ひかわきょうこ先生の作品の魔法にかかった新学期。
あまりよくない土地と言われているところに越してきた琴美は
よくない気のようなものを察する力があります。
同じく越してきた雅己は霊の存在を見ることができます。
雅己は琴美の幼馴染まーくんに似ているのですが
苗字が違うため確証を持てません。
琴美と雅己の関係、そしてよくない土地で
なにかが起ころうとしているのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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魔法にかかった新学期のあらすじは?
昔から「あまりよくない土地」と言われている場所があり
そこに越してきた一ノ宮琴美には
少しだけそっち系を感じることができる力がありました。
家族を代表して買い出しに出たときも
なんかやばい気がすると察知して
別の道からコンビニへと向かいました。
琴美がやばい気がすると思った場所に
阿雲雅己が通りがかろうとしています。
彼はかつての学友に声をかけられ実に面倒そうな対応をしていますが
相手が怯みそうにないので見えた霊の話をして怖がらせます。
彼もまたこの街に越してきた人でした。
普段から霊を見ることができる彼でさえ
ここは多いと思うほどの街・・・。
魔法にかかった新学期
その頃、琴美はコンビニでお弁当を物色中・・・
そこでカップルに嫌がらせをされます。
琴美が買おうとする弁当を横から奪っていくのです。
レジに並べばワザと割込みをしてくるという
執拗な嫌がらせ・・・。
その様子を見ていた宇野隆介は怒ることをせずまあいいかと
やらせたいようにさせる琴美の態度に驚きます。
傍から見れば隆介が琴美を見つめているような場面に
押方咲良が明らかに勘違いをした目で隆介と琴美を見たのです。
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魔法にかかった新学期のネタバレとその後の展開は?
咲良の表情から勘違いされていると悟った隆介は言い訳をし
嫌がらせをされた琴美はコンビニを出ると
そのカップルの姿がないことに安堵します。
――と、道路を挟んだ向かいの道にある
ガチャポンの前に見知った顔がいることに気づきます。
以前、琴美の隣に住んでいた年上の幼馴染、まーくん。
似ているだけなのか本人なのか気になった琴美は
後を追いかけることにしますが
タイミングよく路線バスがやってきて
まーくんはそれに乗ってしまいます。
乗り遅れた琴美はバスを追いかけてまーくんの名を呼びますが
誰かに呼ばれたような気がすると感じた彼は
感じたままで琴美の存在に気づくことはありません。
まーくんがいたガチャポンを見ると埴輪のガチャがあり
そういったものが好きな琴美は1回だけ回して帰宅をします。
帰宅後、まーくんらしき人を見かけたという話をすると同時に
ガチャで出た埴輪がミニブックに載っておらず
シークレットなのかもと家族に言われたことでそういうことに。
それでもなぜか気になる埴輪なのです。
魔法にかかった新学期
翌朝、転校先の学校に向かう途中、隆介に声をかけられます。
コンビニでのことを聞かれていると
咲良が2人の姿を見かけて加わり
そこで琴美は今日から転校してきたことを告げます。
さらにオカルト研究部をやっている
同学年の生徒に声をかけられ
そのままクラス分けを確認して教室に向かうと
4人は同じクラスでした。
席まで並んでいることに偶然にしてはと驚きを隠せません。
そして始業式、新しい先生の紹介で
まーくんに似ている人が
学校の先生であることを知ります。
似ている、でも琴美の知るまーくんとは苗字が違うのです。
本人? 他人の空似?
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魔法にかかった新学期の感想は?
ひかわきょうこ先生の12年ぶりの新作は学園ものです。
といってもただの学園ものではありません。
オカルト的なものなのですがなぜか埴輪が
なにか関わっているようなそんな展開です。
学園ものといえば恋も期待してしまいますよね・・・
琴美とまーくんの関係も気になります。
魔法にかかった新学期
1巻はこれからの伏線が置かれています。
埴輪との関係、意図的に顔を合わせるように
仕組まれたような隆介と咲良と琴美の関係。
どういった展開が待ち伏せしているのか
まったく予測ができません。
しかし誰もが知るコックリさんから始まった不思議な出来事。
コックリさんに関することは諸説あるので
そういった方面からも楽しめるのではないでしょうか。
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