高橋ツトム先生の作品のNeuN。
ドイツ最凶の独裁者・アドルフ=ヒトラーに隠し子が存在した!?
ナチス政権下のドイツで血の繋がらない両親と
平凡な暮らしを営んでいた少年・ノインは
ある日突然ナチスの襲撃を受ける。
それはヒトラーの血を受け継ぐ13人の子どもたちの
抹殺命令を受けてのものだった!!
ナチスの目をかいくぐり逃亡することになったノインの運命は!?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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NeuN(ノイン)のあらすじは?
1940年――舞台はナチス(国家社会主義ドイツ労働党)の
栄華を極めるドイツ――・・・。
とある城にて極秘会議が開かれていました。
ナチスss(親衛隊)の長官が何やら1から13までの番号と
それぞれに割り振られた人間の名前を次々に読み上げていきます。
作戦は日曜日1日だけ。
全て同時に行うと――ヒトラー総統の血脈に関する粛清だと
少将たちに命令する長官。
それは想像を絶する殺戮の始まりだったのです。
南ドイツ、ブラウシュテッペという村に
ノインという少年が住んでいました。
彼は生みの親の顔を知らず
血の繋がらない両親に引き取られて育ちました。
ある日、姉のような存在のベルタとともに
おつかいに行くことになったノイン。
足が速く何でもできるベルタに比べ
何一つ取柄のない自分のことがうんざりしているノインは
きっと自分の本当の両親も
運動神経が悪いに違いないと思っていました。
NeuN
そんな中、彼らの暮らす村にナチスssが現われます。
ナチスは「国民のために」という総統の配慮で
住民のファイルを作り直すと宣言し
村人たちに家族構成を記入し提出するようにと言います。
ナチスのその言葉を信じて疑わないどころか
こんな田舎まで気にかけてくれていると
喜ぶ住人たちは言うとおりにしますが
実はそれは真っ赤な嘘。
その夜、集計を終わらせたクラウゼン少将は
家族構成を把握すると
部下たちに各家を襲い1人残らず
抹殺するようにという残酷な命令を下したのです。
その後、ノインの育ての両親を呼び出したクラウゼンは
彼らのそばに佇む1人の男――
「9番の壁」と呼ばれているテオ・ベッカーに
「壁」の任務が終了したことを告げます。
それと同時に9番――ノインを渡せと迫ります。
テオが拒否するとクラウゼンは迷わず両親を殺害。
それでも自分の任務を解除することは
総統以外には誰にもできないと言い放ったテオは
周囲の部下を蹴散らしノインを救うため走り出しますが・・・。
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NeuN(ノイン)のネタバレとその後の展開は?
ナチス政権下のドイツ。
総統アドルフ・ヒトラーの血を受け継ぐ13人の子どもたちに
何らかの理由で突然の抹殺命令が下ります。
一日で同時に計画を遂行しろと命じられた
ナチスssのメンバーたちは
各地でひっそりと暮らすヒトラーの
隠し子を殺害するべく動き出します。
とある田舎の村に暮らすノインもまた
ヒトラーの血を受け継ぐ9番目の子どもでした。
その「9番の壁」であるテオ・ベッカーは
ノインとベルタを見つけ洞窟の中に身を隠します。
何が起こっているのか訳がわからない2人に
テオはこの村はもう駄目だといいます。
村の住人はノインの存在を知っているため
口封じのために全員抹殺されると。
ベルタはたまらず自分の家へと駆けこみ
そこにいた父親を救おうとしますが
家に投げ込まれた手りゅう弾によって
共に命を落としてしまいます。
テオはノインを逃がすため単身ナチスのもとに乗り込み
その場にいたssたちを壊滅させることに成功。
NeuN
ノインとともに村を脱出するのでした。
ノインはそのとき自分の出生の秘密を
テオから聞かされることになります。
その頃、作戦の報告を受けたヒトラーは
その成功率が5割だったということを知ります。
逃げ延びた子どもたちのうちの1人・ノインは
「9番の壁」であるテオとともに
街の宿へ身を隠すことになります。
ところが宿の主人がノインたちの情報を
ナチスに流してしまい追手が現われます。
宿の倉庫に追い詰められたノインとテオでしたが
「8番の壁」ナオミ・ライジンガーと名乗る
女性が現われ危機を脱します。
そして8番の子どもであり自分の兄弟でもある
アハトに出会いノインは交流を深めていきます。
海を渡りイギリスを目指すことを決めたノインたちに
またも強力な敵の魔の手が忍び寄ります。
ノインたちの抹殺計画の真相も徐々に明らかとなっていく中
果たして無事に逃げ切ることができるのでしょうか?
生き残った他の子どもたちの運命は!?
歴史ヒューマンミステリーの全貌が知りたい方は
ぜひ、ご自身の目で!!
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NeuN(ノイン)の感想は?
かつて世界を震撼させた最凶最悪の独裁者
ヒトラーの時代を元に構築された物語で
「スカイハイ」などで知られる高橋ツトム先生の注目作です。
ヒトラーには13人もの人工的に作られた子どもがいた・・・
という非常に興味深い出だしで始まった本作。
主人公はその子どもたちの中の1人・ノインで
彼の数奇な運命が描かれています。
なぜ大切に育てられなければならないはずの
子どもたちに抹殺命令が下ったのか
物語が進んでいくにつれて
その一端は明らかにされてきました。
どうやら13人の子どもたちの中の1人が絡んでいる・・・?
NeuN
そんな疑いが強まりますます面白くなってきたところで
1巻が終わってしまいました。
今のところ謎だらけで今後の展開が楽しみですね。
また子どもたちもそうですが注目すべきは
彼らを守る「壁」と呼ばれる存在。
ノインにはテオ、そして今回仲間になる
8番目のアハトの「壁」ナオミは
刀を駆使し戦うカッコいい女性です。
今後ますます活躍してくれることを期待します。
そして他にもいるであろう
「壁」と子供たちの登場も待ち遠しいです。
残酷な描写は多いですが男女問わず読める
個人的にはとてもおススメの作品です。
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