荒木飛呂彦先生の作品のジョジョの奇妙な冒険 第4部
ダイヤモンドは砕けない。
空条承太郎がエジプトの決戦で
ディオを撃破から10年。
海洋冒険家となった承太郎は
祖父であるジョセフ・ジョースターの
隠し子である東方仗助に会いに杜王町へ。
仗助は承太郎の来訪により
父のことを知ると同時にこの町に潜む
邪悪なスタンド使いたちとの戦いに
巻き込まれてゆくことに――・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないのあらすじは?
空条承太郎がエジプトでの決戦でディオを撃破してから
10年以上の月日が流れた1999年。
今回の舞台は日本のM県S市にある杜王町。
海洋冒険家となった承太郎は
祖父であるジョセフ・ジョースターの
遺産分配について調査した結果
彼の隠し子である高校生・東方仗助が
杜王町に住んでいることを知ります。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部
祖父のジョセフがスタンド使いであったため
その能力が仗助にも遺伝しており
スタンドと呼ばれる
超能力を使うことができるようでした。
仗助は承太郎の来訪により父のことを知ると同時に
この町に潜む邪悪なスタンド使いたちとの戦いに
巻き込まれてゆくことなります。
まず彼は母方の祖父である警察官
東方良平を殺したスタンド使いの脱獄死刑囚
アンジェロをジョセフの孫・空条承太郎と共に倒し
自らが恒例の祖父の代わりに
この町の平和を守ることを決意します。
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ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないのネタバレとその後の展開は?
スタンド使いを自由に作り出せる「弓と矢」
承太郎はこの危険な品物を探してこの町にやってきました。
仗助は仲間たちと共に「弓と矢」によって
アンジェロをスタンド使いにした虹村形兆
そしてその虹村形兆を殺して「弓と矢」を奪い
承太郎や仗助を殺そうと企む音石明と戦います。
虹村形兆や音石明は自分の目的のために
何人ものスタンド使いを作り出しており
仗助たちは時に虹村形兆や音石明の手先と戦い
時にスタンドを悪用する
一般人を改心させることに成功。
また祖父であるジョセフ自身もこの町を訪れ
微妙な仲だった息子・仗助と和解します。
結果、「弓と矢」は承太郎とジョセフ
その後、援組織であるスピードワゴン財団に
安全を理由に回収されるのでした。
あるときスタンド使いの1人、漫画家である岸辺露伴は
この杜王町に存在する「幽霊の通り道」に
偶然迷い込んでしまいます。
そこに居た幽霊の少女・杉本鈴美は
杜王町に凶悪な「殺人鬼」が潜んでおり
自分はその犠牲者だと告げました。
「殺人鬼」は今もその残虐な犯行を重ねており
彼女は時折この「幽霊の通り道」で
その犠牲者たちの魂が消えていくのを目撃するそう。
彼女はこの町に住み生きている人間である
露伴たちに対し「殺人鬼」を探し出すよう頼みます。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部
何か手がかりを得ようと殺人鬼である
吉良の家を家捜しした承太郎たちは
そこで吉良吉影の詳細なプロフィールを知ることに。
彼は平凡なサラリーマンですが
実は高い知能や能力を持っており
トラブルを避けるために
それを隠しているのでした。
彼は「植物のように平穏な生活」を望んでいるのですが
時折、異常な欲望が抑えられなくなり犯行に及んでしまいます。
しかしそのことを悲観的に捉えることはなく
心の平穏のため前向きに殺人に勤しんでいるようでした。
仗助たちがその捜索を続ける一方で
父・浩作の変化に不審感を抱いた小学生・川尻早人。
独自に調査を始め本物の父は既に殺され
今の父親は殺人鬼が成り替わった
偽者であるという事実をつきとめます。
正体の発覚を恐れた吉良は逆上して早人を殺すのですが
そのとき偶然、再び「矢」に射貫かれたことで
新たな能力「バイツァ・ダスト」を手に入れます。
一進一退の攻防の末に
互いに満身創痍となる仗助と吉良でしたが
騒ぎが大きくなったことで吉良は
“大衆の面前に晒される”という
最も恐れていた状況に追い込まれるのです。
再びバイツァ・ダストを発動させて
逃亡を図ろうとする吉良だったのですが
それも駆けつけた仗助の仲間たちによって阻止。
最期は救助にやってきた救急車に轢かれて
死亡するという皮肉な末路を迎えることになります。
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ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないの感想は?
基本的にジョジョはボスを倒しに
長い長い旅に出るというのがベースのシリーズですが
4部は不思議にも杜王町という一点に視点を置かれており
大変珍しいシリーズとなります。
旅がメインの他のシリーズとは違って
4部では「日常」にひっそりと潜む殺人鬼との戦いを
テーマにしているのかなぁと個人的な印象です。
全8部の中で最もファンが多いのが4部だと思います。
とても個性的なキャラたちと
最強の力を持ち頭脳明快でもある吉良を追いかける
物語はとても展開よく進みます。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部
また以降の物語の重要なキーパーツとなる
「弓と矢」が登場します。
敵でありながらも吉良の魅力や存在感はすごいです。
殺人衝動を持ちながらも何事もなく平穏に
ただ過ごしたいだけといった
とても矛盾した考え方を持っており
彼の独特な個性にとてものめり込みます。
平穏な日常に潜む光と影をテーマにし
そんな邪悪な悪意に立ち向かう
彼らの物語を楽しめることができます。
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