大前貴史先生の作品の屍領域。
ネットで購入したスマホには女の子の写真が入っていた。
どうしても気になるその写真の女の子が
まさか同じバイトに入ってきて浮かれていた誠人。
ところがその日、その女の子に殺されて・・・?!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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屍領域のあらすじは?
聞いた?行方不明の学生の話
今月に入って5人目だって・・・。
学校内でそんな噂話をする女子大生たちは
もし私たちが狙われたら助けてくれるかと
イケメン学生の誠人に可愛らしくお願いします。
ところが誠人は鏡みたことあるのかと馬鹿にし
女子大生たちは気を悪くして行ってしまいました。
そこへ親友の輝彦がやってきました。
輝彦は誠人を合コンに誘いますが
誠人はそれを突っぱねます。
女はつまめるときに摘む性分だからと・・・。
輝彦にいつか刺されるぞと言われても
誠人はその考えを改めるつもりなんてありません。
誠人はそのままバイト先へと向かいその途中
髪の長い女性を見つけると声をかけようとします。
ですが振り向いた顔が全然思っていた顔と違い
何やってるんだかと自己嫌悪に陥りました。
誠人は手に持つスマホの画面を眺め
そこには黒髪の女の子が裸で誰かに撮影されたであろう
写真が写っていたのです。
そう、誠人はこの写真の女の子を探しており
なぜか気になっていたのです。
バイト先のレンタルビデオ屋に到着した誠人が
着替えを済ませると店長の女性が話しかけてきました。
最近女の匂いがしないがEDか?話してみろと言う店長に
話すことなんてないと言う誠人でしたが
店長の脅迫によって白状することにしました。
ネットで買った中古のスマホに写っていた
女の子が気になって
ほかの女に気乗りがしないのだと・・・。
すると店長は大笑いし誰ともわからない
その写真の女に恋してしまったのかと・・・。
それに対し誠人はありえないと否定しますが
店長は好きって気持ちだけが恋ではないと言います。
気まずさからか誠人は今日から入る
バイトの子のことに話を移します。
店長が悪い来てくれと
部屋の外に待たせていた人間を招きいれると
その子はまさにあのスマホの女の子だったのです。
屍領域
その女の子は藍川海鈴。
店長は処女の匂いがすると
誠人に運命の出会いだと思わせようとしました。
そんなわけないと言いながら
部屋を出ようとドアを開けるとそこには藍川が。
聴こえていたであろう藍川は
少し恥ずかしそうにしながらもそのことには触れず
店長に言われた通り誠人が藍川に
仕事を教えることになったのでした。
店長のおかげで変な空気になってしまったことを気にして
つい雑に仕事を教えてしまう誠人。
できるだろと突き放したものの
心配になってこっそり覗いていると
泣きわめく子どもにオロオロとする藍川の姿が・・・。
誠人はその子どもを抱き上げ
取りたかったDVDを取らせてあげると
子どもは嬉しそうに走っていきました。
なんだかんだ藍川との雰囲気もいい感じになったものの
アドレスを聞こうと思うと何故か聞くことができません。
いつもならサラッと聞けるはずなのにと落ち込む誠人に
店長はなんだかとても楽しそう。
帰宅後、藍川は絶対写真の子だよなと思いながら
またもや写真を開くと今までは気づかなかった
別のフォルダがあることに気づきます。
そのフォルダを開くとそこには首を吊った藍川の写真が・・・。
そして拷問され無残にも肢体を切り刻まれた
写真まであったのです。
なんだよこれ?!
そう思ったそのとき背後に藍川が立っていたのです。
「今日は楽しかったですね。先輩。」
写真に写る殺害された藍川
背後に立つ藍川はいったい・・・?!
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屍領域のネタバレとその後の展開は?
背後に立っていたのは紛れもなく藍川でした。
なにがなんだかわからない誠人に藍川は
自分を殺して写真を撮ったのは誠人だと言います。
藍川の身体には青い線が現れ同じ目に合わせてあげると
誠人の胸をえぐり首を引きちぎったのです。
次に誠人が目を覚ますと
千切れたはずの首は元に戻っていました。
夢か?と思った誠人でしたが藍川が部屋にいて
夢なわけないと誠人の期待を裏切ります。
大慌てで外へと逃げ出す誠人。
公園まで走った誠人は自分の身体に
藍川と同じ青い線と手首から青い血が
出ていることに気づきました。
その途端、誠人の身体を激痛が襲います。
藍川が目の前に現れ青い血が定着したばかりなのにと
誠人に口づけをすると口から青い血を注ぎ込みました。
わけがわからない誠人に藍川は自分から離れると死ぬと
そう伝えると服を着るように言いました。
昼間とは全くキャラの違う藍川に
文句を言おうとする誠人でしたが
身体は勝手に服を着始めます。
挙句の果てには藍川の足を舐めなさいと言う
その言葉にも逆らえず身体がいうことをききません。
もう少しで舐めてしまいそうなところで
同じ大学の由美子が現れ
身体がいうことをきくようになります。
すると藍川は誠人に新たな命令を下します。
「その子を裸にひん剥いてここでやってしまいなさい。」
誠人の意識とは裏腹に身体は勝手に動き出し
由美子の服に手をかけるとそのままシャツを破り
馬乗りになってしまいます。
そして由美子の胸を鷲掴みにしてしまったのです。
その後も藍川の命令は止まることを知らず
抵抗する由美子を襲わせます。
ですが『やる』の意味が違うと言い出しました。
その瞬間、誠人は由美子の腕をへし折ったのです。
意識はしっかりしている誠人は
藍川に抵抗しようとしますが命令には逆らえません。
そのまま反対の腕もへし折ると脚や鼻もへし折っていきます。
次は目玉だとそう藍川が言ったそのとき
やめてと由美子が叫んだかと思うと
由美子の身体から黄色い筋がいくつも飛び出しました。
由美子の身体はどんどん変化していき
ご主人様は青が嫌いと誠人に飛びかかってきたのです。
由美子の攻撃を交わし藍川の指示通りに
由美子の胸を貫いて心臓を潰し由美子を倒した誠人。
藍川はこれから先幾度となく目にすることになる・・・
こうなったら殺すしかないと言い放ちました。
そして死ねば私たちは灰になって
二度と蘇ることはないのだと・・・。
屍領域
状況を理解できない誠人に藍川は
全て説明してあげると場所を移そうとします。
ところが灰になった由美子が復活してきました。
あり得ないと驚く藍川ですが次の瞬間
なにかを理解したのか誠人をつき飛ばすと
自分の腕を犠牲にどこかからの攻撃を
誠人から外したのでした。
「逃げるわよ!逃してくれればの話だけど・・・」
藍川の言葉と同時に周りを囲む何人もの人・・・
それは全て黄色い筋が現れている人たちでした。
黄色い筋はセンサーの役割をしているようで
後ろから飛びかかってもすぐに反撃されてしまいます。
なんとか誠人の機転で逃げられそうだと思ったそのとき
急に誠人は大きな腕に頭を握り潰されてしまいました。
その腕の持ち主は傘を差し人形のような格好をした女性でした。
もう逃げられない・・・。
そう思った2人でしたが緑の家と呼ばれる人物の
横槍が入ったお陰で逃げ切ることができたのです。
誠人のアパートまで逃げ込んだ2人はほっと一息。
藍川が戦いで千切れた腕をくっつけるために
誠人から青い血を少し返してもらうためまた口づけをすると
誠人の意識はなくなってしまいました。
次に目がさめるとそこは押入れの中。
シャワーを浴びてきなさいと言う藍川の言葉に
渋々シャワーを浴びて上がってくると
なんで裸で出てくるのかと藍川はものすごく取り乱します。
キスまでしといてという誠人に
それは医療的なやつだと照れる藍川。
胸をえぐられ、首をちぎられ、女の思うままに奉仕する・・・
これは愛情表現なのかと冗談まじりに聞く誠人に
藍川はことの次第を説明し出しました。
藍川には追っている奴がいました。
そいつは藍川をズタズタに引き裂き心臓を奪ったのです。
そして藍川のスマホで写真を撮り持ち去った・・・
それが誠人がネットで購入したスマホでした。
藍川は心臓のカケラと血で復活した後
スマホを追って誠人の元へとやってきたのだと言います。
そう、誠人は間違って殺されたのです。
そして間違って殺したことに気づいた藍川は
自分の青の血を使って藍川の眷属である
青の屍として復活させたと言います。
それによって藍川は力の大半をなくしたのです。
自分の力をなくしてまでなんで蘇らせたんだと聞く誠人に
藍川は自分の間違いなんだから当たり前だと答えます。
それ以上の理由はないと・・・。
その予想外の答えに戸惑う誠人。
藍川はそんな誠人の様子など気にもせず出かけると言い
どこにかと聞く誠人に黙ってついてきなさいと言う藍川。
そして、こう言い切ったのです。
「いい加減受け入れなさい。私は姫。あなたは私の犬になったのよ。」
殺されて生き帰らされた誠人は
藍川の命令に逆らえずどうなってしまうのか?
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屍領域の感想は?
初めは青春物っぽい始まり方にも関わらず
読み進めるとグロい・・・。
1話の初めのみを読んだら青春物として
間違えてしまいそうな始まり方の作品です。
内容としては主人公の誠人が間違って殺され
生き返らされたことから物語は動き出します。
ヒロインの藍川のキャラが冷酷かつピュアで新しく
怖いのにどこか可愛らしく感じてしまう
そのギャップがとても魅力的です。
屍領域
ストーリーも面白くスピード感のある展開なので
つい先が気になって読み進めてしまいます。
グロテスクな表現があるので苦手な方にはおすすめしませんが
グロいだけではなくほっこりする場面もある面白い作品なので
苦手ではない方は一度ぜひ試してみてもらいたい作品です。
これまでにない間違いから始まる新しい切り口の
ストーリーになっているので楽しめると思いますよ!
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