弐瓶勉先生の作品のシドニアの騎士。
謎の異生物・奇居子に太陽系を破壊されて千年。
進化を遂げた人類は繁殖と生産を維持しながら
宇宙を旅する播種船・シドニアで暮らしていました。
その最下層で育った青年・谷風長道は
周囲とは色々などこか訳ありの様子で・・・?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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シドニアの騎士のあらすじは?
謎の異生物・奇居子に太陽系を破壊されて千年。
ほとんど食事がいらない身体
光合成により養分を摂取する人々・・・。
進化を遂げた人類はいまや1人でも繁殖ができたり
性別という概念がないものがでてきたりしていました。
彼らが暮らしているのは宇宙を旅する播種船・シドニア。
青年・谷風長道はその最下層で
ずっと祖父と共に暮らしてきました。
その祖父が死んでからしばらくして彼は米を獲りに行くために
祖父の言いつけを破り上へと向かいます。
運悪く米泥棒として捕まってしまった長道。
シドニアの騎士
それまで祖父以外の人間と会ったことすらなかった彼は
ひょんなことからそのまま最下層を出て
衛人と呼ばれる大型兵器の訓練生がいる
施設で暮らすことになります。
ずっと祖父と最下層で暮らしてきたため
長道は常識に疎くさらにこのご時世に光合成すらできず
食事によって栄養を摂る手段をとっています。
初めて知った外の世界は
今まで自分が生きてきた世界と違いすぎて
長道は早々に周囲から浮いた存在となっていきます。
仮想訓練の成績も奮わず会話をしてくれる相手は
性別のない存在であるイザナただ1人だけ。
そんな中迎えた実際に外へ出ての初飛行。
訓練生の彼らに与えられたのは近隣の小惑星から
氷塊を採取することそれだけのはずでした。
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シドニアの騎士のネタバレとその後の展開は?
近隣の惑星から氷塊を採取し帰還する
長道の初飛行はなんの変哲もない
ごく平凡な訓練生へ与えられる任務のはずでした。
しかし氷塊を採取している最中、事件は起こります。
突如として現れた無数の奇居子によって
長道とクラスメイトの機体が襲われてしまうのです。
特に長道はもろに攻撃を受けてしまったことで
損傷も大きく心肺停止だと伝えられます。
クラスメイトの少女は完全に奇居子に食われ
これ以上被害を出さないために
心肺停止となっている長道も切り捨てられることに。
シドニアの騎士
しかしその直後に長道は自力で蘇生し
自力で機体を動かし始めます。
そのまま1人、奇居子を退け帰還した長道。
しかしクラスメイトの女子は
完全に奇居子に取り込まれ死亡していました。
一時は心肺停止、さらに帰還後も
大きな傷を負って戻ってきた長道。
しかし驚異的な回復力を彼はみせ
すぐに動けるようになります。
そのことを不思議に思いつつも
自分がなぜそのような体質なのかはわからない長道。
さらに奇居子との戦いは熾烈さを増していき
シドニア最強の4人といわれていた戦士が
全員死亡するという事態に発展していきます。
奇居子に唯一効果的な兵器であるカビザシも遺失し
4人の戦士を失ったシドニア。
さらに戦いの際に緊急加速を行ったシドニアは
重力制御を失い艦内の一般人や訓練生に
大量の犠牲者を出すことになります。
刻一刻と悪化していく戦況の中
長道は遺失したカビザシ回収のために
再び出撃することとなるのです。
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シドニアの騎士の感想は?
ガンダムシリーズやエヴァシリーズに
通ずるものがあるような
SF漫画的な世界観が非常に強い作品です。
キャラクターの作画としては非常にあっさりした絵柄であり
人の見分けがつかないことがあるレベルです。
しかし深く壮大な世界観に
気づけばどんどん読み進めていってしまいます。
キャラクターがたくさんでてきますが
基本的に主人公以外はどんどん死ぬと思ってください。
ヒロイン枠かな?と思っていた子があっさりと死んだり
新しく出てきた登場人物がすぐに死んだりと
作風も相まってとにかく人が良く死ぬ作品です。
シドニアの騎士
アニメ化もしている作品ですが
世界観の説明などはアニメの方が
わかりやすかったかもしれませんね。
原作はこちらのマンガなんですが
アニメから入った方が世界観や物語が
わかりやすいかな?という
ちょっと変わったタイプの作品です。
比較的最近、全15巻で完結を迎えた作品になります。
序盤からかなり話が駆け足で進みますが
最後は比較的綺麗に
まとまっていたのではないでしょうか?
壮大な物語と独自の世界観。
一体どのようにまとまるかわからないストーリーの
一気に最後まで読めてしまいます。
時間があるときにでもまとめていかがでしょうか。
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