Sエスー最後の警官ーのネタバレと感想！対立関係にあるNPSとSAT

小森陽一先生・原作、藤堂裕先生・作画の作品の
Sエスー最後の警官ー。

 

制圧ではなく確保を目的とした特殊部隊
第3のＳが設立されます。

 

その突1に選ばれた一號は
拳ひとつで犯人を沈めてしまう一風変わった隊員。

 

それに対しＳＡＴの蘇我は一號の信念とは真逆で・・・。

 

 

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Sエスー最後の警官ーのあらすじは？

 

人質立てこもり事件が発生中。

 

犯人が立てこもっている周辺をＳＡＴの面々が包囲し
狙撃にも対応しています。

 

室内では犯人が人質に暴力を振るい警察に要求。

 

突入のカウントが始まった中
ＳＡＴとは別の特殊部隊が犯人が立てこもっている
隣の部屋で待機しています。

 

ＳＡＴの出すカウントに合わせ
1人の隊員が拳ひとつで挑もうとしています。

 

壁を破りその先にいる犯人の顔面を殴打。

 

そのあとにＳＡＴの突入隊が現れますが
すでに犯人は抵抗できる状態ではありません。

 

拳ひとつで片付けてしまった隊員の名は
神御蔵一號、所属はＮＰＳ。

 

Ｓエスー最後の警官ー

 

そんな彼に助けられた子どもは
なぜ殺してくれなかったのかと叫びます。

 

一號を迎えにきた上司は彼女になぜ確保なのかを話しますが
一號はただ涙を浮かべて謝罪の言葉を口にするだけでした。

 

警視庁に新設された第3のＳの存在を知る
ＳＡＴの隊長がＮＰＳの隊長に声をかけます。

 

ＮＰＳの隊長は元ＳＡＴの隊員のようです。

 

そして一號もＳＡＴの狙撃手である蘇我と
このとき顔を合わせたのでした。

 

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Sエスー最後の警官ーのネタバレとその後の展開は？

 

ＮＰＳはＳＡＴやＳＩＴと異なり
制圧ではなく確保を最終目的とした第3の精鋭部隊。

 

一號のほかに警察犬のポインター3号。

 

その責任者の梶尾と筋トレバカと呼ばれている古橋
元ＳＩＴの速田、そして隊長の香椎の5人と1匹です。

 

人質立てこもり事件の後、彼らに下された任務は
韓国大統領来日に合わせ立ち寄る場所やルートの確認でした。

 

しかし一號に任務は与えられず
代わりに与えられたのがお偉いさんの運転手。

 

苦手とする任務のためお偉いさんが下車すると
どっと疲れが押し寄せてきます。

 

そんなときランニングをしている人たちを見かけます。

 

一號は元々ボクサーでそのときの記憶が横切ります。

 

ふと声が聞こえ声のする方に視線を向けると
交番で道を尋ねる老女の姿が。

 

交番のおまわりさんは何度も同じ説明をさせられ
愚痴っぽくなっています。

 

見兼ねた一號が案内をすることにしたのですが
その間にお偉いさんが戻ってきてしまい大目玉を食らいます。

 

Ｓエスー最後の警官ー

 

次に与えられた任務は雑用。

 

ただ老女を助けただけで雑用を押し付けられた一號は
納得できずに文句が自然と口から出てしまいます。

 

そこに18人の死傷者が出た
事件発生の無線が入り香椎に連絡します。

 

犯人は逃走中で手榴弾所持とのこと。

 

今すぐにでも出動したい一號ですが
香椎の口からＳＡＴが動いていることを知らされ
さらに彼らの出番を奪うことは
できないということでした。

 

その頃、ＳＡＴの方は
コンビニの監視カメラから犯人を見つけます。

 

制圧しろとの命に狙撃の蘇我は辺りを警戒していると
スコープの先に一號の姿を捉えます。

 

街中を走って犯人を追っていた一號に香椎から連絡。

 

近くにいることを知った香椎は一號の勘に頼ることに。

 

近くの公園から当たることにし
それを見ていた蘇我も
なにか勘のようなものを感じたのか
中丸隊長の許可を得て一號を追いかけます。

 

公園に着くと先日助けた老女がおり
軽く会話をしているところに犯人が現れ
老女を刺してしまいます。

 

追ってきた蘇我が拳銃を構えますが
その射線上に一號が入り
強烈なパンチで犯人を倒します。

 

老女は助かり安堵した一號の前に蘇我が・・・。

 

彼は一號のとった行動を咎めますが
一號は改める気はない態度で通します。

 

2人は平和を守る気持ちは同じですが
そのやり方は正反対なのです。

 

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Sエスー最後の警官ーの感想は？

 

警視庁に新しく新設された
架空の特殊部隊の活躍を描いた作品。

 

犯人を許すわけではないのですが
確保して罪を自覚してほしいと願うＮＰＳと
制圧こそが国を守ると信じているＳＡＴとは
常に対立関係にあるという設定のようです。

 

ここで読者側も制圧派か確保派かで別れるでしょう。

 

一號と蘇我が主人公でダブル主人公という設定のため
どちらの視点に感情移入できるかで
作品の楽しみ方が変わってきそうです。

 

もちろんどちらにも感情移入できず
傍観者的に読み進める楽しみ方もできるかと思います。

 

Ｓエスー最後の警官ー

 

犯人を捕まえるだけの話ではなく
それまでの過程や事件後の心情なども
考えさせられる場合もあり
架空の部隊ではありますが臨場感があります。

 

男くさい刑事作品とまではいきませんが
刑事作品が好きな方なら
とても楽しめる作品かと思います。

 

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