小森陽一先生・原作&ストーリー
杉江翼先生・漫画の作品の天神―TENJIN―。
尊敬する父が関わっていた墜落事故から13年。
陸は事故の真相と空にいるといわれている
天神に会うべく自衛隊に入ります。
事故の事実を知ることができたが音速で併行している
戦闘機のパイロットを起こしに行くとは――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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天神―TENJIN―のあらすじは?
浜松基地、天候悪化の中
訓練学生の機体にトラブルが発生します。
訓練学生の杉崎機からの応答はなく
高度が落ちていく・・・
このままで市街地に墜落してしまいます。
教官機の坂上からの呼びかけにも応答がないまま
脱出限界高度を超えてしまいます。
そんな中、教官の坂上は杉崎を起こしに行くと告げ
交信を強制的に終了・・・
その後、市街地で墜落確認されます。
天神―TENJIN―
その頃、父親がそのような状況下にいるとは知らない陸は
尊敬する父から聞かされた天神の話を友達に誇らしげに話します。
そこに陸を呼びにきた姉の口から
父親がいる基地で事故があったことを知らされるのです。
この事故はマスコミでも大きく取り上げられ
教官であった坂上が学生を置き去りにして
逃げたと報道されてしまいます。
陸は父に逃げたのかと問いますが
父は否定も肯定もしませんでした。
それから数年後――陸は航学を卒業
防府北基地に行くことが決まったのでした。
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天神―TENJIN―のネタバレとその後の展開は?
2年ぶりに帰省した陸が向かったのは
退役したエアショーパイロットのコングさんのところ。
陸は再びエアショーパイロットに戻ったと聞いた
コングに挨拶しにやってきたのですが本命は別にありました。
それはコングと共に飛行機に乗ること。
エンジンの振動に加速する機体
プロペラの風切音が機体を持ち上げ空を飛び
空は別世界だと歓喜する陸はコングと天神の話をします。
コングは天神はいると断言しますが
滅多に姿を現さないのだそうです。
そんな天神に会える可能性がある
パイロットの1人に陸の父親の名を出しました。
コングの元を去り街の中を歩いていると
高校時代の仲間と遭遇。
彼らは陸と話しながら自衛隊に入った陸だけが
別世界で生きているようだと呟きます。
パイロットなら旅客機でもいいのに
戦闘機乗りを選んだ陸の考えが
どうしても理解できないようです。
天神―TENJIN―
再びコングの元を訪ねた陸は
13年前の事故のことを聞きます。
陸は自分なりにケリをつけたく
交信記録を調べたことがあると打ち明け
真実はわからなかったものの
事実はあったという陸は
超高速で併走する戦闘機のパイロットを
起こしにいくことができるのかと問います。
それを聞いたコングは隊長らしいとだけ答え
できるかできないかはわからないが天神ならできると断言し
知りたければ飛ぶしかないというのでした。
こうして陸は天神に会いにいくため
パイロットになることを改めて誓います。
――が、初日早々遅刻をするという大胆不敵ぶり!
そんな陸を出迎えたのは見知った友人2人でした。
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天神―TENJIN―の感想は?
パイロットと聞けば大抵の人は
旅客機を思い浮かべることでしょう。
しかし本作は自衛隊の戦闘機パイロットを目指す
若者の話になります。
敵と戦うというのとも少し違うので
ややマニアック傾向があります。
ですが訓練中に適性値を得られず
パイロットへの道を断たれてしまうシーンや
優等生が脱落していく過程などもあり
若者が夢を掴むまでの苦悩も美化せず表現されています。
天神―TENJIN―
戦闘機パイロットに興味なくても
若者が成長していく過程が
とても丁寧に描写されております。
また陸の父が関わった墜落事故の真相や
「起こしに行く」とはどういうことなのか
その伏線回収などもあり
ややミステリよりな面もあります。
読み手がどこに視点を置くかによって
見方が変わる作品ともいえます。
戦闘機は無理と避けずとりあえず一度読んでいただきたい
空を舞台にした青春作品です。
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