雪乃紗衣先生・原作、由羅カイリ先生・漫画の作品の彩雲国物語。
由緒ある紅家の姫君である秀麗ですが
姫自ら外に働きに出ないと
生活できないほど紅家は衰退していました。
そんな彼女を救うかのように金500両の仕事が舞い込みます。
それは国主の妃を演じるというもので・・・。
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彩雲国物語のあらすじは?
秀麗が子どもたちに彩雲国の昔語りを聞かせ終わったころ
静蘭が秀麗のことをお嬢様と呼びにきます。
子どもたちにチャンバラごっこをせがまれる静蘭ですが
用があると断り秀麗とともに移動します。
仕事中の静蘭がわざわざ迎えに来たことを聞く秀麗
すると秀麗に客人がきているのだといいます。
割りのいい仕事が入っていた秀麗にとって
招かれざる客といってもいい存在。
夕食に白米を食べられると思っていただけ
落胆は尋常ではありません。
秀麗の家紅家は藍家に次ぐ名家で
正真正銘直系のお姫様なのですが
父の稼ぎが少ないことから使用人を雇えず家の修理もできず
姫自ら働きに出ないとその日の食事もままならない
そんな生活を強いられていたのです。
彩雲国物語
そんな紅家の姫君、秀麗を訪ねてきたのは
朝廷三師の1人でした。
彼は金500両で秀麗を買収し
政をしたがらない現国主の妃を演じ
その気にさせてほしいと頼むのでした。
その国主はフラフラしてなにをしているのか不明。
夜は毎晩違う者と共にしているらしいのですが
男色家とのうわさがありました。
そんな話を聞かされた秀麗は
いささか不安を抱かずにはいられません。
ついうっかり金500両に乗せられて
即答してしまったことを後悔します。
そしてさらに問題が・・・。
秀麗が後宮に入ってから
未だ国主本人と出会えていないことです。
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彩雲国物語のネタバレとその後の展開は?
出会えていない現実に秀麗はもちろん
彼女にこの件を依頼した
朝廷三師のお三方も頭を悩ませています。
年寄りは年寄りでなにやら画策しているようです。
一方、未だ国主と出会えず途方にくれている人物がいました。
むりやり主上付きに異動させられた絳攸です。
もう1人、藍楸瑛は元々主上の護衛ゆえ
それほどの焦りはないようですが
主上の居場所がわからず
護衛したくてもできないとぼやきます。
そんな彼らはひと月、命じられた仕事を
することができない状況下に置かれていたのです。
彼らが暇だとぼやいている部屋の前を静蘭が通ります。
彼は紅貴妃の家人で彼についていって
紅貴妃に挨拶してきたと自慢する楸瑛は
さらに彼女は邵可の娘だと付け加えます。
すると絳攸は少しだけ紅貴妃に
興味を持ったような表情を浮かべます。
彩雲国物語
その頃、桜の花を取ろうとしていた秀麗は
背後から近づいた男に気づきます。
男は秀麗が欲しがっていると思い桜の枝を折ってあげますが
折ったことを秀麗が軽く咎めます。
男の方も折るつもりはなかったようで
そのまま秀麗とともに茶と饅頭を食べます。
男の口から父の名を聞いた秀麗は
父の知り合いだと思いますが
男が名乗った名前を聞いて怪しみます。
彼は藍楸瑛と名乗ったのですが
秀麗はすでに楸瑛と面識があったからです。
秀麗はその男に王に会いたいと話の流れで教えます。
男は秀麗の去り際に王に何を伝えたいのかと問いますが
彼女は本人に言わないと意味がないと断ります。
去っていく秀麗を見送る男の表情は
いつになく真面目なものでした。
その様子を盗み見ていた朝廷三師の年寄り3人組は
画策した展開ではない方向で
2人が出会ってしまったことに残念がります。
秀麗が会いたがっていた王こそ
さきほど一緒に茶を飲み饅頭を食べた男だったのです。
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彩雲国物語の感想は?
名家のお姫様だけど生活状況は平民以下の貧乏所帯
しかしひょんなことから後宮に入ることになります。
政をしたがらない国主のやる気をださせること・・・。
彼女のほかにも王を取り巻く者たちがでてきますが
女性陣は美人、若い男性陣はイケメンと
見ているだけでも華やかです。
本作はライトノベルが原作でアニメ化もされました。
彩雲国物語
原作小説の挿絵を担当された方が
コミカライズ版も担当されているので世界観は原作に忠実。
さらに文字だけではぼんやりとしか浮かばない光景も
漫画になることで鮮明になります。
あいにく原作すべてのコミカライズにはならなかったようですが
長編の導入部分はこちらで知ることができます。
頑張る女の子が好きな方にはとてもお勧めできる作品です。
感動あり恋愛ありのこちらの作品。
女性向けなのですが世界観が壮大で
ストーリーを追うだけでも損はないと思います。
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