凪のお暇のネタバレと感想に無料試し読み！慎二の呪いの言葉で地の底へと叩き落とされた凪の結末はいかに？

コナリミサト先生の作品の凪のお暇。

 

節約が趣味で周りの機嫌を損ねないように
ただただ空気を読む日々を送っていた大島凪。

 

ある日、彼氏である我聞慎二が自分との結婚はないと
そう話すのを聞いてしまい過呼吸に陥った凪は
今までの生活から「お暇」しようと決意するのです。

 

 

ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。

 

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凪のお暇のあらすじは？

 

28歳の経理事務員、大島凪は毎日毎日
周りの空気を読むことに勤めていました。

 

他人のミスを自分のミスとして上司にネチネチ言われても
他人から仕事を押し付けられても文句は言いません。

 

ただ笑みを絶やさず相手の話に
「わかるー」と共感を示し相槌を打つ日々・・・。

 

ランチタイムの会話では格好の餌食となりながら
趣味である「節約」を生き甲斐に毎日を過ごす凪でしたが
彼女には一枚だけ幸せのカードがありました。

 

それは会社の誰にも内緒で付き合っている彼
我聞慎二の存在でした。

 

営業部のエースで女子の人気も上司の覚えもいい彼と
凪は早く結婚したいと願っていたのです。

 

しかし「いい嫁になるな、俺の」と言いながら
結婚のけの字すら出さない慎二。

 

そして同僚の女子たちから体よく
雑用を押し付けられたある日のこと。

 

聞きたくなかった彼の言葉を耳にしてしまいます。

 

凪のお暇

 

残業中に切れたインクを取りに向かう道すがら
営業部の前を通った凪。

 

慎二の顔を見られたら持ち直せると思ったのも束の間
聞こえてきたのは「結婚はない」と
そう言い切った慎二の声だったのです！

 

節約している凪を「ケチくさい女」
「アッチがいいから会っているだけ」と
そう同僚に笑いながら話す慎二に
息の仕方さえ分からなくなった凪は
過呼吸で倒れてしまいます。

 

そして苦しい中、見上げた慎二の表情に凪はようやく
空気は読むものではなく
吸って吐くものだと気付かされたのです。

 

そして凪が決意したのは今までの生活や
人間関係を全て断捨離し「お暇すること」でした。

 

ところが無職となりオンボロアパートに引っ越したものの
貯金だけでは生活は大変。

 

得意の節約で食い繋ぎながら
夏の暑さに早くも死にそうになります。

 

そんな中、アパートの上の階に住む孤独な老女が
自分の未来の姿のように見えて危機感が凪を襲い――？！

 

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凪のお暇のネタバレとその後の展開は？

 

一見、孤独で可哀想に見えた上の階の住人は
自分らしいスタイルを貫き豊かに暮らす女性でした。

 

その姿に感化され凪は心機一転
何もないなりに楽しむことにします。

 

しかしお隣さんはグリーンカーテンとして育つ
ゴーヤをずっと放置し腕に入れ墨がある上
生活音が大きくて凪は恐怖感を拭えませんでした。

 

ところがたまたま迷い混んだ路地裏で見つけた
激安な八百屋さんで新たな出会いが！

 

凪のお暇

 

今までの自分なら空気を読んで逃げていた場面で
勇気を持って行動したことで
怖いと思っていた相手の意外な一面を知れた凪は
怖そうなお隣さんに話しかけてみることに。

 

すると怖そうだったお隣さんも
すごくいい男性だったと知ることができました。

 

自分が今まで知らなかっただけで
世界は優しさに満ちているのかもしれないと
凪が変わっていける道筋を見出だした矢先。

 

そこへ元カレの慎二が現れます。

 

そして彼の発した一言で浮上しかけた凪の気持ちは
呆気なく地の底へと叩き落とされてしまったのです。

 

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凪のお暇の感想は？

 

私は最初、タイトルを「おひま」と
そう読んでしまっていましたが
本当は「おいとま」だったんですね。

 

主人公の凪は他人の顔色を伺い空気を読もうと
必死に笑顔を作る頑張り屋さんです。

 

でも人間は毎日無理をしていると限界がくるもの。

 

適度な休息が必要なのにそれができなかった彼女は
これまでの生活から「おいとま」することにします。

 

凪のお暇

 

誰しも人間関係や仕事で無理をして
疲れてしまうことってありますよね。

 

多少は無理をしなければやっていけないことはありますが
主人公の凪のように全てから
「おいとま」しても私はいいと思います。

 

だって自分が壊れるような劣悪な環境に
わざわざいることはないですから。

 

そうやって自分を変えようと頑張る凪の姿を
私は応援したくなりました。

 

ちょっとずつ成長していく彼女と
彼女に影響を与える
オンボロアパートの住人たちの交流を
ぜひ見守ってあげてください。

 

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