田久よう子先生の作品の星名さんは男心がわからない。
司書になりたかった星名沙央里は
本屋で働く恋愛には堅物な女の子。
美人だけど性格が可愛げなく彼氏いない歴23年。
初恋の相手は恋愛修羅場のヒーロー男子で
とにかく星名さんは男心がわからないのです。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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星名さんは男心がわからないのあらすじは?
書店勤務の星名沙央里は23歳
美人なので勤務中に告白されることもシバシバ。
なのに仕事中に告白なんぞ失礼の極みとばかりに
バッサリ切って捨てるほどの女性として可愛げが全くありません。
仕事はできるのにこの調子だから彼氏はできず恋愛には縁がない。
星名さんは男心がわからない
そもそもが11歳のときに興味もないのに家族につれて行かれた
ヒーローショーの裏側で見てはいけない男女の修羅場を目撃し
口止めされたレッドのヒーロー役の彼に一目惚れ。
それが星名の初恋でした。
それから23年、冷たくストレートな物言いがアダになり
美人なのに彼氏ができないままです。
そんな彼女が恋愛する姿が想像できないと
仕事仲間からも噂されていることも知らず
直向に仕事に励む星名の前に
1人怪しいおっさんが現れる――?!
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星名さんは男心がわからないのネタバレとその後の展開は?
最近の書店には読書がゆっくりできる
ベンチコーナーなんてあって便利。
そこでぐっすり眠りこけてる帽子とヒゲのおじさんが
星名にたたき起こされます。
お客であろうとルールやマナーを守らない相手には
容赦ない星名に対してその彼は飄々と謝って帰っていきます。
「星名ちゃん、またね」
なんて馴れ馴れしい人なんだと思いながら
何処かで会った様な気がしてしまう星名は
自宅で昔懐かしいあのときのヒーローの写真を見つけて
仕事場に持ってきてしまいました。
やっぱり最近何処かで見た気がすると思っていると
怪しげな人を発見、万引きです。
後をつけて声をかけたものの女の力では制止できません。
すると帽子とヒゲの一見ホームレス風の
あのおじさんが助けに入り無事一件落着。
その彼がまた俺の星名ちゃんと言うものだから睨みつけるも
じ―っとよくよく見ると例の写真を取り出して見比べる・・・
参考までにとこう尋ねるのです。
「戦隊ヒーロー、ドウナンジャーはご存知で?・・・」
すると速攻こう返事が・・・。
「オレ、あれのレッド役やってた!」
あれから12年経ったとはいえこの変わり様は・・・
私の初恋を返せと落ち込む星名でした。
そして何故か星名は彼、柘植洸を
親友との待ち合わせ場所で紹介するハメになりますが
彼が勝手について来たんです。
おまけに星名の未来の彼氏候補として挨拶しちゃうもんだから
恋愛に無頓着な星名には丁度良かろうと
2人を残して親友は先に帰ってしまいました。
2人っきりになり会話からレッドをやっていたときが
ちょうど30歳だったと衝撃の真実を知らされ
またも驚愕な星名に対し彼女に好意を寄せている柘植は
その飄々とした態度で軽く見られ星名の逆鱗に触れます。
いつもの様に容赦ない言葉の数々を柘植にぶつけてしまい
柘植は素直に自分の態度を謝り去っていってしまいます。
そして自己嫌悪に陥る星名・・・
そうやってズバズバ言い過ぎてはフラれてばかりきました。
柘植にも言い過ぎたと心の中で反省をしていると
目の前で鳩にえさやりをしている柘植に会います。
これが最後だよといいながら・・・。
星名さんは男心がわからない
平日の昼間から本屋へ入り浸りかと思えば
今度は鳩に餌付けをしている姿を見て
確実にリストラされた哀れなおじさんとしか見えません。
もうこれは自暴自棄!
命を絶とうとしているに違いない!
そう思い込んだ星名は思い留まらせようと
自分のこれまでのことを話し説得しようとします。
本当は司書になりたかったこと
今では本屋でもやりがいがあるということ
だからなげやりにならないでほしいと・・。
ですが別段、柘植はなんにも思い悩んでおらず
星名の完全な勘違いだとわかるのです。
鳩の餌付けは禁止されていて注意されたから今日が最後だっただけ。
身なりはあれですがこれでもフリーの
ブライダルカメラマンという肩書きのある柘植。
結局、人は見た目から入り自分の思ったイメージと違うと
相手を悪く見てしてしまうのでしょうか。
柘植も小奇麗にすれば元々役者をしていたイケメン。
それなりにカッコ良くはなるもののかえって軽く見られてしまい
その態度と言葉に重みがないと取られてしまう過去があり今に至っています。
見た目で損をしているのは星名も同じでした。
美人で優しいイメージを勝手にもたれ
いざ付き合ってみたらキツイ物言いで
イメージが違うと否定されてはフラれてきた辛い過去。
だけどそんなキツイ性格もハッキリ言う態度も
全てが星名らしいと柘植は笑って褒めてくれます。
否定をする人ばかりの中そんな自分を
素直に認めてくれた人は始めてです。
もとい柘植は最初から星名に惚れてます。
星名が気づいてないだけで
柘植は以前に星名とこの書店で出会っていて
あのときから彼は星名に恋をしているのです。
自分の始めての写真集にひと目惚れしたと
POPをつけて薦めてくれていた星名に。
頑なな星名が柘植と出会い付き合っていくことで
彼女にも彼女らしい柔らかい部分を
引き出してくれる相手が柘植になるといいのですが・・・。
星名の気持ちが柘植に傾き始めると同時に
中学時代の友達の結婚式で再会した
同級生の確氷が急接近してきます!
研修生という形で星名の職場にやってきて
星名の性格を知った上で彼女を落とそうと攻めてきて
それが本意なのか遊びなのか解りません。
けれど中学のとき星名のことが好きだったと告白され
星名にも動揺が走ります。
その間にも柘植とも色んな出来事があり
その一つ一つが星名の固い心を溶かしていき
柘植と一緒にいると安堵感を覚え
素直にストレートに星名が好きだと
愛情表現してくる柘植に星名は惹かれていきます。
彼と居ると今まで知らなかった自分に出会える星名。
柘植にちゃんと自分の気持ちを伝えようと決心する星名に
確氷がなにやら企んでいます。
それでもまだまだ星名は男心というものがわからない模様です。
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星名さんは男心がわからないの感想は?
星名さんは性格がキツイというより
正論をストレートにズバっと言うだけで
言い返せば言葉に裏がない誠実さがあるともとれますが
言葉選びは本当に難しいので同じ言い方でも
相手が受け取る印象で大きく違ってきますよね。
23歳とまだまだ若い!
人生経験だってこれからの彼女は
そのストレートな物言いがどれだけ相手を傷つけているか
不快にしているかなんて相手の気持ちを思い計れる気持ちが
まだまだ発展途上なのかな?
そこらへんを柘植さんが上手に成長させていってくれる
歳の差恋愛の見所でしょうか?
星名さんは男心がわからない
そういうのも大人の魅力ってもんです。
なんて現在私も恋愛ではありませんが
似た様な立場にいるもので
年上のそれなりに人生経験積んでる私が折れれば
上手く行くなら的な感じですかね。
とにかく星名さんよりも柘植さんの恋が
上手く行くようにと願うばかりのオジサマ応援派な私です。(笑)
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