の舞姫~ディーヴァ~。
80年代に一世を風靡した大人の遊技場・キャバクラも
時代の経過とともにその流行も衰退の兆し・・・。
でも現在、そのキャバクラ界に
伝説の女神が誕生しようとしていました。
その名は、柊舞。
清楚な美貌と美しいダンスを武器に夜の蝶として花開き
そして父の敵討ちを果たそうとします!
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舞姫~ディーヴァ~のあらすじは?
柊舞はダンスが大好きな高校生。
クラシックバレエはもちろんヒップホップもお手の物!
でも唯一の家族である父と離れ難く
高校卒業後の進路も決められずにいました。
舞の父親は首都圏でショーキャバクラを
十数店舗経営する「柊グループ」の社長で
別名・キャバクラの帝王と呼ばれる男。
ところが時代の波は恐ろしいもの。
ITバブルの寵児・ヴァリュークリエイションの
溝江則章社長にTOBを仕掛けられ
私財を投げうっての防戦もむなしく買収された末に
突然の病で亡くなってしまいます。
金と権力で自由にならないものはない!
溝江は買収した「柊グループ」を足がかりに
夜のビジネスに進出し
キャバクラの帝王になり替わろうとしていたのです。
残されたのは家も家族も失い天涯孤独の身となった舞。
父の死の顛末を知った彼女は溝江を前に復讐を誓います。
「帝王になるのはこの私よ!
私がパパの意思を継いでキャバクラの帝王・・・
女帝になってやる!!」
そして舞は高校卒業してすぐに父の元部下
門馬がオーナーのキャバクラ「ディーヴァ」で働き始めます。
ところが女ばかりのこの世界、順風満帆とはいかず・・・。
客の前で足を引っかけられたり
携帯の顧客データを消されたり・・・。
ナンバーワンの観月率いる先輩キャバ嬢の新人潰しの洗礼。
それでも持ち前の清楚さを漂わせる美貌で
徐々に指名客を増やしていきます。
そして売れっ子キャバ嬢にしか許されないダンスショーを見て
必ずこの上に立ってやる、決意を新たにするのです。
なぜナンバーワン観月がここまで舞をいじめるのか・・・。
それは観月が昔、柊グループの店を
枕営業と接客態度が理由で
クビになった過去があったからでした。
ナンバーワンになるためには手段を選ばない観月は
悪い男を雇って舞を襲わせ顔に傷をつけようとします。
そんなピンチの舞を助けたのは
たまたま通りかかったヤクザ・川嶋竜也。
舞の事情を察した竜也は毎日店に通って舞に
「ヤクザの女」というイメージを植え付けた後
そっと姿を消したのです。
これ以上キャバ嬢たちが悪質な攻撃を舞に向けないために・・・。
舞姫~ディーヴァ~
竜也のおかげで無事新人期間を終了し
顧客も少しづつ増やし始めた舞。
そんな中、舞に一目ぼれしたという
IT会社の社長・笠原が常連として通い始めます。
連日かなりのお金を使ってくれ
いずれは恋人として付き合いたいという笠原に
処女の舞は戸惑います。
なぜなら舞が処女を捧げたいと思う相手は竜也・・・
でも相手はヤクザで住む世界が違いすぎます。
ある日、連日通ってくる笠原が店に忘れ物をしていきます。
笠原の泊まるホテルに舞が慌てて届けに行くと
そのまま部屋に連れ込まれ押し倒される事態に!
そこで舞は初めて笠原の全てが嘘だったことを知ります。
そして実は笠原も溝江の被害者だということを知り
冷静になり平謝りする笠原に
いつか共に溝江に復讐をしようと約束するのです。
笠原とホテルにいる間も舞の頭の中にいたのは竜也。
近頃、歌舞伎町内で竜也の所属する愛神会がからむ抗争で
竜也が負傷したとテレビで報道されていたからです。
偶然にも逃走中の達也を保護し舞は自宅に連れ戻ります。
抗争内で負傷しながらも逃亡したのは
自首する前に一目舞の顔が見たかったから・・・
そう語る竜也に舞も自分の想いを打ち明け
初めてを竜也に捧げます。
そして竜也が巻き込まれたヤクザの抗争が
自分にも関係があると知り驚愕します。
愛神会の今回の抗争は関西の大島田組が
歌舞伎町にシマ荒らしにきたのが発端でした。
その原因が溝江が買収した柊グループのキャバクラ。
なんと溝江の裏で資金提供していたのが
大島田組だったというのです。
舞は数年後竜也が出所してくるまでに
舞姫として力をつける事を約束し
ともに溝江を潰すことを誓い合い別れます。
そしてそれから3か月――・・・。
舞はとうとうナンバー3までのし上がり
ダンサーとして舞台に上がる資格を得ることができたのです。
ところがダンスの練習、キャバクラの仕事・・・
思っていた以上にハードな毎日に舞はデビューを前に
倒れて入院する事態になってしまいます。
それでも絶対に出る!
さあ舞の舞姫としてデビューの夜が始まります!
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舞姫~ディーヴァ~のネタバレとその後の展開は?
体調不良、そして先輩たちの嫌がらせ
そんなコンデションとして最悪なデビューでしたが
何とか乗り切った舞。
舞のダンスは評判を呼び益々売り上げを伸ばしていきます。
そんな中、常にナンバーワンを維持していた観月が
取り巻きを連れて突然ディーバを辞めていきます。
溝江への枕営業の末、銀座にオープンする溝江の
キャバクラに乗り換えるというのです。
観月たちが突然いなくなったディーバはピンチ!
でも舞を筆頭に若いメンバーが団結して盛り上げていき
かえって観月がいた頃よりも売り上げを伸ばしていきます。
そんな頑張る舞のもとに
竜也の友人と名乗るイケメンが指名してきます。
その男は藤原といって達也の所属する
愛神会の上部組織・銀神会の若頭。
溝江のバックにいる大島田組を銀座から追い出すため
舞に銀座で銀神会直営の店をやらないかというのです。
考えた末、舞はその話を断ります。
一方で門馬にディーバ2号店を銀座に出すことを提案し
その資金と人員集めに奔走します。
そしてイメージアップのために門馬のツテを使って
舞たちを芸能界デビューさせる話が進みます。
溝江が銀座にオープンさせた店・クイーンは
有名キャバクラ嬢を引き抜いての
華々しいオープンだったものの次第に客足が減り
苦戦を強いられていました。
それを看過しなかったのが溝江のバックにいる大島田組。
大島田組は溝江を脅し溝江は観月を脅し
観月はなり振り構わない枕営業と
売り上げ好調なディーバを陥れる画策に追われます。
その一環で週刊誌に売られた情報―
芸能界デビュー間近の舞のオトコが
服役中のヤクザだということ!
門馬の指示で周囲には事実無根だと言い張るものの
周囲にウソをつくのが心苦しい舞・・・。
舞姫~ディーヴァ~
そんな中、竜也が出所してきます。
舞にとって待ちに待った出所だったのに
つれない態度の竜也にキレる舞ですが
久しぶりの逢瀬に酔い再び溝江と大島田組の
タッグをぶっ潰すことを確かめ合います。
そして舞の芸能界デビューと合わせディーバ銀座店がオープン!
以前共に復讐を誓った笠原と再会し
笠原の調べ上げた溝江と
大島田組の資金的つながりと粉飾決算の証拠・・・
それらをマスコミにリークします。
ところがここにきて観月の陰謀に
ディーバは足元をすくわれます。
舞にあこがれて働きたいと来た2人の女の子が
実は15歳の中学生!
身分証明を偽造されていたとはいえディーバは営業停止
ひいては閉店の危機に瀕します。
粉飾決済の記事が週刊誌に載り溝江はいよいよ逮捕・・・
後はもうなし崩しでした。
観月に雇われた15歳の少女らは
巻き込まれることを恐れて警察に真実を暴露。
ディーバが営業停止になることはなくなりました。
溝江自身も大島田組の命令通り自分との癒着を黙っていても
いずれは存在を消されると悟り真実を語り始めたのです。
溝江の暴露をもとに警察は大島田組を一斉捜査・・・
観月も逮捕され銀座から大島田組は撤退したのです。
父親の仇討ちを立派に成し遂げた舞。
そして竜也は若頭・藤原のはからいにより破門され
堅気としてディーバ銀座店の店長になります。
ショーキャバクラは衰退の一途を辿っている・・・。
でもうちだけはショーを続け亡き柊社長の遺志を守ろう!
それが門馬の願いであり舞の青春なのです・・・。
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舞姫~ディーヴァ~の感想は?
知ってるようで知らなかったキャバクラの世界。
同伴?アフター?指名?
言葉だけ知っていた単語の意味やルールを明確に理解でき
ある意味とても勉強になりました。
そして長年謎だった男性がどういった気持ちで
キャバクラにきているのかというのも。
いやぁ本当にためになります!
舞の復讐劇自体はよく言うととんとん拍子に終了!
悪く言うと単純なちゃっちい仕掛けって感じです。
溝江という悪役は実際の〇江氏をモデルに
書かれているでしょうかね?
そのあたりは興味深々ですが。
舞姫~ディーヴァ~
それよりももっと復讐劇を彩るドロドロな女の嫉妬
そちらはとても面白いです。
その頂点にいる観月のなりふり構わなさ
いっそ爽快ですよ!
そしてドキドキなのは毎話ごと必ずある舞の入浴シーン!
1日を回想するシーンで多用されるのですが
舞の若々しい裸体も素敵ですが
それ以上にこんな風に体を洗うのかぁなんて
観点で見たりして面白いです。
きれいな若い女性が好きな男性が楽しく読める作品です。
でもキャバクラの教科書を求めている方
ドロドロ系漫画がお好みの方にもおすすめです!
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