森見登美彦先生・原作、久米田康治先生・漫画の作品の有頂天家族。
千年の都、京都は狸と天狗が人に化けて暮らす場所。
父の死の真相、天狗も恋する美しき弁天
そして月に一度の金曜倶楽部。
面白く生きるをモットーに狸の矢三郎は
今日も京都の街を駆け回る――!
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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有頂天家族のあらすじは?
狸の下鴨矢三郎は面白く生きるをモットーに
師匠である大天狗・赤玉先生のお世話をしたり
犬猿の仲である夷川家の兄弟狸、金閣や銀閣と
やりあいながらのんびり毎日を過ごしています。
そんな中ついに始まった狸界の統領を決める偽右衛門選挙。
矢三郎の兄、矢一郎は今は亡き元統領の
父の名を継ぐために日々奔走していますが
頼りない弟達に頭を悩ませていました。
化ける力はあるのに自由奔放な矢三郎。
蛙の姿から元に戻れなくなり井戸に引き篭もる矢二郎
化ける力が弱く金閣銀閣にいじめられている矢四郎。
特に厄介に巻き込まれる事の多い矢三郎には
選挙が終わるまでおとなしくしていろと
口がすっぱくなるほど言い聞かせていました。
有頂天家族
一方、矢一郎と張り合うのは夷川家の頭領、早雲です。
意地の悪い性格で評判もあまりよくありませんが
偽電気ブランの卸元ということもあり狸界で幅を利かせています。
そして選挙が本格化する中、狸たちにとって
恐怖のイベントも迫ってきていました。
大正時代から続く秘密の会合、金曜倶楽部の忘年会です。
金曜倶楽部は月に一度の集まりですが
忘年会に狸鍋を食すという
なんとも恐ろしい行事を恒例としていました。
矢三郎達の父、総一郎も忘年会用の狸として
金曜倶楽部に捕まりこの世を去っていました。
緊張が高まる偽右衛門選挙、迫る金曜倶楽部の忘年会。
夷川家の策略により下鴨一家は窮地へと陥っていきます。
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有頂天家族のネタバレとその後の展開は?
選挙当日――・・・。
矢三郎は雷が苦手な母を探しにねぐらへと帰りますが
母どころか家族皆の姿が見えません。
一体どういう事なんだと慌てる矢三郎の前に
元婚約者である海星が現れます。
海星は夷川家の狸ですが
なにかと下鴨家を助けてくれる少女でした。
海星は皆がバラバラに捕まえられてしまったこと
そのまま矢一郎を金曜倶楽部へ差し出そうとしていること
そして総一郎の死も早雲が黒幕だったことなど
全てを打ち明けます。
「そんな事だろうとは思っていた。」
そう矢三郎は言います。
あまりに思ったままだから
逆に驚いたくらいだと海星を慰めます。
そして皆を探しに街へ向かいますが
金閣銀閣により遂に矢三郎も捕らえられてしまいました。
一方、閉じ込められていた矢四郎は海星の助けを借りて
工場から逃げ出すと矢二郎が居る井戸へと向かいます。
「井戸の中の蛙に何が出来るっていうんだ・・・」
こう矢二郎は嘆きますが1つ思いついたことがあると
矢四郎は井戸の上から
偽電気ブランを注ぎ矢二郎に飲ませたのです。
それは亡き父と酌み交わした思い出の味。
有頂天家族
蘇る父の言葉。
「俺にはわかっている。お前がやるときは、やる男だと。」
家族のピンチ。
今がやるときだと矢二郎は己を奮い立たせるかのように
捲土重来と叫び井戸を飛び出すと
電車に化けて京都の街を疾走します。
そして見事、囚われていた矢一郎を救い出すのです。
無事選挙に出席することができた矢一郎。
「俺を金曜倶楽部に差し出しておいて白々しいことを言うな!!」
白を切る早雲にと矢一郎は激怒し
早雲のこれまでの悪事を暴露し選挙は大混乱。
更に隣りの部屋で金曜倶楽部が
宴会を開いていたことが発覚し更に混乱を招きます。
金曜倶楽部のメンバーの前で次々と狸に戻ってしまう重鎮狸たち。
なんとかしなければと矢三郎は
選挙の立会人として同行していた赤玉先生をけしかけ
天狗風を起こさせて皆を吹き飛ばし
てんやわんやのまま選挙は終わりを迎えました。
そして大混乱の選挙から数日後、新年を迎えます。
結局新しい偽右衛門は決まりませんでしたが
皆思い思いに新年を祝っています。
赤玉先生の元へ新年の挨拶に訪れた矢三郎。
初詣の願い事は何にしたのかという質問に
取り立てて願うこともなかったと笑って返します。
とりあえずみんなが生きておりとりあえず楽しければいい
我々は狸で面白くいきるほかに何もすべきことはないと
そう、矢三郎は思うのでした。
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有頂天家族の感想は?
人間に紛れて狸や天狗が暮らしているという京都の街。
面白く生きるをモットーに日々自由に過ごす
矢三郎もそうですが出てくるキャラが皆個性的です。
特に赤玉先生が恋する弁天は人間の女性なのですが
気まぐれでいじわるですがでも優しい。
小悪魔的な存在です。
有頂天家族
矢三郎の初恋も弁天なんだそうで
こういう女の人に男の人は弱いんですかね?(笑)
ストーリーですが変に恋愛要素があるわけでも
ドロドロシリアス展開ってわけでもなく
テンポよく進んで非常に読みやすいです。
読み終わったあとなんか楽しく生きたいなって
私は思いました(笑)
アニメ化されさらには映画化もされた人気作品
是非一度読んでみてください!
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