綾崎隼先生・原作、西ノ木はら先生・漫画の作品の
君と時計と嘘の塔。
綜士はクラスの人気者。
そんな彼に意見する山中を黙らせようと
証拠写真を撮りますが信じてもらえません。
さらに芹愛に人気を取られたことで
濡れ衣を着せることにしますが
思わぬ方向に話が進みなぜか芹愛が綜士を庇い
のちにイジメにあってしまいます。
そんな彼女のことが好きなのだと気づいた綜士ですが・・・。
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君と時計と嘘の塔のあらすじは?
主人公は小学6年生の杵城綜士は
夜の白鷹高校にきました。
ここは高台にあり花火の会場にも近い
完璧な写真を撮る目的のためです。
8月8日八津代祭、彼がこの祭りには行かずに
夜の白鷹高校にきたのには理由がありました。
花火は横から見ても丸いのか――
そんな疑問に彼は丸いと答えます。
彼には丸く見えるといいきれる理由がいくつかありました。
しかし同じクラスの山中は丸いとは限らないと
綜士の意見に異議を唱えます。
君と時計と嘘の塔
綜士のクラスの中心人物でしたが
この山中はそんな彼に意見ができる立場でした。
綜士は反対派に証拠を突き付けて黙らせるために
夜の白鷹高校に来たのでした。
カメラから見る花火は丸く横から見ても丸く見えたのです。
綜士が小学生になってから
彼より優れた人がクラスにいたことはありません。
それが彼の自慢でもあり出て行った父親も
今の自分をみたらきっと褒めてくれる――
そう思うのでした。
彼の持つカメラはそんな父がくれたもので
もうひとつ懐中時計も貰っています。
ズボンのポケットに入れていた懐中時計を握ったときでした――
突然、大きな地震が起きたのです。
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君と時計と嘘の塔のネタバレとその後の展開は?
その地震は大きく身動きするのにも
困難な揺れ方をし綜士は怖いと感じます。
しばらくすると揺れが終わりますが
あまりの揺れ方に部屋はぐちゃぐちゃだろうと想像。
ところが白鷹高校の教室はまったくズレてなどいません。
不思議に思う綜士ですが家に戻ることを優先します。
走って向かう中、何かを踏んで戻ろうとしますが
用務員らしき人に声をかけられます。
忍び込んだことを咎められることを恐れた綜士は
そのまま逃げるように走り去りました。
そこに大事な懐中時計を落としたことに気づくことなく――
駅に向かうと大きな地震の後だというのに普通に運行しています。
そこでも不思議に思う綜士ですが
無事に帰ってこれたことの安堵感の方が大きく
違和感を追及することはしません。
安堵感からどっと疲れが彼を襲います。
ここで時間が気になり時計を見ようとして
懐中時計がないことに気づきます。
もう戻るのは無理・・・。
明日の朝探しに行くことにし
家の近くまで戻ると織原芹愛を目撃します。
綜士は彼女のことが嫌いです。
君と時計と嘘の塔
近づきたくないのですが家に帰るには
彼女とすれ違うしか方法がありません。
なぜなら家が向かい同士だから。
ばったり遭遇し綜士が声をかけますが
芹愛はサラリとかわして自身の家に戻っていきます。
実は芹愛も片親なのです。
寂しいと思うことがあるのだろうか・・・
綜士がふとそんなことを思いますが
芹愛はそんなそぶりを見せるような子ではないのです。
そんな強さも綜士にとってはムカつく原因となっていました。
翌日、山中に証拠の写真を見せますが
パソコンで細工をしたのだろうと突っぱねられます。
体育の時間、綜士が高跳びで1位になりますが
すぐ芹愛が記録を抜きます。
そのことで芹愛はクラスの人気を集めますが
綜士にはそれが気に入りません。
ちょっと困らせてやろうと
盗みの犯人を芹愛に擦り付ける細工をします。
山中が大事にしていた
メダルを盗んだ疑惑をかけられた芹愛。
しかし山中は父親が警察関係ということで
指紋をとる言い始めます。
指紋を調べられたら綜士が仕組んだことと
バレてしまいます。
すると盗んでいないと言い張っていた芹愛が
罪を認め綜士を庇ったのです。
このことがきっかけで芹愛は
イジメの対象となってしまうのでした。
それから5年、綜士は高校2年生に。
芹愛のことを愛していると気づいてから
数年が経過したある日・・・
夕方駅で芹愛が死んだと母から聞かされたのでした。
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君と時計と嘘の塔の感想は?
発端は小学5年生のときの些細な嫉妬心からはじまったこと。
綜士は常にクラスの中心にいることで
自分の存在価値を得ていました。
そんな彼に意見する山中。
目立つことをするわけでもないのに
人気のある芹愛があまり好きではなく
次第に人気を奪われていくことに嫉妬した綜士は
盗みの濡れ衣を芹愛に擦り付けます。
それから5年の年月は綜士が自分の気持ちに
気づきながらも素直になれないでいた期間です。
君と時計と嘘の塔
特になにをするわけでもないのに
クラスの信頼などを得てしまうタイプと
明るい自分を演出することで人気を得るタイプがいます。
人気が二分化すれば敵対心を持つのもわかるのですが
盗みの濡れ衣はやりすぎな気がして
後々芹愛のことが好きだと気づいたとありますが
なんとなく説得力に欠ける展開です。
しかしこの作品の面白さはそこではありません。
序盤に置かれた伏線がどうやって回収されていくのだろう
そのワクワク感があります。
地震のこと、芹愛が綜士を庇った理由・・・。
理由については芹愛が死んでしまうので
どうやって知ることができるのだろう・・・。
まったく予測がたてられません。
恋愛とSF設定という少し変わった本作は
女性向けなのですが男性でも十分楽しめます。
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