上野すばる先生のコミックの
普通の子~貧困家庭に生まれて~。
ストーリーな女たちに連載のコミックで
読者からのリアルな体験を漫画化した作品です。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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普通の子のあらすじは?
村本沙月は母子家庭な上に母親がキャバ嬢で
ちゃんとした環境で育っていませんでした。
忘れ物検査ではちゃんとハンカチを持ってきていますが
それは昨日と同じハンカチでクラスの友達からは
沙月はそのハンカチしか持っていないのではとか
ビンボーだからとかいろいろ言われる感じで・・・。
沙月の母親は毎日のように酔って帰ってきたり
パチンコなどをしていて生活費がなく
電気やガスを止められてしまう始末・・・。
学校の給食費だってすでに半年分も未納。
先生が家に行っても居なかったり居ても
今は払えないとの一点張り・・・。
そんな生活のため沙月はお風呂にも入れないことがあり
クラスの友達には頭がフケだらけで汚いとかニオイがする
ホームレスとか言われガスを止められても水のまま
体を洗ってキレイにするしかなかったのです。
母親にも相手にもしてもらえず学校でもそんな感じで
どこにいても沙月はひとりぼっちでした。
普通の子~貧困家庭に生まれて~
そんなある日1人の転校生がやってきます。
名前は小畑花名ちゃん。
花名ちゃんは気さくで明るく隣の席だった沙月に
よく話しかけてくれていました。
そして家に遊びにこないかと誘われるのです。
2人の話を聞いていた他の子たちも
花名ちゃんの家に遊びに行くのですが
沙月は靴下に穴が開いていてそこでも
友達にからかわれ恥ずかしい思いをするのです。
しかし花名ちゃんのお母さんはとっても優しく
穴の開いた靴下をつくろってくれました。
さらに花名ちゃんのお部屋を見ると
そこはお姫様のようなお部屋でした。
やったことのないゲームをやらせてもらったり
沙月は初めてこれが普通の家の子の生活なんだと
知ることになったのです――。
サイト内より【普通の子】と検索。
普通の子のネタバレとその後の沙月は?
ある日、沙月は学校でぞうきんを
持っていかなければいけなくなりました。
ぞうきんを縫ってもらって学校に持っていくのは
当たり前のことでもあり沙月はお母さんに
縫ってほしいと頼むのです。
しかしお母さんはそこらへんにある
タオルを持っていけばいいと縫うなんて
めんどくさいと言うのです。
さらにはウチはぞうきんはありませんと
先生に言えばよいとまで言う始末・・・。
「なんでぞうきんぐらいぬってくれないの?
普通の家のお母さんはそれぐらいやってくれるよ」
「どうしてウチは普通っじゃないの!?」
そう聞いてしまった沙月でしたが
お母さんは仕方がないと言うのです。
実はお母さんは普通の親に育ててもらえず
自分と同じでホステスをやっていて
アル中だった母親に育てられたそうです。
しかもそんな過程だったから中学しか出してもらえず
水商売しかできなかったと言うのです。
そして沙月も普通じゃない家の子だから
普通じゃない人生を送るしかないと――。
普通の子~貧困家庭に生まれて~
そんな沙月も5年生になりました。
生理にもなってしまいナプキンが欲しいとお母さんに言いますが
お母さんはパチンコでお金がなくどうしても欲しいなら
お店でもらってくればいいと言いだします。
お母さんも沙月ぐらいのときには
欲しいものは全部万引きしていて
沙月にもそうやって手に入れろと言いました。
最初は万引きなんてと思っていた沙月ですが
ナプキンが欲しくて万引きをしてしまい
そのうち文房具やお菓子まで調達するように・・・。
普通じゃないから仕方がないと言い聞かせ
万引きの生活が始まりました。
さらには母親もお腹がすいたから
おいしいものでもと一緒になって
スーパーで万引きをすることも・・・。
そしてついに万引きをしているところが見つかり
逃げようとして転んでしまい沙月は
お店の人に捕まってしまったのです――。
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普通の子の気になる結末と感想は?
花名ちゃんとは誕生日会に誘われたのに
誕生日プレゼントを用意できないことから
誕生日会に何も言わずに行かなかったこともあり
それからだんだんと疎遠になっていました。
しかし沙月がお店の人に捕まってしまい
何もしゃべらず親にも学校にも連絡ができず
警察に連絡した方がとなったときに
花名ちゃんのお母さんがたまたま沙月を見つけ
自分が弁償すると引き取ってくれたのです。
沙月はビンボーだからお金がないから
万引きするしかないと伝えました。
さらには自分は普通の家の子じゃないし
普通の人間じゃない。
ろくな大人にならないから良いのだと
言い出すのでした。
普通の子~貧困家庭に生まれて~
しかし花名ちゃんのお母さんは子どもの頃に
自分の母親にされたという火傷の後を見せ
自分も普通の家の子ではなかったと・・・。
母親に虐待されて育ち普通の母親を知らないから
自分も花名ちゃんにちゃんと母親として
やっているかと不安になっていると伝えました。
そんな花名ちゃんのお母さんに
おばさんはちゃんとしたお母さんだと
優しいお母さんだと言います。
そんな沙月に花名ちゃんのお母さんは
だったら沙月ちゃんもきっと将来
優しいお母さんになれると言って
まだ間に合うと伝えたことで
沙月は変わろうとするのです。
その後、沙月のお母さんは失踪してしまい
施設に入ることになるのですが沙月は
花名ちゃんと花名ちゃんのお母さんに支えられ
大学に進学することができました。
奨学金とバイトの生活で大変な感じですが
福祉の勉強をして自分みたいな子どもを
助ける仕事につきたいし花名ちゃんのお母さんのように
優しい大人になりたいと思うのでした。
ストーリーな女たちのコミックは
いろいろなお話がありリアルなお話とのことで
いつも気になって読んでしまいます。
先日も消えた子供というコミックを読みましたが
子どもを持つ母親としてはこういうお話は
心にくるものがありますね・・・。
沙月ちゃんは花名ちゃんのお母さんがいてくれたから
間違った大人にはならずに育つことができましたが
間違った大人になってしまう子もいれば
消えた子供のように食べるものがなくて
亡くなってしまう子もいるでしょう・・・。
沙月ちゃんには救いの手を差し伸べてくれる
大人がいてくれて良かったと思いますが
みんながみんなそんな風には行かないと思います。
でもそういう悲しい思いをする子どもが
1人でも多く救われたら良いなと思う作品でした。
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