菅田うり先生の作品のこんなわたしをかわいい、なんて。
気になる相手にはあまのじゃくになってしまう七尾直。
そんな直は渡せなかったバレンタインのチョコを
ゴミ捨て場に放り投げます。
それを見事にキャッチしたのは
1年生の大須碧人だったのですが
彼からもうアプローチを受けることになり――?
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こんなわたしをかわいい、なんてのあらすじは?
七尾直は好きな相手に素直になれない女の子でした。
バレンタインのチョコを渡すことができず
ゴミ捨て場に放り投げた直でしたが
それをキャッチしたのは1年生の男の子。
ゴミだらけになりながらも微笑むイケメンの彼は
大須碧人と名乗り直が捨てたチョコを食べたいと言ってきます。
その彼に何故かタピオカジュースをおごられた直でしたが
彼が文化祭の実行委員で一緒だったと聞かされます。
そして直がずっと見ていた羽鳥潤のことも知っていたのです。
潤は1つ年上の幼なじみですごくモテる人。
こんなわたしをかわいい、なんて
「おまえのチョコもらってやる」
彼女と別れたという潤からこう言われ
告白するチャンスだと息巻いたのですが
一生懸命作ったチョコは渡せずじまい。
それどころか他の女子がチョコを渡し
告白している一部始終を目撃してしまったのです。
チョコを渡すどころか告白も不発のまま
行き場のない想いを抱えた直。
そんな自分をあまのじゃくだと称しますが
碧人は彼女を素直だと言います。
そしてカワイイと言われ赤面してしまいます。
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こんなわたしをかわいい、なんてのネタバレとその後の展開は?
学校でできたばかりの彼女と仲睦まじくしている潤。
その潤の姿に直の友人は何故チョコを渡せなかったのかと
そう直に詰め寄っていました。
「妹のチョコを食べたかった」
すると話を聞いてしまった潤にこう言われ
妹でしかないことにショックを受けます。
そんな中、現れた碧人は潤を煽るように
自分がチョコを食べたと暴露します。
そんな碧人の存在にイラついた様子の潤でしたが
彼女がいる身では碧人に連れ去られる直の姿を
見送るしかありませんでした。
そして直は碧人から告白されてしまいます。
その日から始まった碧人のアタック。
初めてのデートで見た子ども向けの映画に
感動して人前でも泣ける姿に素直になれる彼につられて
直もどんどん素直な気持ちをさらけ出していきます。
そして卒業式の後、引っ越してしまう潤に
想いを伝えるべく碧人と告白の練習をします。
こんなわたしをかわいい、なんて
ところが当日、怖くなって逃げだしてしまった直。
しかし、そんな彼女を碧人は駅まで連れていき
無事、気持ちを伝えることができたのでした。
気持ちを伝えることでスッキリした様子の直に
碧人はこれからもっと攻めていくと宣言します。
直のあまのじゃくは相手を意識してのこと。
それを見抜いた彼は自分に対して彼女が
あまのじゃくになることを目標にします。
そして3年生がいなくなった通学電車に慣れてきたころ
直は碧人の姿をまともに見られないどころか
ホワイトデーの件であまのじゃくになってしまいます。
直からするとバレンタインのチョコは
碧人に対するものではなかったため
ホワイトデーのお返しは
もらう道理ではないという考えでした。
そんな彼女に友人が碧人のためのチョコを
あげればいいのではないかと提案します。
そのアイデアにクッキーを作った直でしたが
1年の教室に向かった際
碧人がクラスの女子たちに
チョコのお返しをしている様子を見てしまい
一気に自信を喪失します。
しかし直は友人のアシストにより
碧人と心を通わせることができたのですが
そこへ潤から電話がかかってきて――?!
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こんなわたしをかわいい、なんての感想は?
自分の気持ちを素直に言い表すというのは
難しいことではないでしょうか。
特に相手を好きだという気持ちを
ストレートに相手に伝えるのは勇気がいることです。
碧人のアシストにより潤に気持ちを伝えることができた直。
こんなわたしをかわいい、なんて
そんな直はフラられたと思って
碧人と前に進んだ矢先にきた潤からの電話。
潤も直を口では「妹」と言いながら好きな様子ですね。
果たしてどうなっていくのか・・・
ハラハラドキドキの展開をお楽しみください!
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