和田海里先生の作品の壊れちゃった女たち~独裁女王~。
こんな友達絶対いらない!!
暴力、暴言、モラハラ、虚言癖・・・
ひとつもいいところがない友達様・・・。
でもなかなか縁がきれない!!
くっつかれたら最後・・・
こいつからどうやって離れたらいいの!?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
【壊れちゃった女たち~独裁女王~】を無料で読む方法!
U-NEXTに登録するともらえる600円分のポイントを使えば
壊れちゃった女たち~独裁女王~や最新作などが無料で読めちゃいます!
①70誌以上の雑誌や映画やドラマにアニメが31日間無料で見放題!
②最新作など電子書籍に使えるポイントが600円分プレゼント!
③さらに電子書籍や映像作品に使えるポイントが毎月1,200円分ももらえちゃう!
壊れちゃった女たち~独裁女王~のあらすじは?
今から20年以上前のお話。
主人公の浅上は当時、専門学生でした。
趣味で小説を書いているでしょと
自分もそうなんだと声を掛けてきたのが山田瑞恵。
2人は小説という共通の趣味があり意気投合し親しくなりました。
当時、浅上は学生アパートに住んでいて
実家住まいの瑞恵はしょっちゅう遊びに来ていました。
週末ごとに泊まっていたのですが
平日にも泊るようになり
いつの間にか転がり込まれていました。
専門学校の卒業が近づいたある日
瑞恵が卒業後の話をしてきました。
浅上が住んでいるアパートは学生アパートのため
卒業したら引っ越さないといけません。
それなら2人で部屋を借りようと誘ってきたのです。
壊れちゃった女たち~独裁女王~
瑞恵の親はうるさくて一人暮らしはさせてもらえないけど
浅上と一緒ならいいと言っていると言います。
もう親にも話しているという瑞恵の準備のよさに
浅上は少しひいてしまいましたが
正直金銭的には助かると思い
都内近郊で安いところを探そうと提案。
けれど瑞恵は23区内のマンションがいいと言い張ります。
家賃だって高いし折半しても割高になるのなら
意味ないと説得しますが
それなら家賃は全額瑞恵が持ち浅上は食費と光熱費と押しきられ
23区内に家賃9万円の2LDKのアパートを借りることに。
契約は瑞恵がし保証人は瑞恵の父親が。
荷ほどきをしながら敷金、礼金のことを聞くと
父親が払ってくれたという瑞恵・・・。
少し変わったお友達・・・。
いったいこの2人の同居生活どんなことになるのか?
パラサイトフレンドって何!?
サイト内より【壊れちゃった女たち】と検索。
壊れちゃった女たち~独裁女王~のネタバレとその後の展開は?
敷金や礼金を払ってくれたという瑞恵の父親
浅上は瑞恵に実家はお金持ちなんだねと話しかけると
瑞恵は実家のことを話し始めます。
旧家である実家は事業をしており
いくつか会社を持っているとのこと。
そして自分もひとつ会社を任されているものの
面倒だからいつもは専属秘書に任せている・・・
けれど実家に頼らず自立したいので
就職したということでした。
就職した浅上と瑞恵は高い生活費のため
バイトも掛け持ちして働きました。
同居してみると瑞恵は想像以上にエキセントリックな人でした。
例えば食卓にパンが並んでも牛乳がないから食べなかったりと
食事の内容が気に入らないと絶対食べようとはしないのです。
また風邪を引いたときには異様なほどのかまってちゃんになり
夜中でも泣いたり喚いたり・・・。
浅上が次の日仕事があろうとお構いなしで
あまりにひどいため救急車を呼んだことがありました。
それがきっかけでこのかまってちゃんは落ち着きましたが
寝起きの悪さもひどく浅上は叩かれたりも日常茶飯事。
寝起き以外でも暴力暴言は当たり前で
突然ものを投げつけられたりと
瑞恵は今でいうDVモラハラ旦那のようなものでした。
それだけではなく友人から聞いた話ではものすごい虚言で
さも本当かのように大嘘を話すのです。
まるで見ていたかのように話すその姿に
友人は気持ち悪ささえ感じたようでした。
また友人宅に集まった際には同居は浅上に頼まれたものだと言い張り
友人たちにそれを信じてもらえないと不機嫌になり帰ろうとする・・・。
それを止めた浅上に暴力や暴言で
友人たちにもその一部始終を見られることに。
瑞恵は常に高い自己評価を抱いていて
現実とのギャップ理想で埋めているようでした。
例えば会社を任せているという専属秘書と架空の定時連絡をしたり
旗から見たら嘘だとは思えないような完璧な妄想上の設定があります。
まともに話せる相手ではない・・・
引っ越したくもずるずると同居は続きました。
壊れちゃった女たち~独裁女王~
そこに訪れた転機――・・・。
浅上が契約したオンラインゲーム。
瑞恵もそこに自分のキャラクターを作りプレイし始めたのです。
ゲーム内のコミュニティーで
他のプレイヤーと交流もできるこのゲーム・・・。
みんなが優しくしてくれる仮想世界に瑞恵はのめり込みました。
1アカウントに対して1人しかログインできないゲームなので
浅上が遊んでいる間はイライラしながら待っている瑞恵・・・。
当時、仕事の息抜きにと思い契約したオンラインゲームでしたが
浅上はあまりの激務であまり遊べていませんでした。
ですが瑞恵は現実では得られないものを仮想世界で得たようで
家にいるほとんどの時間ゲームにログインしていました。
そんな中、浅上は激務のせいで軽い摂食障害に・・・。
食事も作れないほど疲れたときは
デパ地下や自然食デリカでお弁当を買って帰ったのですが
文句を言いコップを投げつける瑞恵・・・。
浅上は家事全てをやって食費や光熱費に
ゲームの使用料を払っていたにも関わらず
瑞恵は何かと言うと
家賃を支払っていることを振りかざしてきました。
ゲームにハマりすぎ既におかしくなっている瑞恵。
浅上がログインすると絡んでくるようになり
ついには自分のことを棚にあげ
ゲーム廃人とまで言ってきます。
友人に相談すると縁を切るように言われますが
正攻法じゃ無理なため浅上は一計を案じました。
午前2時20分に瑞恵の部屋に入り
ゲームの攻略本を無表情で破り捨てます。
話しかけられても無視
ひとしきり終えたら自分の寝室へ戻る・・・
気が触れたフリをしたのです。
それを3日続けると怖くなったのか
瑞恵は仕事に出たまま実家に帰りました。
その後、瑞恵からは「反省した」と言うメールと
文句のメールが交互に山のように届きました。
ですが本人はアパートにも顔を出さず
家賃も振り込まれなくなりました。
大量のメールは変わらず来ていましたが
アパートの契約更新がきて
名義を変えるとメールも来なくなりました。
その後は無言電話等もありましたが
やはり本人は姿を見せず・・・。
共通の友人の話では実家に帰った瑞恵は
自分で契約してゲームを始めたそうです。
瑞恵の家は弟が窃盗で捕まり母親は精神科通い・・・
そんな噂も仲間内から聞こえてきました。
浅上はというと朝も昼も働き
けっこうなお金と時間はかかりましたが
なんとか引っ越しをしました。
そして今も借金を返しながらの生活ですが
瑞恵との縁は完全に切れたのでした。
サイト内より【壊れちゃった女たち】と検索。
壊れちゃった女たち~独裁女王~の感想は?
絶対に友達になりたくない!
きっと本作を読んだ人全てが思う感想でしょう。
でもわたしの友人にも瑞恵のような子がいます。
当時、彼氏と同棲をしていたわたしのアパートに転がり込み
普通に生活をしていた子・・・。
遠回しに帰ってと言っても伝わらない
人のものは勝手に使うし冷蔵庫のものは勝手に食べる・・・
まさかのなぜか一緒に寝たがる・・・。
空気が読めないのか本当に家に帰りたくなかったのか
理由はわかりませんが本当に不思議系でした・・・。
壊れちゃった女たち~独裁女王~
今でも電話などで連絡はきますが
自分のことだけ話して切られます。
人は変わらないんだなぁとそのたびに思います。
瑞恵もずっと変わらずにこれからを
すごしていくんだろうなと思うと
なんだか可哀想な気もしますが・・・。
とにかくこういう人に出会ってしまったら
冷たくするのがベストです。
本作の主人公は縁を切るまでにたくさんのお金と
時間を使ってしまったので本当に同情してしまいます。
今変な人に好かれている人は
気がふれたフリが有効かもしれませんよ(笑)
サイト内より【壊れちゃった女たち】と検索。