高殿円先生・原作、RURU先生・漫画の作品のインフェルノ。
父でありボスでもあるリッカに突然
フォアグラを所望されたノエルは
昔なじみのブラッドに協力を頼み闇市で手に入れます。
しかし取引現場で敵対しているファミリーからの銃撃
さらに同じファミリーの中からも命を狙う者がいて・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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インフェルノのあらすじは?
朝、ノエルが朝食の支度をしているとリッカが突然
フォアグラバーガーを食べたいと言い始め
それを聞いたノエルは
リッカのわがまま偏食がはじまったと思います。
クロックムッシュが焼けることを伝えても
リッカは聞き入れませんし既製品は嫌だといい
偏食を心配したノエルが自分が先に死んだら
どうするのだと諭しますが
飢えて死ぬだけだときっぱり言い切ります。
自分の主張が通らないリッカは
ノエルに血の誓いのことを出します。
インフェルノ
2人はコーザファミリーの伝統ある
血の誓いによって親子の関係にあります。
リッカはノエルより年下ですがノエルの父になるのです。
誓いのことを出されてはノエルもこれ以上なにも言えず
父であるリッカの願いを叶えるしかありません。
これから大学に行かなくてはならない息子のノエルを気遣い
フォアグラは夕食でいいと折り合いをつけたリッカですが
2人の朝食は犬の宮田の餌食に・・・。
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インフェルノのネタバレとその後の展開は?
旧東京湾岸部。
今は通称「灰スラム」と呼ばれている場所に向かったノエルは
10年経っても変わらない光景のそこを素通りして
知り合いのブラッドがいる店を訪ねます。
フォアグラを探していることを伝えると
素っ頓狂な声で復唱されます。
ブラッドがここまで驚くのには理由があり
生産方法の残虐さから
数十年前に違法となった食材だからなのです。
ブラッドに言われなくてもノエルは
なかなか手に入らない食材であることを知っていました。
だからこそブッラドを訪ねたのです。
ブラッドはリッカの偏食を
甘やかしすぎではないかとノエルに言いますが
彼の偏食は訳ありなので仕方がないのだそう。
母親が食事に入れられた毒で死に
自身も命は助かったのですが足に後遺症があります。
インフェルノ
結局ブラッドは闇市でフォアグラを手に入れてくることを約束し
ブラッドとノエルは境界と呼ばれるところまで出向きます。
そこで約束通りのフォアグラを手に入れますが
赤城ファミリーの銃撃を受けます。
どうやら彼らにとってノエルは賞金首になっていたようです。
なぜかと問うブラッドにノエルはどうってことないという口調で
ダチョウの卵を拝借したと教えます。
そのダチョウがどうやら赤城の若様のペットだったようで・・・
ノエルはナイフ1本で彼らをあっさり始末してしまいます。
フォアグラの鮮度が落ちることを心配するノエルは
この場から去りますが
彼を離れたところから殺意を持って伺う者が2人。
会話からノエルと同じファミリーのようです。
その後、ノエルは無事リッカご所望のフォアグラバーガーを
夕食に出すことができましたが
遅い夕食であったことで文句を言われます。
それでも違法の味に舌鼓を打つリッカでした。
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インフェルノの感想は?
近未来の日本を舞台にしたファミリー抗争を描いた作品です。
抗争に留まらず血の繋がりがない関係での親子間
また兄弟の契りなどの人間関係が展開していきます。
伝統的な誓いで年下のリッカを父に持ったノエルは
もともと身分の低い立場でしたが
縁あってリッカの息子になります。
リッカにもノエルにも抱えている闇は深く
また同ファミリー内でも立ち位置が複雑になっています。
インフェルノ
そんな2人がこの先どうやって未来を切り開いていくのか
まだまだ先が見えない展開です。
絵がとても綺麗で女性向けの作品ではありますが
血生臭いシーンもあることで
男性が読まれても楽しめる作品となっています。
ところどころに置かれる伏線の回収があまりされないので
軽めのミステリ、サスペンスものとしても読めると思います。
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